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オリーブ 鉢植えの育て方

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オリーブ 鉢植えの育て方

Olive (2).jpg
オリーブは育て始めると、けっこうハマりますね


オリーブは太古の昔から人々の生活に欠かせないもので、
たいへん大切に育てられてきました。

古代ギリシャではオリーブオイルは「黄金の液体」と呼ばれ、
特別なものとして扱われてきました。

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オリーブ 花が咲かない原因は?

Olive (1).jpg
6月ころに咲くオリーブ C)季節の花300


オリーブの実は美しく、オイルが採れたり、
テーブルオリーブを味わったりと楽しみの多いのが魅力です。

しかし、オリーブの木を育てていると花が咲かないことがあります。
花が咲かないときは、何らかの原因があるので挙げていきます。


Olive (2).jpg
葉も美しいオリーブ


■オリーブ 花が咲かない原因は?

オリーブの花が咲かないのは、温度管理や剪定の仕方など、
主に管理の仕方に原因があります。

オリーブの生長に必要なことや特性を知り、
適切な管理を行えば、花は必ず咲きます。

また、樹齢など、株側に原因があることもあります。

1.寒さに当てていない
オリーブは寒さに弱く、霜や凍結で枯れてしまいます。
一方で、10度以下の寒さに20日以上当たらないと、
花芽を付けることができず、花が咲かない原因となります。

オリーブを室内で育てているときは、
冬は玄関など寒い場所で管理するとよいでしょう。

2.日当たりが悪い
オリーブは、日当たりの良い場所を好みます。
日照不足になると発育が悪くなり、花を咲かせることができなくなります。

オリーブを植える時は、日当たりの良い場所を選びます。
室内で育てているときは、窓際など日当たりの良い場所に置きます。

3.水分と栄養分が不足している
オリーブは乾燥に弱く、水分が不足すると発育が悪くなります。
オリーブの花を咲かせるというステップは、
株にとっては大きなエネルギーを必要とするステップです。

オリーブは新芽の生長を助けるため3月に追肥を行います。
この追肥を怠ると、花芽が充分に生長できません。


Olive (3).jpg
オリーブの待望の実


4.剪定し過ぎ
オリーブの花芽は、前年に伸びた枝につきます。
オリーブは2月ごろ剪定を行い、樹形を整え、
風通しを良くする必要があります。

この時に、あまり強く剪定してしまい、
前年に伸びた枝をすべて切り落としてしまうと、
花芽が付かず花が咲きません。

5.樹齢が若い
オリーブが花をつけるためには、4〜5年かかります。

小さい苗木は樹齢が若い可能性が高く、
花をつける為にはもう数年生長する必要があります。

オリーブは適切な管理をして、順調に生長します。
根気よく育てて花が咲くのを待ちましょう。

>>オリーブの育て方|結実させるには受粉樹が必要
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オリーブの育て方|結実させるには受粉樹が必要

OliveA (3).jpg
オリーブの実りはとっても嬉しいです


OliveA (4).jpg
熟果は11月〜12月に収穫します


オリーブはオリーブオイルで有名です。
オリーブの塩漬けも、日本でも徐々に一般的になってきました。
ヨーロッパでは、紀元前から栽培されていたほど、
生活と密着したハーブです。

科名:モクセイ科
別名:なし
英名:olive
性質:常緑高木
利用箇所:果実

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.乾燥気味に管理しますが、夏の乾燥には注意します
2.冬には、十分寒さに当てないと花芽がつきません
3.甲信越以北では、鉢上げして越冬します


オリーブは、未熟な緑色の果実や、熟した黒紫色の果実を
渋抜きした後、塩漬けやピクルスなどにします。

また、熟した果実の果肉を粉砕したものから、オイルを搾ります。


OliveA (2).jpg
オリーブの花、咲いたら結実させたいですね


■品種

オリーブの品種は、約500種ほどありますが、日本で栽培が
可能な品種はそれほど多くありません。

「マンザニロ」「ルッカ」「ミッション」「ネバディロ・ブランコ」
「マセタルフィー」「ヘルダーレ」などが入手できます。

実を収穫したいなら、「マンザニロ」「ミッション」がよく、
庭木としたいのなら「ネバディロ・ブランコ」「ヘルダーレ」がよいでしょう。

オリーブは雄雌同株で両性花をつけますが、
自分の花粉では受精が困難な”自家不和合性”のため、
違う品種を2本以上植えなければ実がつきません。
花粉量の多い「ネバディロ・ブランコ」を受粉樹にすることが多いです。

