花木のカテゴリ記事一覧

野菜 果樹 ハーブ 山野草の分かりやすい育て方。画像満載。


 
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カテゴリ:花木

花木のカテゴリ記事一覧。野菜 果樹 ハーブ 山野草の分かりやすい育て方。画像満載。
アオキの育て方

2015-10-16 花木
アオキは耐寒性に富み、多少の日陰でもよく育つので、庭木として人気です、剪定も楽で育てやすいです・学名 Aucuba japonica・分類 常緑低木・科名 ミズキ科・属名 …

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ルリマツリモドキの育て方

2015-10-14 花木
ルリマツリモドキ、別名ブータンルリマツリは、鮮やかな青い花は初夏から秋にかけて長い間咲き続け、秋には紅葉も楽しめるのが魅力の庭木です[ルリマツリモドキの育て方]…

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コトネアスターの育て方

2015-10-12 花木
小枝にいっぱいつく赤い実と、葉の緑が美しく、這わせたり、垂らしたりと楽しみ方が多い庭木です。[コトネアスターの育て方] ・学名 Cotonester spp・分類 常緑低木・…

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ソヨゴの育て方

2015-10-09 花木
ソヨゴは初夏の可憐な小花、秋の真っ赤な実が魅力で、幹も美しく一年中観賞価値が高い庭木です[ソヨゴの育て方] ・学名 Ilex pedunculosa・分類 常緑高木・科名 モチ…

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ドウダンツツジの育て方

2015-10-07 花木
ドウダンツツジは、1年中楽しめます [ドウダンツツジの育て方]・学名 Enkianthus spp・分類 落葉低木・科名 ツツジ科・属名 ドウダンツツジ属・原産地 東アジア、ヒ…

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サザンカの育て方

2015-10-05 花木
サザンカは、日本だけで300種類以上ある花木です丈夫な木で、剪定を上手にすると花数が増えます[サザンカの育て方] ・学名 Camella sasanqua・分類 常緑小高木・科名 …

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モミジ・カエデの育て方

2015-10-03 花木
モミジの実[モミジ・カエデの育て方] ・学名 Acer spp・分類 落葉高木・科名 カエデ科・属名 カエデ属・原産地 北半球・樹高 1〜40m・開花期 4月上旬〜4月中旬・…

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ピラカンサの育て方

2015-09-28 花木
ピラカンサは、花、実、葉も美しいです[ピラカンサの育て方] ・学名 Pyracantha spp・分類 常緑低木・科名 バラ科・属名 トキワサンザシ属・原産地 ヨーロッパ東南…

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ウメモドキの育て方

2015-09-25 花木
ウメモドキとヒヨドリ[ウメモドキの育て方] ・学名 Ilex serrata・分類 落葉低木・科名 モチノキ科・属名 モチノキ属・原産地 日本・樹高 2〜3m・開花期 5下旬〜6…

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シコンノボタンの育て方

2015-09-22 花木
花が咲き続けて華やかです[シコンノボタンの育て方] ・学名 Tibouchina urvilleana・分類 常緑低木・科名 ノボタン科・属名 ティボウキナ属・原産地 ブラジル・樹高…

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ヤマボウシの育て方

2015-09-19 花木
ヤマボウシはハナミズキの近縁です[ヤマボウシの育て方] ・学名 Cornus kousa・分類 落葉低木・科名 ミズキ科・属名 ミズキ属・原産地 本州、四国、九州、朝鮮半島…

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ブッドレアの育て方

2015-09-08 花木
ブッドレアの和名はフサフジウツギ[ブッドレアの育て方] ・学名 Buddleja davidii・分類 落葉低木・科名 フジウツギ科・属名 フジウツギ属・原産地 中国、南北アメ…

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エンジェルストランペットの育て方

2015-09-05 花木
エンジェルストランペットをかがんで見上げると、また綺麗です[エンジェルストランペットの育て方] ・学名 Brugmansia sPP・分類 常緑低木・科名 ナス科・属名 ブル…

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キンモクセイの育て方

2015-09-01 花木
キンモクセイ、小さな花もかわいらしいです[キンモクセイの育て方] ・学名 Osmanthus fragrans ver.aurantiacus・分類 常緑小高木・科名 モクセイ科・属名 モクセイ…

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酔芙蓉[フヨウの育て方] ・学名 Hibiscus mutabilis・分類 落葉低木・科名 アオイ科・属名 ヒビスクス属・原産地 四国・九州南部、沖縄、中国、済洲島、台湾・樹高…

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アベリアの育て方

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アベリアは、美しく剪定にも強いです[アベリアの育て方] ・学名 Abelia × grandiflora・分類 半常緑低木・科名 スイカズラ科・属名 アベリア属・原産地 北半球の温…

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ハギの育て方

2015-08-23 花木
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ムクゲの育て方

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青空に映えるムクゲ[ムクゲの育て方] ・学名 Hibiscus syriacus・分類 落葉小高木・科名 アオイ科・属名 フヨウ属・原産地 中国・樹高 3〜5m・開花期 7月上旬〜9…

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2015-08-12 花木
サルスベリの開花、6枚の花弁が波打ちます[サルスベリの育て方]・学名 Lagerstroemia indica・分類 落葉低木〜高木・科名 ミソハギ科・属名 サルスベリ属・原産地 …

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アオキの育て方

  •  投稿日:2015-10-16
  •  カテゴリ:花木
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アオキは耐寒性に富み、多少の日陰でもよく育つので、
庭木として人気です、剪定も楽で育てやすいです


・学名 Aucuba japonica
・分類 常緑低木
・科名 ミズキ科
・属名 アオキ属
・原産地 日本
・樹高 2m〜3m
・開花期 3月中旬〜5月中旬
・果実熟期 11月初旬〜3月中旬



[アオキの育て方]


■アオキの特徴

アオキは葉も枝も青いことからその名がつきました。
美しい色合いの大きな葉と、
冬につける艶やかな赤い実を観賞する樹木です。

耐寒性に富み、多少の日陰でもよく育つので、
庭木として昔から親しまれてきました。

班入りの品種も多く、
他の樹木との組み合わせを楽しむことができます。

雄雌異株で、実を楽しむために、
雄株と雌株の2本を植える必要があります。

鉢などの虫を介して自然に授粉し、実をつけるので、
雄株と雌株は多少離れた場所に植えても影響はありません。


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アオキの若葉


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
北海道中部まで屋外での栽培が可能です。

・品種選び
サルフレア・アルギナータ:
大きな葉の周囲に黄色の班が縁取りのように入ります。
日当たりのよい場所では葉が日焼けすることがありますが、
日当たりが悪すぎるときれいな班が入りません。

スターダスト:
葉に星をちりばめたような美しい黄色の班が入ります。
日陰でよく育ちます。

ピクチュラータ:

葉の中央に鮮やかで大きな黄色の班が入り、
その周囲を星をちりばめたような細かい班が入ります。

ホソバ:
班のはいらない、深緑の葉が印象的です。
その名の通り葉は細長い形をしています。

ヒメダルマ:
コンパクトな樹形に育つ品種です。
葉が小さい分、実が大きくよく目立ちます。


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アオキの花は、かわいいですね


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは4月〜6月または8月〜9月に行います。
水はけのよい土地を好み、
水はけが悪いと根腐れをおこしやすくなります。

日当たりのよいところよりも、
半日陰の環境の方が班がきれいに入ります。

植え付け時には植穴を大きく掘り、
掘り上げた土に鶏糞や完熟の堆肥を混ぜておきます。
水はけの悪い時であれば、高植えにしておくとよいでしょう。

・鉢の植え替え
植え替えは年中行うことができますが、
植え付けに適した4月〜6月または8月〜9月に行うと、
株に大きな負担をかけません。

鉢の底から根がはみ出すようになったら、
ひと回り大きな鉢に植え替えを行います。

土は、赤玉土の小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜたものを使います。
鉢底石を敷いて水はけを良くしておきましょう。


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アオキは自然形に仕立て透かし剪定すると良いです


■剪定と仕立て方

アオキは自然形に仕立てるとよいでしょう。
植え付けて2〜3年は剪定の必要はありません。

生長してくると葉が混み合うようになり、
蒸れて病害虫が発生しやすくなるので剪定が必要になります。

アオキの剪定は間引き剪定が基本になります。
3月に、伸びた枝を根元から切り落とします。
樹形を乱すような飛び出した枝は他の枝に長さをそろえて切ります。


■栽培管理

・水やり
庭植えではほとんど水を与える必要はありません。
鉢植えの場合は鉢の土が乾いたらたっぷりと水を与えて、
水切れに注意していきます。
冬の休眠期は水やりの頻度を少なくします。

・肥料
基本的にはあまり肥料を必要としません。
実付きをよくしたいときはあると秋に鶏糞を与えます。

鉢植えでは、2月中旬〜3月中旬と9月上旬〜10月下旬に、
油かすの玉肥を置き肥します。

・増やし方
発根しやすいので挿し木で簡単に増やすことができます。
冬と春先の新芽が伸びる時期以外は何時でも挿し木を行えます。

今年伸びた枝を赤玉土に挿しておきます。
実付きの枝を挿し気にし、
盆栽のように小鉢で観賞することもできます。


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若葉と花


■病害虫

風通しが悪いとすす病が発生しやすくなります。
間引き剪定を行い、病気の原因となる、
アブラムシやコナジラミ、カイガラムシの発生を予防します。

鉢の置き場所がベランダやガラス室である場合には、
チャノホコリダ二の発生に気をつけましょう。

チャノホコリダが発生すると、新芽が茶色く萎縮してしまいます。

発生したら、よく晴れた日に圧力をかけた水を散布して退治します。
あまりにもひどい被害を受けた時には、殺虫剤を使用して退治します。
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ルリマツリモドキの育て方

  •  投稿日:2015-10-14
  •  カテゴリ:花木
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ルリマツリモドキ、別名ブータンルリマツリは、
鮮やかな青い花は初夏から秋にかけて長い間咲き続け、
秋には紅葉も楽しめるのが魅力の庭木です


[ルリマツリモドキの育て方]


・学名 Ceratostigma plumbaginoides
・分類 落葉小低木または多年草
・科名 イソマツ科
・属名 ルリマツモドキ属
・原産地 中国
・樹高 0.3m〜0.6m
・開花期 6月中旬〜10月下旬



■ルリマツモドキ特徴

ルリマツモドキの花径は1〜2pと小さいのですが、
美しい花色は視線を引き付け、お庭の名脇役になってくれます。

ルリマツリと近縁種で「モドキ」という名前が付けられていますが、
属が違います。

小低木のものと多年草のものとがあります。
冬には地上部は枯れてしまいますが、
春になると芽吹いて生長をはじめます。


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こちらがルリマツリ


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
露地栽培は関東以西に限られます。
寒冷地では鉢植えで育てるとよいでしょう。

・品種選び
ケラトスティグマ・ウィルモッティアヌム:
樹高は0.7mほどで、株立ちになります。
枝数が少なくすっきりとしています。
綺麗な黄金色の葉が魅力的です。

ケトラスティグマ・グリフィティー:
ブータンルリマツリという名で流通しています。
樹高は0.6〜1mほどで、花は少し小さいです。
花は咲き始めると寒さに当たるまで咲き続けてくれます。
紅葉も美しい品種です。


■植え付け・植え替え

・植え付け
3月もしくは11月に植え付けます。
肥沃で日当たりがよく、水はけがよい土地を好みます。

植え穴を掘った土にバーク堆肥を混ぜて植え付けます。
寒い地方では地上部分が枯死します。

関東地方では、
冬は地上部を腐葉土などでマルチングしたほうがよいでしょう。

・鉢植えの植え替え
根が鉢一杯になったらひと回り大きな鉢に植え替えます。
植え替え時は、根をあまりいじらないように気をつけましょう。

赤玉土にバーク堆肥を2:1の割合で混ぜたものを用土にします。
関東地方より寒い地域では、冬は鉢を室内に取り込んで冬越しします。


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ルリマツリモドキの苗 C)千草園芸


■剪定と仕立て方

寒い地域では冬は地上部が枯れていきます。
その場合は、地上部に残った枯れ枝を切り取ります。

翌年は新しい枝が伸びていきます。
低木で越冬する場合は、2月ごろに枯れ枝を整理します。

毎年少しずつ大きくなって行きますが、
あまり大きくなると重みで傾いていきます。

3年に1度株元から30pくらいのところまで刈り込み、
枝を更新するとよいでしょう。


■栽培管理

・水やり
庭植えは、夏時期の乾燥がひどい時以外は必要ありません。
鉢植えでは、4月〜10月末まではしっかりと水を与えます。

11月〜3月末までは休眠期に入ります。
休眠期の水やりは控えめに行います。

・肥料
5月〜6月には、花を咲かせるための肥料を施します。
油かすなどの有機肥料か緩効性の化成肥料を施します。

11月〜12月には、春の芽吹きのための肥料を与えます。
こちらも油かすや緩効性の化成肥料がよいでしょう。

・増やし方
挿し木で増やすことができます。
梅雨時期に新しい枝を10p程切り、赤玉土に挿しておきます。


■病害虫

病害虫の被害はあまり心配いりません。
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コトネアスターの育て方

  •  投稿日:2015-10-12
  •  カテゴリ:花木
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小枝にいっぱいつく赤い実と、葉の緑が美しく、
這わせたり、垂らしたりと楽しみ方が多い庭木です。


[コトネアスターの育て方]


・学名 Cotonester spp
・分類 常緑低木
・科名 バラ科
・属名 シャリントウ属
・原産地 中国西南部〜ヒマラヤ地方
・樹高 0.3m〜3m
・開花期 5月中旬〜6月中旬
・果実熟期 10月中旬〜1月下旬



■コトネアスターの特徴

弓上の小枝にびっしりとつく赤い実と、
葉の緑とのコントラストを楽しむ樹木です。

秋に赤い実を楽しむ樹としては、
ピラカンサよりもやや地味な存在です。
>>ピラカンサの育て方

しかし、刈り込みに堪え、匍匐状に枝を伸ばすので、
使い方によっては面白い存在です。

グランドカバーにしたり、壁にはわせたり、
岩陰から垂れ下がるように仕立てたりと、
お庭にダイナミックな表情をつけてくれそうです。


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新緑も美しい


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
東北地方中部より以西で栽培が可能です。
それより寒い地域では、鉢植えや盆栽で楽しむことができます。

・品種選び
コトネアスター・ホリゾンタリス:
コトネアスターの中で最も普及している品種です。
「ベニシタン」という名前で呼ばれることもあります。

コトネアスターの中で最も耐寒性に優れ、
東北地方でも露地栽培が可能です。

樹高は30〜50pくらいで、
枝は傘のように広がりながら垂れ下がります。
実付きが良く、鉢植えや盆栽にも向いています。

ヒブリドゥス・ペンドゥルス:
湾曲した枝がよく伸びるのでグランドカバーに向いています。
実は固まって付くのでよく目立ちます。
夏時期の気温が低い山間部の方がよく育ちます。

コトネアスター・ウォーテレリ:
枝は立ち性で大きな株になる品種です。
果実は橙色で、葉は他の品種に比べて大きく、艶がありません。
丈夫で育てやすい品種です。

コトネアスター・ムルティフロルス:
「シロシタン」という名で呼ばれることもあります。
春になると白い可憐な花を咲かせます。
盆栽として楽しむのも素敵です。

コトネアスター・フランシェティー:
枝がよく分枝して広がります。
実は少し小ぶりです。


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斜面やロックガーデンでも楽しめます


■植え付け・植え替え

・植え付け
3月中旬〜4月下旬又は10月上旬〜11月下旬に作業を行います。
日当たりが悪く、水はけの悪い場所を嫌います。

匍匐状に伸びるので、植えるスペースは広く必要です。
生長すると移植ができないので、
あらかじめ利用方法を決めてから植え付けてあげます。

斜面やロックガーデンでの利用がお勧めです。
日当たりと水はけがよく、肥沃な土地で、
中生から弱酸性の土壌を好みます。

植穴は根鉢よりも大きく掘り、
掘り上げた土に苦土石灰と堆肥や腐葉土を混ぜておきます。
植え付け後は、土をよく固めてなじませます。

・鉢の植え替え
植え替えは3月中旬〜4月下旬、
もしくは10月上旬〜11月下旬に行います。

鉢はひと回り大きな鉢を用意し、根鉢を崩さないように植えます。
用土は赤玉土と堆肥か腐葉土を6:4の割合で混ぜたものを使いましょう。


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枝が長いタイプ


■剪定と仕立て方

剪定を行うのは休眠期の2月中旬〜3月中旬です。
コトネアスターには枝が長いタイプと枝が短いタイプがあります。

長枝タイプは枝の途中から切ってしまうと、
樹形が不自然になってしまいます。

美しくしなる枝を楽しむために、
古い枝を根元から切り落とすようにします。
短枝タイプは枝先をそろえるように剪定します。


■栽培管理

・水やり
庭に植えているときは、
乾燥がひどい時以外は水やりは必要ありません。

鉢植えは、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。
2月〜3月は休眠期なので水やりの頻度を控えめにします。

・肥料
寒肥として2月に骨粉と油かすを混ぜた有機肥料を与えます。
9月の上旬に追肥として緩効性の化成肥料を与えます。

・増やし方
挿し木で増やすことができます。
6月上旬から8月上旬に、新しく伸びた枝を10p程に切り、赤玉土に挿します。

コトネアスターは発根しやすいので挿し木は容易に行えます。
ゲッケイジュの挿し木と同じ方法で挿し木ができます。
>>ゲッケイジュの挿し木

■病害虫

都市部では、乾燥した時期にハダニの被害に合うことがあります。
梅雨が明けたら、ときどき殺ダニ剤を散布するとよいでしょう。

せっかくついた赤い実が虫の被害に合うこともあります。
アセフェート水和剤で予防することができます。
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ソヨゴの育て方