また、「ルッカ」なら、1本でも結実します。


OliveA (7).jpg
オリーブ、実りが美しいです


■栽培管理

オリーブは銀葉が美しいため、観賞用としても人気があります。

ただし、樹勢が強く、大木になるため、剪定が重要です。

・植え場所
オリーブは日当りの良い場所を好みますが、半日陰でも生育しますが、
日当たりが悪いと枝が細くなって、生育も悪くなります。

乾燥を好み、やせた土地でも生育しますが、
夏に乾燥させすぎると実が小さくなるため注意します。

オリーブは根の張りが浅く、また枝がもろいため、
風の強い場所を嫌います。

・植え付け
3月〜4月が植え付け適期です。

酸性土壌を嫌い、アルカリ性を好むため、植え付けの2週間前までに
苦土石灰を多めに混ぜ込んでおきます。

1週間前になったら、元肥を施し、
根つきを良くするため、よく耕しておきます。

ポットから苗を抜いたら、やや深めに植え付けます。
株元をしっかりと押さえたら、根と土が密着するよう
たっぷりと水やりをします。

・追肥
追肥は3月と6月、9〜10月の年3回、油かすなどを株元に与えます。

・水やり
オリーブはもともと乾燥気味を好むため、
基本的に自然の降雨だけでも充分育ちます。

しかし、夏に乾燥させすぎると実が小さくなるため、
真夏の乾燥期は、乾燥が続くようなら、
水やりをしてあげましょう。

・冬越し
オリーブは比較的低温に強く、-2〜3℃までは耐えますが、
霜や凍結に非常に弱いので、甲信越以北では地植えでの
冬越しは難しいでしょう。

これらの地域は、晩秋になったら鉢植えにして、
霜の当たらない場所で管理します。

オリーブは、冬の寒さにさらされないと花芽ができないので、
室内に取り込まず、外で管理します。

・増やし方
オリーブは、挿し木で増やすことができます。
緑枝挿しと太枝挿しがあります。

緑枝挿しは、7月、若い枝を先端から10cmの長さに切り、
湿らせた川砂に挿し、根が出るまでは半日陰で
乾かさないように管理します。

根が出たら、鉢に植え付けて3年以上育て、
十分株が大きくなってから、植え付けます。

太枝挿しは、直径5cm・長さ30cmほどの枝が最適です。
剪定の際に太い枝を切り落とした場合などに行うとよいでしょう。

先端1cmくらいが地面に出るよう、育てたい場所に枝を深く埋めます。
しばらくすると地面から新芽が数本出てくるので、
そのまま育てます。

芽が出るまでの時間は少しかかりますが、成功率が高く、
その後の生長が早い方法です。

・剪定
オリーブは樹勢が強く、大木になるため、剪定が重要です。

枝葉が混みあうと、樹冠内に日が当たらなくなり、
病害虫の発生が増えたり、風当たりが強くなってしまいます。

風害を受けるようになるため、3月〜4月、
樹冠内に日が当たるように、枝をすきます。

伸びすぎた枝や細くて弱々しい枝、込み合った部分の枝を
切り落とします。

切るときは、外側についている芽のすぐ上で切ります。


OliveA (8).jpg
オリーブは酒のつまみにも美味です


■収穫

オリーブは成熟するにつれて、果皮が緑色から赤色、
そして黒紫色に変わっていきます。

緑果は10月〜11月、熟果は11月〜12月に収穫します。

オリーブの果実は、そのままでは強い渋みがあるため、
渋抜きが必要です。

手軽に渋を抜くには、塩漬けが良いでしょう。

摘み取った果実はよく洗い、包丁で切れ込みを入れます。
保存容器に入れて塩をまぶし、冷蔵庫で保存します。
3週間以上たった頃から渋が抜けます。
食べるときには、好みの塩加減になるまで塩抜きをします。

なお、熟果よりも、緑果の方が、渋抜きに時間がかかります。


■病害虫

病気は果実を侵す炭そ病、枝梢を枯らす梢枯(しょうこ)病に
注意が必要です。
梢枯病は炭そ病菌によって新梢先端が枯死するもので、
梅雨どきを中心に発生します。

害虫は、オリーブアナアキゾウムシやハマキムシなどがあります。

オリーブアナアキゾウムシは、成虫が木に卵を産みつけ、
ふ化した幼虫は枝や幹の内部を食い荒らします。

株元におがくずがたまっていたり、樹皮の表面に
かさぶたのようなものがあると、被害に遭っている可能性が高いです。

オリーブアナアキゾウムシの予防としては、
定期的に薬剤を散布します。

被害にあってしまった場合は、穴を見つけて、
硬い棒などを使って掻き出します。

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