  •  投稿日:2015-10-09
  •  カテゴリ:花木
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ソヨゴは初夏の可憐な小花、秋の真っ赤な実が魅力で、
幹も美しく一年中観賞価値が高い庭木です


[ソヨゴの育て方]


・学名 Ilex pedunculosa
・分類 常緑高木
・科名 モチノキ科
・属名 モチノキ属
・原産地 本州関東以西、中国、台湾
・樹高 7m
・開花期 月上旬〜7月中旬
・果実期 10月上旬〜11中旬



■ソヨゴの特徴

ソヨゴはつややかな葉と初夏に咲く可憐な白い小花、
秋になる赤い実が魅力の樹です。

生長が遅く、一年中観賞価値が高いので、
庭のシンボルツリーにも適しています。

ソヨゴ、という名前は、
風がふくと葉がこすれてそよそよと音を立てることから付きました。
名前も姿かたちも美しい樹ですね。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
耐寒性と耐暑性がありますが、東北より北では栽培できません。

・品種選び
ソヨゴ:
ソヨゴはあまり品種は多くありません。
一般的にはソヨゴといえば原種が「ソヨゴ」として販売されています。

プリンセスルビー:
プリンセスルビーは最近住友林業が作り出した新品種です。
直立性で従来のソヨゴよりもダイナミックな印象です。
実が大きく、葉に隠れてしまわないのが魅力です。

ウインタールビー:
ウインタールビーはソヨゴの品種改良第一号です。
葉がウエーブ上に波打ち、とてもかわいらしい印象です。
実も従来のソヨゴよりも大きくなっています。


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ソヨゴの実


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは、3月上旬〜4月下旬または9月上旬〜11月下旬に行います。
日当たりのよい場所を好みますが、
葉が日焼けするので西日が強く当たる場所は避けます。

肥沃な土地を好むので、植穴を掘り上げた土に腐葉土を混ぜ、
植穴に緩効性の肥料を入れておきます。

水はけの悪い土地に植える時は、
根元を高くして水はけを良くしておきます。
ソヨゴは雄雌異株です。

実を楽しみたいときは、雄株と雌株を1本ずつ植えるとよいでしょう。
生長が遅いので、少し大きな苗木を選んだ方が見栄えがします。

特に小さな雌株は生長が遅く樹形も乱れやすくなります。
大きくなるまで支柱をたててあげたると安心です。

・鉢の植え替え
植え替えは3月上旬から4月下旬か9月上旬から11月下旬に行います。
根が混んで来たらひと回り大きな鉢に植え替えます。

あまり大きくしたくないときには、根を少し切り落とし、
同じ大きさの鉢に植え替えます。
この時、葉も1/3ほど剪定します。

植え替え時には、赤玉土と腐葉土と緩効性肥料を、
6:3:1の割合で混ぜたものを用土として使います。


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ソヨゴの花


■剪定と仕立て方

生長がゆっくりなので自然形でしたて、樹形もあまり乱れません。
今年枝の派腋に花芽が付きます。

剪定は、春先にしても実が付きます。
徒長枝を剪定するくらいであまり強い剪定は必要ありません。


■栽培管理

・水やり
ソヨゴは根が浅く乾燥しやすい樹です。
庭植えでは、夏時期の乾燥に注意します。
鉢植えでは、夏場はたっぷりと水やりを行います。

・肥料
寒肥として2月上旬から3月下旬に、
油かすを骨粉を混ぜた有機肥料を施します。

開花時期の6月上旬から7月中旬には、
緩効性の化成肥料を施します。

・増やし方
挿し木もしくは種を播いて増やすことができます。
挿し木は、新梢を15p程に切り、赤玉土に挿します。


■病害虫

あまり病害虫の被害はありません。
7月ごろ、褐班病が発生することがあります。
万が一発生したら銅水和剤を散布します。
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ドウダンツツジの育て方

  •  投稿日:2015-10-07
  •  カテゴリ:花木
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ドウダンツツジは、1年中楽しめます


[ドウダンツツジの育て方]


・学名 Enkianthus spp
・分類 落葉低木
・科名 ツツジ科
・属名 ドウダンツツジ属
・原産地 東アジア、ヒマラヤ
・樹高 2〜3m
・開花期 4月上旬〜5月中旬
・紅葉期 10月中旬〜11下旬



■ドウダンツツジの特徴

ドウダンツツジ、春には新梢の芽吹きとともに花を咲かせます。
小さなつぼ型の花が下向きにたくさん咲く様は大変愛らしいものです。

秋になると葉が真紅に染まり、
花が少ない秋の庭を鮮やかに彩ってくれます。

細く繊細な枝は観賞価値が高く落葉後の楽しみになります。
ドウダンツツジは1年中私たちの目を楽しませてくれる庭木です。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
日本全国で栽培が可能です。

・品種選び


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サラサドウダン:
北海道から本州にかけて生息する品種です。
黄色時に赤い模様が縦に入る様が、
更紗染めに似ていることがからこの名前がつきました。
樹高は4〜5mくらいにまで育ちます。

ベニバナドウダン:
サラサドウダンの変種です。
赤字の花に濃紅の筋が入る花がとても美しい品種です。

カイナンサラサドウダン:
サラサドウダンの変種です。
大きな葉と、薄緑に淡い紅色の筋が入る花が特徴的です。

シロバナフウリンツツジ:
サラサドウダンの変種です。
釣鐘上の白い小花が大変美しい品種です。

シロドウダン:
やや緑がかった白い花は立てに連なってブドウのように見えます。
鮮やかな葉も魅力的です。
九州四国など温かい地域に分布しています。

アブラドウダン:
油をつけたように葉に光沢があります。
花はつぼ型で薄緑がかった白色です。
山に自生していることからヤマドウダンとも呼ばれます。

ツクモドウダンツツジ:
ドウダンツツジの矮性で、白い花を咲かせます。
小さな樹形を活かして盆栽にしても素敵です。


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ドウダンツツジの紅葉


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは休眠期の2月〜3月か9月〜11月に行います。
日当たりがよく、排水のよい場所を好みます。
根が浅く張るため乾燥に弱いので、
植え付け時には保水性を良くしておくとよいでしょう。

根が細く広く伸びて行くので植穴は大きく掘ります。
掘り上げた土に腐葉土とピートモスを2〜3割混ぜておきます。

深植えにならないように植え付け、
株の周囲に腐葉土やピートモスでマルチングをして乾燥を防ぎます。

・植え替え
細い根がよく伸びるので2〜3年に1度は植え替えが必要です。
植え替えは2月〜3月か9月〜11月に行います。

用土は赤玉土小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜたものを使います。


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きれいに剪定されたドウダンツツジ


■剪定と仕立て方

ドウダンツツジは刈り込みに堪え、
生垣や玉仕立てなど好みの樹形に仕立てることができます。

ただし、サラサドウダンは刈り込みすぎないように、
自然形で育てたほうがよいでしょう。

ドウダンツツジは夏に花芽が作られるので、
剪定は花が咲いた後すぐに行います。

剪定は必ず行わなければならないものでもありません。
自然な樹形を楽しむときは、
込み入った枝の実を根元から切り落とします。

花をあまり重視せず、樹形や紅葉を重視するのであれば、
剪定は時期を気にせず行います。

花後に刈り込んで好みの樹形に仕立て、
その後は枝が伸びて樹形が乱れてきたら、
剪定を行って樹形を整えます。


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開花の盛り


■栽培管理

・水やり
乾燥に弱いので、乾燥するようであれば水を与えます。

特に、初夏から夏の花芽が作られる時期に水切れを起こすと、
翌年の花付きが悪くなってしまいます。

根元に腐葉土などでマルチングをしておくとよいでしょう。

・肥料
寒肥として2月〜3月の間に油かすと骨粉を混ぜたものを施します。

花後のお礼肥として緩効性の化成肥料を施しますが、量は控えめにします。

紅葉の時期には肥料が切れている方が、
美しい紅葉を楽しむことができます。


・増やし方
ドウダンツツジは挿し木で増やすことができます。
梅雨の時期に、新しく伸びた枝を10p程に切り、
鹿沼土に挿しておきます。


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新緑も美しいです


■病害虫

ハダニ、カイガラムシ、アブラムシに注意が必要です。
ハダニやアブラムシの被害は紅葉の美しさを半減させてしまいます。

早めに殺虫剤を散布して退治しましょう。
カイガラムシは見つけ次第ブラシなどでこすり落とします。
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サザンカの育て方

  •  投稿日:2015-10-05
  •  カテゴリ:花木
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サザンカは、日本だけで300種類以上ある花木です
丈夫な木で、剪定を上手にすると花数が増えます


[サザンカの育て方]


・学名 Camella sasanqua
・分類 常緑小高木
・科名 ツバキ科
・属名 ツバキ属
・原産地 四国・九州・沖縄
・樹高 2〜5m
・開花期 4月上旬〜4月中旬
・紅葉期 10月中旬〜2月下中旬



■サザンカの特徴

サザンカ(山茶花)は大輪の華やかな花が咲き、
冬枯れの時期の庭を美しく彩ってくれます。

江戸時代から庭木として定着していて、数多くの品種があります。
サザンカはサザンカ群・春サザンカ群・カンツバキ群の、
3つのグループに分かれています。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
比較的温暖な気候を好み、東北以西で栽培が可能です。

・品種選び

<サザンカ群>
秋から冬にかけて咲くグループです。
花は大輪で一重から二重咲きです。

雪山:
縮れた白い花弁が可憐です。
駐輪で半八重咲きです。

二重弁天:
薄紅色での一重の花が清楚です。
葉に帯状の黄色の班が入ります。

酒中花:
一重ですが、白い花弁が丸く大きく、
紫紅色のふちどりがふんわりと入り華やかです。

朝日鶴:
半八重の大輪の花です。白い花に濃い紅色のぼかしが入ります。
花は外側に大きくカーブし、大変ユニークな形をしています。

七福神:
半八重の大輪です。
やや縮れた花弁は濃い桃色で華やかさがあります。

東雲:
半八重の大輪です。
丸い桃色の花がとてもかわいらしい印象です。


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八重も存在感があります


<春サザンカ群>
サザンカとヤブツバキが自然に交配してできた品種です。
冬から春にかけて開花します。

六歌仙:
一重のラッパ咲きの花です。
鮮やかな紅色の丸い花弁に白色の班が入ります。

鎌倉絞り:
一重で小さい花をつけます。
紅色の花弁に白の班が入ります。
江戸時代から生息している古い品種です。

絞り笑顔:
半八重の大輪の花が咲きます。
桃色の花弁に白い班が入り、華やかでかわいらしい印象です。

<カンツバキ群>
真冬に咲くグループで、八重咲きの品種が多く、枝は横に伸びていきます。
富士の峰:
白い八重の花が咲きます。中輪で、
咲きはじめが特に華やかで美しい品種です。

立寒椿:
紅色で二重の花が咲きます。
勘次郎という名でも親しまれています。

緋乙女:
バラのように花弁が幾重にも重なっています。
紅色のぼかしの入った花弁はとても華やかです。

昭和の栄:
獅子咲きで濃い桃色の花弁が美しい品種です。
花付きが良いのが特徴です。


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雪にも映える花です


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは、3月中旬から5月中旬か、9月上旬から10月中旬に行います。
日当たりのよい水はけのよい土地を好みます。

植穴は根鉢の倍の深さを掘り、
掘り上げた土に腐葉土やバーク堆肥を混ぜておきます。

根鉢が地表よりもやや高い位置になるように植え付けます。
植え付け後はたっぷりと水を与えます。

・植え替え
植え替えは3月中旬から5月中旬、
または暑さのピークが過ぎた9月上旬から10月中旬に行います。

水はけのよい土を好むので、赤玉土に腐葉土を6:4の割合で混ぜていきます。
サザンカは根詰まりをおこしやすいので、2〜3年に一度は植え替えを行います。


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道沿いのサザンカ


■剪定と仕立て方
サザンカは自然形で育てます。
カンツバキは横開性に育つので、生垣にすることができます。

剪定は花が咲き終わり、新芽が動き出す前の3月〜4月に行います。
サザンカの花芽は新しく伸びた枝につくので、
剪定が遅れると花が咲かなくなります。

花が咲いた枝を葉が2〜3枚残るようにして切り詰めていきます。
枝が込み入っているところは根元から切り落とし、風通しを良くします。

生垣にしているときは、
2〜3月に思い切って刈り込みばさみで刈り込み、
樹形を整えます。


■栽培管理

・水やり
庭植えは夏時期に乾燥がひどい時のみ水を与えます。
鉢植えは乾燥に注意し、
鉢土の表面が乾いたらしっかりと水やりを行います。

春先や秋口の新梢の伸びる時期は特に水切れに注意が必要です。

・肥料
4月中旬〜5月中旬に肥料を与えます。
油かすに骨粉を6:4の割合で混ぜたものを樹冠に施します。
鉢植えでは、固形の油かすを置き肥します。

・増やし方
実生や挿し木で増やすことができます。
実生は時間がかかるので、挿し木の方が簡単です。

梅雨時期に、新梢を15p程切り取り、1時間ほど水につけます。
発根剤につけた後、鹿沼土や赤玉土に挿しておきます。


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サザンカ、自生種


■病害虫

モチ病、カイガラムシ、アブラムシ、チャドクガの被害に注意が必要です。
5月〜9月にかけて、月に一度殺虫剤を散布すると被害を防ぐことができます。
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モミジ・カエデの育て方

  •  投稿日:2015-10-03
  •  カテゴリ:花木
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モミジの実


[モミジ・カエデの育て方]


・学名 Acer spp
・分類 落葉高木
・科名 カエデ科
・属名 カエデ属
・原産地 北半球
・樹高 1〜40m
・開花期 4月上旬〜4月中旬
・紅葉期 10月上旬〜11中旬



■モミジ・カエデの仲間の特徴

モミジはカエデの仲間で、
カエデの中でもひときわ紅葉の美しい品種です。
カエデ科は北半球に150種あまりが分布しています。

日本には、26種が自生しています。
秋になると赤や黄色、橙色などに華やかに色付き、
山を美しく彩ってくれます。

カエデは実に多様の品種があり、葉の形、色も多種多様です。
秋だけではなく、春には新芽が鮮やかに色付き、
変化していく様子を見守るのも楽しいものです。

紅葉していないカエデの葉には、
緑の美しいものや班入りのユニークなもの、
華奢な切れ込みの美しいものなど多様な楽しみがあります。

庭のシンボルツリーとして、植えるのも素敵ですが、
どの品種を選ぶのか、楽しい悩みが増えそうです。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
日本全国どこでも栽培が可能です。

・品種選び


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イロハカエデ:
日本カエデの代表的な品種です。

葉はモミジと聞いて連想する、
丸い葉に5〜7列の深い切れ込みがある形です。

イロハモミジにもさまざまな品種があります。
紅葉が美しい品種には、
「桂」や「荒皮性イロハモミジ」などがあります。

黄葉を楽しむ品種は「右近」「珊瑚閣」がお勧めです。
春紅葉を楽しむのなら「出猩々」や「千染」が鮮やかです。
春に桃色に葉が染まるのは「旭鶴」「限り」などです。


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ハウチワカエデ:
葉はイロハカエデに比べ、
数が多く丸みを帯びていて団扇のように見えます。
一つの木でも複数の色に変化する品種もあります。
「舞孔雀」「孔雀錦」が有名です。


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イタヤカエデ:
大木に育ち、葉は丸い形で5〜7裂片の切れ込みがあります。
鋸状の切り込みは無く、黄葉します。
木質がよく、家具や楽器に使われます。


メグスリノキ:
3小葉が鮮やかに色付く品種です。
昔は洗液を目の洗浄に使っていました。


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オオモミジ:
葉が大きく、細鋸歯があります。
紅葉が美しいのは「大盃」「紅鏡」「猩々」です。
「紅鏡」「猩々」は春紅葉も楽しむことができます。
黄葉する品種もあり「一行寺」などが有名です。


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ヤマモミジ:
山形から北陸地方に自生する品種です。
枝垂れ品種はヤマモミジを品種改良したものです。
紅葉が美しい「稲葉枝垂」「奥州枝垂」や、
黄葉品種の「切錦」など品種は多彩です。


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外国のカエデ: 写真はトウカエデ
外国産のカエデはとても個性的です。
ノルウェーカエデは葉が大きく濃赤紫や黄色など美しい色合いで、
洋風の庭のシンボルツリーにも向いています。

トウカエデは中国や台湾原産です。
「花散る野」という品種が有名で、
新芽がピンク・白・黄・黄緑・緑と変化していきます。


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは2〜3月か10月下旬から11月に行います。
半日陰から日向に植えますが、
日当たりが良い場所の方が紅葉が美しくなります。
肥沃で水はけのよい土壌を好みます。
大木になるので栽培スペースを確保するか、
剪定で樹形をコンパクトに仕立てます。

根鉢の倍の深さの穴を掘り、
掘り上げた土に腐葉土と完熟堆肥を混ぜておきます。

根鉢を少し崩してから植え付けます。
カエデの根は深くもぐりながら伸びていきますが、
細い根は地表に伸びて空気を求めます。

水はけが悪いと、空気が足りず根腐れを起こしてしまうので、
腐葉土を入れて水はけを良くします。

・鉢の植え替え
植え替えは2月〜3月もしくは10月下旬から11月の休眠期に行います。
鉢はひと回り大きなものを用意します。

用土は赤玉土の小粒から中粒に腐葉土を6:4の割合で混ぜます。
植え付け時には根鉢の先を崩し、

少し切り詰めて、傷んだ根は切り落としておきます。
植え付け後はしっかり水を与え、支柱をたてておきます。


■剪定と仕立て方

剪定の時期は5月中旬から7月もしくは10月下旬から12月です。
剪定の時期は重要です。
特に、冬に剪定を行うときは、年内に必ず済ませておきます。

年が明けると木の内部で活動が始まるのですが、
切り口から樹液がふきだしてしまいます。

剪定は、太い枝を切り落とし、細い枝を残して、
柔らかい印象の自然形に仕立てます。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、水やりは基本的には必要ありません。

鉢植えは、夏時期の乾燥に注意が必要です。
鉢の土が乾いたら、
鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりの水を与えます。

・肥料
カエデは花を楽しむものではないので肥料は特に必要としません。
寒肥に有機肥料を施すくらいで充分です。

樹を大きくしたくないときは、寒肥も与えないようにします。

・増やし方
接ぎ木で増やすことができますが、
技術的に難しいかもしれません。

トウカエデはさし木で増やすことができます。
6月〜7月に新梢を15p程に切り、
水揚げをした後ルートンなどの発根剤につけ、鹿沼土に挿しておきます。

ヤマモミジやメグスリノキなど野生種は実生で育てることができます。


■病害虫

カミキリムシの幼虫が幹に入り込み、中を食い荒らします。
幼木は枯れてしまうことがあります。
5月〜8月に月一度アセフェート粒剤を散布して防ぎます。
アブラムシやカイガラムシがつくこともあります。

アブラムシは見つけ次第殺虫剤を散布します。
カイガラムシは、ブラシなどでこすり落とします。
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ピラカンサの育て方

  •  投稿日:2015-09-28
  •  カテゴリ:花木
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ピラカンサは、花、実、葉も美しいです


[ピラカンサの育て方]


・学名 Pyracantha spp
・分類 常緑低木
・科名 バラ科
・属名 トキワサンザシ属
・原産地 ヨーロッパ東南部〜アジア
・樹高 2〜3m
・開花期 5月上旬〜6月中旬
・果実鑑賞期 10月〜2月下旬



■ピラカンサの特徴

ピラカンサは春には白い小花が枝を埋め尽くすように咲き、
秋には小さな赤い実をたわわに実らせます。

花や実のない時期も艶やかな葉が美しく、
一年を通じて見飽きることがありません。

耐寒性と耐暑性に富み、
大変丈夫で容易に育てることができます。

萌芽力が強く、強い刈込に耐え、生垣、フェンス、
トピアリー、盆栽と幅広く利用できます。

枝の先端は棘のようにとがっているので注意が必要です。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
東北以西で栽培が可能です。

・品種選び


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トキワサンザシのつぼみと花


トキワサンザシ:
一般的にピラカンサとして売られている品種です。
ヨーロッパ南部や西アジア原産で、
生育旺盛で放任すると3mほどまで生長します。

花付きが良く、美しい赤い実がたくさんつきます。
葉は艶やかな暗緑色でやや幅広です。


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タチバナモドキの花と実


タチバナモドキ:
中国西部原産で、鮮やかな黄色の実をつけます。
葉は細く、灰色の毛が生えています。

ヒマラマピラカンサ:
ヒマラヤ原産の品種です。
トキワサンザシとよく似ていますが葉と実が一回り小さくなります。
非常に実付きのよい品種です。


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けの適期は、
3月中旬から4月下旬か9月中旬から10月中旬です。

日当たりがよく、排水がよい、
肥沃な場所を好みますが、土壌は特に選びません。

植穴は根鉢よりも少し深く掘り、
掘り上げた土に腐葉土と完熟堆肥を混ぜておきます。

根をほぐして植え付けますが、深植えにならないように注意します。

・鉢の植え替え
鉢から鉢の植え替えは、3月中旬から4月下旬、
もしくは9月中旬から10月下旬に植え替えます。

植え替えの用土には腐葉土を混ぜます。
赤玉土と腐葉土を3:1の割合で混ぜるとよいでしょう。

大きく育てたいときは、
今植えている鉢よりもひと回り大きな鉢に植え替えます。

あまり大きくしたくないときは、
根鉢を一回り小さく切り詰め、
もとの鉢と同じ大きさの鉢に植え替えます。

根鉢を切った時は、枝もひと回り小さく剪定します。
水をしっかりと与え、1週間ほど日陰に置いておきます。


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きれいに仕立てられたピラカンサ


■剪定と仕立て方

ピラカンサは剪定を行わないと樹形が乱れてきます。
剪定は6月〜9月に行いますが、
実付きをよくしたいときは8月までに剪定を終わらせます。

徒長枝を根元から切り落とすとよいでしょう。

生垣にするときには、植え付けた年に、
バッサリと思い切って剪定をし、枝の数を増やします。

ピアトリーのように仕立て方を重視するときには、
冬に思い切った刈込を行います。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、水やりは基本的には必要ありません。
植え付けた年に乾燥するようであれば水を与えます。

鉢植えでは、4月〜9月は雨の日以外は毎日水を与えるようにします。
それ以外の期間は、鉢の土の様子を見て、
乾いていたら水を与えるようにします。

・肥料
寒肥は2月〜3月に油かすと骨粉を7:3の割合で混ぜたものや、
完熟牛糞堆肥を樹冠の下の地面が見えないくらい施し土と混ぜます。

鉢植えでは、3月下旬から4月中旬、6月、9月に、
油かすと骨粉の混ざった固形肥料や大粒の緩効性肥料を置き肥します。

8号鉢で固形肥料4〜5個が適量で、多すぎると実付きが悪くなります。

・増やし方
挿し木や実生で増やすことができます。


■病害虫

病害虫の心配はあまりありません。
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ウメモドキの育て方

  •  投稿日:2015-09-25
  •  カテゴリ:花木
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ウメモドキとヒヨドリ


[ウメモドキの育て方]

・学名 Ilex serrata
・分類 落葉低木
・科名 モチノキ科
・属名 モチノキ属
・原産地 日本
・樹高 2〜3m
・開花期 5下旬〜6月下旬
・果実色づき 9月下旬から12月中旬



■ウメモドキの特徴

深緑の葉と赤い実が観賞価値の高い植物です。
ウメモドキという和名は、葉がウメに似ていることがから来ています。

ウメモドキは冬にはを落としても真紅の実が樹に残り、
冬の庭を明るくしてくれます。

また、実を求めて鳥が集まってくるので、愛鳥家にも好まれる庭木です。
趣のある枝は生け花にも利用されます。


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キミノウメモドキと思われる樹


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
北海道南部から以西で栽培が可能です。

・品種選び
大納言:
もっとも流通している品種です。
野生種に比べて実が大きく、生け花用にも利用されています。

キミノウメモドキ:
果実が黄色く色づく品種です。

シロウメモドキ:
果実が白く美しい品種です。

イヌウメモドキ:
ウメモドキ特有の葉の裏の毛が生えていない品種です。

コショウバイ:
直径1.5oの赤い実を枝一杯につける品種です。

フウリンウメモドキ:
長い柄が枝にぶら下がるように伸び、
その先に赤い実をつけるユニークな品種です。


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ウメモドキの花 C)季節の花300


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ウメモドキの実 C)季節の花300


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは2月中旬から3月下旬、
または9月下旬から11月下旬に行います。

肥沃で湿り気のある土地を好みます。
また、花付きをよくするために、
日当たりのよいところに植えるとよいでしょう。

ウメモドキには雄株と雌株があります。
実をつけるのは雌株の実です。
買い求める時は、雌株であることを確認してから購入しましょう。

植穴を根鉢よりも大きく掘り上げたら、
堆肥と腐葉土を混ぜておきます。

植穴の底にも腐葉土をいれます。
根鉢を入れたら土を埋め戻します。

植え付け後は支柱をたてておきましょう。
植え付け後は水をしっかりと与え、水切れに注意します。

・鉢の植え替え
植え替えは落葉期に行います。
土壌は特に選びませんが、腐葉土を混ぜて水もちを良くしておきます。
鉢底には鉢底石を敷き、根腐れを防止します。


■剪定と仕立て方

ウメモドキは株立ちです。
放任で育て自然形に育てたほうが趣のある樹形に仕上がります。

枝を深く切ってしまうと徒長枝が勢いよく伸びてきます。
徒長枝には実がつかないので、
できるだけ徒長枝を出さないよう、剪定は浅くします。

鉢植えで、コンパクトは樹形にたくさんの実をならしたいときは、
5mmほど先端を切る軽い剪定を毎年行います。
剪定は、冬の落葉期に行うとよいでしょう。


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色づくウメモドキ


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、根付いた後は水やりの必要はありません。

鉢植えでは、生育中と開花時期に、
水切れを起こさないように注意が必要です。

開花時期に水切れを起こすと、実の付きが悪くなります。
夏に水切れを起こすと、翌年の生長が悪くなります。

・肥料
肥料が多すぎると実が付きにくくなります。
庭植えでは、9月に化成肥料を施します。
鉢植えでは、3月と9月に油かすの固形肥料か緩効性の化成肥料を置き肥します。


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雪に映えるウメモドキ


・増やし方
実生か挿し木で増やすことができます。
実生は、10月に赤玉土に播いて1p覆土します。

水を与えた後、ポリ袋で包み、日陰で管理します。
春になると発芽します。

発芽したら液体肥料を与えます。
3〜4年で花を咲かせます。

2年育てた年の春に接ぎ木を行います。
挿し木は、梅雨時期に緑枝ざしをします。

挿し穂には徒長枝を利用すると発根がよいでしょう。


■病害虫

日当たりがよく、風通しの良い栽培環境であれば、
病害虫の心配は特にありません。

冬にカイガラムシがついたらブラシでこすり取りましょう。
葉が丸まっていたらハマキムシがいます。

夏はハモグリガの食害に合うことがあります。
害虫は見つけ次第殺虫剤を散布して退治しましょう。
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シコンノボタンの育て方

  •  投稿日:2015-09-22
  •  カテゴリ:花木
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花が咲き続けて華やかです


[シコンノボタンの育て方]


・学名 Tibouchina urvilleana
・分類 常緑低木
・科名 ノボタン科
・属名 ティボウキナ属
・原産地 ブラジル
・樹高 4m
・開花期 8上旬〜11月下旬



■シコンノボタンの特徴

シコンノボタンは漢字で書くと紫紺野牡丹と書きます。
とても清楚で日本的な名前なのですが、
実はブラジル原産の常緑性熱帯花木です。

夏から秋の終わりにかけて鮮やかな深い紫色の花を咲かせます。
花は一日で枯れますが、次から次へと新しい花が咲き、華やかです。


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
熱帯性の植物ですが耐寒性もあり、日本全国どこでも栽培が可能です。
霜が降りる地域は冬は室内で越冬させます。

・品種選び
コートダジュール:
園芸品種の代表的な品種です。
矮性で鉢植えに向いています。
深い紫色の花で、葉や花弁が細長いのが特徴です。

リトル・エンジェル:
花は紫色で花の中心が白い花が咲きはじめますが、
咲進むとピンク色に変化していきます。
リトル・エンジェルは大きく育ちます。

オータム・カーニバル:
花はリトル・エンジェルと似ています。
葉が白っぽく、班が入ります。


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ピンク系も愛らしいです


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けに適している時期は4月中旬から7月下旬です。
日当たりのよい場所を好み、
日陰ではあまり花が咲かなくなります。

水はけのよい肥沃な土地を好みます。
植え付けは根鉢よりも大きめの穴を掘り、
掘り上げた土に堆肥を混ぜておきます。

植穴の底に腐葉土を敷いておきます。

植え付け後は植え付けた場所が、
他の場所よりやや高くなるように埋め戻します。

植え付け後はたっぷりと水を与えます。

・鉢植えの植え替え
シコンノボタンは生育が旺盛で、
根詰まりをおこしやすい植物です。

鉢で育てるのであれば、1年から2年ごとに植え替えを行います。

植え替え時にひと回り大きな鉢に植え替えると、
花をたくさん咲かせるようになります。


排水のよい土壌を好むので、
培養土は水はけのよいものを選びましょう。

自分で配合するのであれば、
赤玉土の小粒:腐葉土:ピートモスを5:3:2の割合で混ぜます。
植え替え後は緩効性の肥料を与えます。


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剪定は何回かに分けてすると豪華になります


■剪定と仕立て方

矮性の園芸種は、矮性剤を用いています。
数年で薬剤の効果が切れてしまいます。

すると、枝が大きく伸び始めて樹形が乱れやすくなります。
剪定で樹形を整え、コンパクトに仕立てるようにしましょう。

剪定は4月〜6月に行います。
夏以降に剪定を行うと、
花芽を切り落としてしまい花が咲かなくなってしまいます。


剪定は、数回に分けて行い、
枝数を増やしていくと花がたくさん咲いて見事です。


■栽培管理

・水やり
水を好む植物なので、水切れに注意が必要です。
特に、生育期である4月中旬から8月下旬に、
水切れを起こすと枯れてしまうことがあります。 


冬時期は生長が止まるため、水やりは10日に1回程度にします。

・肥料
多肥を好む植物です。
5月〜9月の間は液体肥料を10日に1度施すようにします。

施肥の回数を減らしたいのであれば、
油かすを1か月に1度の間隔で与えます。


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つぼみの姿も風情があります


・増やし方
梅雨時期に挿し木で増やすことができます。

充実した枝を赤玉土に挿しておくと、1か月ほどで発根します。
発根したら肥沃で水はけのよい土に鉢上げします。


■病害虫

梅雨明けから秋にかけ、
アブラムシやハダニ、カイガラムシがつくことがあります。

アブラムシやハダニは見つけ次第薬剤を散布して退治します。
カイガラムシはブラシでこすり取ります。
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ヤマボウシの育て方

  •  投稿日:2015-09-19
  •  カテゴリ:花木
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ヤマボウシはハナミズキの近縁です


[ヤマボウシの育て方]


・学名 Cornus kousa
・分類 落葉低木
・科名 ミズキ科
・属名 ミズキ属
・原産地 本州、四国、九州、朝鮮半島、中国
・樹高 10〜15m
・開花期 5月中旬〜7月中旬
・収穫時期 9月



■ヤマボウシの特徴

ヤマボウシは日本の山地に自生する花木です。
西洋からやってきたハナミズキとは近縁種です。

初夏に咲く花はハナミズキに比べると清楚で慎み深い印象です。
花弁に見える部分は総苞です。

総苞は白く清楚なもののほか、
ベニヤマボウシと呼ばれる薄紅色の品種もあります。

ヤマボウシは9月になると赤い実をつけます。
実は生食できるほか、ジャムにしてもおいしくいただけます。
秋になると紅葉も楽しむことができます。


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ヤマボウシの実


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
ヤマボウシは北海道以外の各地で栽培することができます。

・品種選び
ミス・サトミ:
岩手県に自生していた品種です。
可憐な薄桃色の花が美しい品種です。
実をつけることはありません。

ホワイト・ミヌマ:
樹高が1mとコンパクトで、枝が密集してたくさん花が咲きます。
総苞は5〜6枚他の品種よりも多く、華やかさがあります。

ムーン・ビーム:
総苞が16〜18pと、ヤマボウシの中では最も大きいです。
濃い緑色の艶やかな葉とのコントラストが美しい品種です。

ヒラヤマボウシ「マウンテン・ムーン」:
咲きはじめは黄色で、クリーム色に変化していきます。
樹形はコンパクトで10号鉢でも育てることができます。
常緑性で、紅葉はしません。

コルヌス・ホンコエンシス:
香港で発見された品種です。
樹形が円錐状に自然に整います。
総苞は白く小さく、数が多いので綿帽子を被ったように見えます。
鮮やかな赤い実も観賞価値があります。


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ピンクの花もきれいです


■植え付け・植え替え

・植え付け
排水性と保水性のよい土壌を好みます。
植穴は根鉢よりも2回りほど深く広く掘ります。

掘り上げた土に堆肥を混ぜておきます。
植穴の底に腐葉土を入れ、根鉢を置き、土を埋め戻します。

水はけがよくなるように、
植え付けた場所が他の部分よりも少し高くなるようにします。

植え付け後は、根元に敷き藁などでマルチングを行います。
植え付けに適している時期は2月中旬から3月下旬、
または11月中旬から12月下旬です。

・鉢の植え替え
ヤマボウシは鉢植えでの栽培にも適しています。
樹高1mくらいまでは6号鉢で、
樹高が1.7mまでは12号鉢で育てることができます。

植え替えは、2〜3年ごとに行います。
用土は赤玉土と腐葉土を7:3で混ぜたものを使用します。

鉢底には鉢底石を入れて排水を良くしておきます。

植え替えに適した時期は、
2月中旬から3月下旬か11月中旬から12月下旬です。


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自然に樹形が整います


■剪定と仕立て方

ヤマボウシは特に仕立て方に気を遣わなくても自然に樹形が整います。
剪定もほとんど必要がありません。

栽培スペースがあるのなら、
細い枝や古い枝を切り落とすくらいの剪定で充分です。

コンパクトに仕立てたいときは、目的となる高さの上で枝を切ります。
剪定後は腐敗を防ぐため、切り口に保護剤を塗っておきます。


■栽培管理

・水やり
ヤマボウシは乾燥を好む樹です。
庭植えの場合は水やりは必要ありません。

鉢植えでは、土が乾燥しているときにしっかりと水を与えるようにします。
夏時期は朝方にたっぷりと水を与えるようにします。

冬は水やりの必要はほとんどありません。


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種から増やすと7〜8年かかります


・肥料
庭植えであれば、寒肥のみで充分です。
油かすと骨粉を同量ずつ混ぜたものを株もとに施します。

寒肥の時期は12月中旬から1月中旬です。
鉢植えでは、寒肥の他に7月中旬から8月中旬と、
10月中旬から11月中旬に化成肥料を施します。

鉢植えの寒肥は固形の緩効性化成肥料か有機肥料を、
置き肥するのが簡単でお勧めです。

・増やし方
ヤマボウシは接ぎ木で増やすことができます。
また、種から育てることもできますが、
花が咲くまでには7〜8年かかります。


■病害虫

ヤマボウシはうどんこ病にかかることがあります。
葉に白い斑点ができたら早めに薬剤を散布しましょう。

カミキリムシの幼虫がつくこともあります。
見つけ次第捕殺しましょう。
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ブッドレアの育て方

  •  投稿日:2015-09-08
  •  カテゴリ:花木
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ブッドレアの和名はフサフジウツギ


[ブッドレアの育て方]


・学名 Buddleja davidii
・分類 落葉低木
・科名 フジウツギ科
・属名 フジウツギ属
・原産地 中国、南北アメリカ、南アフリカ
・樹高 1〜2m
・開花期 6月上旬〜10月下旬



■ブッドレアの特徴

ブッドレアは、日本を含むアジアや南北アメリカ、南アフリカに広く自生し、
100種類以上の品種があります。

園芸種としては、中国原産のダビディを改良した品種が主流です。
6月〜10月までの長い間、次々とたくさんの花を咲かせます。

とても良い香りがし、蝶が集まって来る様は、
英名のバタフライ・ブッシュという名で表現されています。

花は紫色が主流ですが、白や黄色い色もあります。


Buddleja davidii001.jpg
蝶に好かれる花木です


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
耐寒性があり、北海道南部から西で栽培できます。

・品種選び
ロイヤル・レッド:赤紫色の花を咲かせる品種です。

ブルー・ダイヤモンド:矮性の品種です。
花付きがとてもよいのですが、夏が過ぎると花が少し小さくなります。

シルバーアニバーサリー:
シルバーの葉が美しい品種です。
ブッドレアの中でもっとも葉が美しいと言われます。
花はボール状で白い花が咲き、とても良い香りがします。

ブラック・ナイト:
濃い紫色で、大きな花が咲きます。
とても華やかで、大株になると見応えがあります。


■植え付け・植え替え

・植え付け
水はけのよい肥沃な土地を好みます。
日当たりがよく、冷たい風が直接当たらないところに植えます。

一度植えると移植することはできないので、植え場所はよく選びましょう。
植え付けは、3月〜4月の新梢が伸び始める前か、10月〜11月に行います。

植穴に堆肥、ピートモス、腐葉土をよく混ぜてから植え付けます。
とても生長がはやいので、植え付け時の肥料が、
充分に効いていると1年で大きく生長します。

・鉢の植え替え
ブッドレアは生長が早いため、
1〜2年で植え替えを行わないと根詰まりを起こしてしまいます。

乾燥に弱いので、鉢はできるだけ大きなものを選びましょう。
植え付けの土は赤玉土:川砂:腐葉土を6:1:3の割合で混ぜたものを使います。

植え付け時は鉢底に小石を敷いて水はけを良くしておきます。
移植を嫌うので、根を傷めないように気を付けて植え替えます。
植え替え後は水を十分に与えましょう。


Buddleja davidii002.jpg
ピンクや淡い藤色、白などの花色があります


■剪定と仕立て方

ブッドレアは放任して育てると株立ちになります。
ひこばえや胴吹きを切り落として太い幹を一本だけ育てることもできます。

生長がはやいので、毎年剪定を行います。 
2月〜3月ごろに前年に伸びた枝を切り戻します。

4月下旬ごろに新梢が伸びてきますが、枝先を指でつまみとると、
分枝して株をコンパクトに育てることができます。

ブッドレアはその年に伸びた枝に伸びるので、
2月〜3月に剪定を行えば剪定のために花がつかないという心配はありません。
7月ごろには徒長した枝を切り落として風通しを良くします。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、真夏に晴天が続き、
ひどく乾燥しているときは水やりを行います。

鉢植えでは水切れに注意が必要です。
とくに6月〜9月は、鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

・肥料
ゆっくりと生長させたいときには肥料は施さなくてよいでしょう。
早く生長させたいときや、生長が衰えて来たと感じた時に肥料を与えます。

10月と2月〜3月には緩効性の化成肥料を施します。
6月の生育期にはリン酸成分の多い肥料を施すと花付きが良くなります。

鉢植えの場合はとくに肥料切れに気をつけます。

・増やし方
ブッドレアは挿し木で増やすことができます。
親書が伸びたころ、7〜8cmに切り、
赤玉土に挿しておくと容易に発根します。


Buddleja davidii003.jpg
挿し木で容易に増やせます


■病害虫

ブッドレアはアブラムシやコウモリガの被害にあうことがあります。
アブラムシは葉の裏につきやすく日ごろから観察を怠らないようにします。

コウモリガは木の中に潜り込んで木の中を食害してしまいます。
コウモリガは薬剤が効きにくく、被害にあうと退治するのが難しくなります。

株回りに雑草が生えないようにして被害を防ぎましょう。
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エンジェルストランペットの育て方

  •  投稿日:2015-09-05
  •  カテゴリ:花木
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エンジェルストランペットをかがんで見上げると、また綺麗です


[エンジェルストランペットの育て方]


・学名 Brugmansia sPP
・分類 常緑低木
・科名 ナス科
・属名 ブルグマンシア属
・原産地 熱帯アメリカ
・樹高 3〜5m
・開花期 7月上旬〜11月中旬



■エンジェルストランペットの特徴

エンジェルストランペット(Angel's Trumpet)は熱帯の植物で、
エキゾチックな姿が魅力です。

花は下を向いて咲き、天使のラッパのような形をしています。
チョウセンアサガオ(Datura)、ダチュラと呼ばれることもあります。

花は白色、薄桃色、オレンジ色、赤色があり、
大株になるとたくさんの花が咲いてとても見ごたえがあります。

夕方になると甘い香りを辺り一面に漂わせてくれます。

なお、エンジェルストランペットにはアルカノイドという毒が含まれています。
普通に栽培する限りは特に体に害を与えることはありません。

しかし、小さなお子さんが口に入れることの無いように注意が必要です。


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お子さんやペットのいるかたは、気をつけてください


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
日本全国どこでも栽培が可能です。東北〜北海道では冬は寒冷紗で覆って霜を避けます。

・品種選び
ブルグマンシア・サングイネア
エンジェルストランペットの中では珍しい赤色の花を咲かせます。
花は細長く、あまり開きません。
暑さにやや弱く、直射日光が当たるようであれば日よけします。
よく分枝して茂ります。

ブルグマンシア・ウェルシコロル

トランペット型の花は、波立っており可愛らしい形です。
花は長さ29p〜50pととても大きく咲きます。
白から桃色、淡い橙色、アンズ色と様々な色に変化します。

ブルグマンシア・スアウェオレンス
25p〜30pの白い花が咲きます。
花はトランペット型で、良い香りがします。

エクアドル・ピンク
花は根元まで鮮やかに色付きます。
ピンク色のとてもキュートな花です。
生長はやや遅く、開花するまで少し時間がかかります。


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは暖地では4月中旬に行います。
寒冷地では、遅霜の心配があるので、
5月を過ぎて気候が安定してから行います。

水はけがよく、肥沃な土地で、日当たりのよい場所に植え付けます。
株は、冬越しした大株のものが良いでしょう。

植穴を大きく掘り、腐葉土と牛糞堆肥を一袋ずつと、
緩効性化成肥料50gを植え穴に入れてよく混ぜてから植え付けます。

・鉢の植え替え
大株に育つので鉢は大きめのものを用意します。
赤玉土:ピートモス:パーライトを3:3:2の割合で混ぜて用土にします。

ピートモスは酸性度を調整しているものを使います。
鉢底に小石を敷き詰め、用土を入れてから、
根鉢を崩さないように入れ、用土を入れてよく固めます。
植え付け後は必ず水を与えるようにしましょう。


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そのまま育てても樹形はさして乱れません


■剪定と仕立て方

根元からわき芽が生えてくるので切り取ります。
広いスペースがあるのなら、自然形で仕立て剪定もあまり必要としません。

スペースに限りがある時は花後に剪定を行います。
花がひと通り咲き終わった後、二股に分かれている部分から20p上を切り落とします。
芽吹きのよい植物なので、強剪定しても翌年にはよく茂ります。


■栽培管理

・水やり
枝葉がよく茂り、水をとても必要とする植物です。
葉に元気がなくなったら庭植えでも水やりを行います。
鉢植えでは、特に夏場はたっぷりと水を与えて水切れに注意します。

・肥料
肥料を好む植物なので、肥料切れには注意が必要です。
春から秋にかけ、月に一度化成肥料を50g施します。

鉢植えでは、水やりの頻度が増えると肥料が水で流れてしまいます。
夏場に頻繁に水やりを行うようになったら月に2回肥料を与えます。

秋を過ぎて花が咲き終わったら庭植えでは肥料は与えません。
鉢植えでは、2か月に1度固形の油かすを5個ほど置き肥します。


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気に入った品種は挿し木で増やせます


・増やし方
5月〜8月に挿し木で増やします。
挿し穂を10〜15pに切り、葉を半分切り取ります。
赤玉土に挿し、明るい日陰で育てると、2〜3週間で発根します。


■病害虫

株が小さい時はウイルス病にかかりやすくなります。
肥料切れに注意すると防ぐことができます。

大株になるとアブラムシやハダニ、ヨトウムシが発生しやすくなります。
殺虫剤をまいて予防します。
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キンモクセイの育て方

  •  投稿日:2015-09-01
  •  カテゴリ:花木
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キンモクセイ、小さな花もかわいらしいです


[キンモクセイの育て方] 


・学名 Osmanthus fragrans ver.aurantiacus
・分類 常緑小高木
・科名 モクセイ科
・属名 モクセイ属
・原産地 中国
・樹高 3〜6m
・開花期 9月中旬〜10月中旬



■キンモクセイの特徴

キンモクセイは秋風が涼しく感じられる頃になると、
ほのかに甘い香りを漂わせてくれます。

キンモクセイほど日本人に親しまれている、
花の香りは他には無いのではないのでしょうか。

9月中旬ごろになると、
小さなオレンジの花が咲き良い香りを漂わせてくれます。

花は地面に落ち、株元は橙色のじゅうたんのようになります。
キンモクセイの香りは昔はトイレの芳香剤として使われていました。

これは、昔家の外にトイレがあった時代に、
そばに良い香りのするキンモクセイを植えていた名残だったようです。

キンモクセイには雄株と雌株があります。
しかし、日本には雄株しか生息していません。

雌株は花が小さく、匂いもあまりしません。
そのため、中国から渡来するときに、
匂いがよく花も美しい雄花しか持ち込まれなかったようです。


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オレンジのじゅうたんができてきます*


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
寒さには弱いので、東北よりも西側でしか栽培できません。

・品種選び
キンモクセイ:一般的に栽培されている品種です。
黄色い花と、強い芳香が特徴です。生長が早く樹高は高くなります。


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ギンモクセイ*:キンモクセイとよく似ていますが、白い花が咲きます。
花数はキンモクセイよりも少なく、香りも控えめです。
葉はキンモクセイよりも大きくのこぎり状です。


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ヒイラギモクセイ*:ヒイラギとキンモクセイの雑種です。
葉はヒイラギのような棘があり、白い花が咲きます。

花弁は4枚でキンモクセイよりも大きいのですが、
香りはキンモクセイよりも控えめです。
生け垣などに使われることが多い木です。


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ウスギモクセイ*:キンモクセイよりも薄い色の花が咲きます。
香りはキンモクセイと同様に強い芳香があります。
キンモクセイは実をつけることがないのですが、
ウスギモクセイは実をつけます。


■植え付け・植え替え

・植え付け
植え付けは3月〜4月か、9月〜10月に行います。
水はけがよく、肥沃な土壌を好みます。

また、日当たりはとても重要で、
出来れば一日中日の当たる場所に植えます。

大気汚染に弱いので、道路に面していて、
排気ガスが充満しているようなところでは、
花芽が付きにくくなり、香りも弱くなります。

植穴は大きく掘り、
掘り上げた土に腐葉土を2〜3割混ぜて植え付けます。

・鉢の植え替え
植え替えは、3月〜4月か9月〜10月に行います。
樹高1mくらいの苗木に8号以上の鉢を用意します。

赤玉土:腐葉土を7:3の割合で混ぜたものを用土として使います。
植え付け時は鉢底に小石を敷き詰めて水はけを良くします。

キンモクセイは移植を嫌うので、
できるだけ根鉢を崩さないようにして植え付けます。
植え付け後は、必ず水をたっぷりと与えます。


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剪定をしないと、だらしない雰囲気になってしまいます


■剪定と仕立て方

地植えでは自然形に育てます。
鉢植えでは、主幹を短く切り詰め、
数本の枝を出して株立ちに仕立てることもできます。

キンモクセイは樹木の中でも特に花芽が早くできる性質があります。
新梢が4月から伸び始めて夏に花芽ができ、秋に花を咲かせます。

剪定は、毎年行う方法と、3〜4年おきに行う方法があります。
毎年行うのであれば、枝が伸び始める前の3月か花後に行います。

花が咲いた枝を基部から5〜10pのところで切り詰めます。
この方法では、花数は少ないものの毎年花を楽しめ、
樹高もコンパクトに保つことができます。

3〜4年ごとに行う方法は、3月に剪定を行います。
3〜4年の間に伸びた枝を、バッサリと切り落とします。
剪定を行った年は、花が咲きません。

しかし、翌年からたくさんの花を楽しむことができます。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、特に水やりは必要としません。
鉢植えで育てるのであれば、
4月〜11月までの生育期には乾燥に注意します。

鉢の土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。

・肥料
寒肥として、1月〜2月の間に油かすや骨粉などの有機肥料を施します。
鉢植えの場合は、5月と8月下旬から9月上旬に化成肥料を施します。

・増やし方
キンモクセイは実をつけることが無いので、
実生では増やすことができません。

梅雨時期に挿し木で増やすことになります。
その年に伸びた枝を10〜15pに切り、
水はけのよい土に挿しておくと、秋ごろには発根します。


■病害虫

キンモクセイは丈夫で病害虫に強いのですが、
時にハダニがつくことがあります。
ハダニがついたら早めに殺虫剤で駆除します。

*印のお写真は、季節の花300さまにお借りしました。
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フヨウの育て方

  •  投稿日:2015-08-30
  •  カテゴリ:花木
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酔芙蓉


[フヨウの育て方]


・学名 Hibiscus mutabilis
・分類 落葉低木
・科名 アオイ科
・属名 ヒビスクス属
・原産地 四国・九州南部、沖縄、中国、済洲島、台湾
・樹高 2〜4m
・開花期 7月中旬〜9月中旬



■フヨウの特徴

フヨウ(芙蓉)は夏に大輪の花を咲かせる南国の庭木です。
花は1日で枯れてしまいますが、次々と新しい花を咲かせてくれます。

花は大輪で直径が15pほどもあり、色は白や桃色で、
朝は淡く夕方にかけて濃くなって行きます。

たいへん健常な庭木で、強剪定にも耐え、
栽培に失敗することはあまりありません。

ムクゲと花がよく似ていますが、
雄しべの形で見分けることができます。

雄しべの先がまっすぐなものがムクゲ、
上向きに曲がっているものがフヨウと覚えておくとよいでしょう。


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フヨウのつぼみ


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
地植えは関東より西の地域に限られます。

・品種選び
一重咲き:白花種、淡桃花種、
白い花弁の基部が真紅に色付く桃園などがあります。

八重咲き:酔芙蓉と呼ばれる品種です。
酔芙蓉は、一日の間に花色が変化します。

朝は白かった花が、夕方になると赤味が増してピンクの花に変わります。
お酒によって顔を赤くしているようだと言う事から、
「酔芙蓉」という名前がつきました。

八重咲きのフヨウは一重咲きよりも耐寒性が弱い傾向があります。

アメリカフヨウ:北アメリカ原産のフヨウです。
庭木ではなく、多年草として取り扱われています。

耐寒性は低木のフヨウよりも高く、
関東より北の地域でも育てることができます。


■植え付け・植え替え

・植え付け
フヨウの植え付けは、
3月〜4月の少し暖かくなった時期に行います。

フヨウは日当たりがよく、
水はけは良くてもやや湿り気のある場所を好みます。

植穴は大きめに掘り、堆肥を入れ、土をかぶせます。
フヨウは深植えにならないように植え付けます。

土を埋め戻すときは、株元を山高にします。
植え付け後は水切れに注意します。

冬に土壌が凍結するような地域では、
10号ほどの鉢に植え付けます。

春から秋にかけて鉢ごと庭に埋めて育て、
寒くなる前に掘り出して室内で越冬させます。

・鉢の植え替え
植え替えは春に行います。
大きめの鉢と、腐葉土や堆肥を混ぜた、
水はけのよい肥沃な用土を用意します。

鉢底には石を敷き詰め、用土を入れます。
根鉢は崩さないように入れ、用土をしっかりと敷き詰めて抑えます。
鉢植えでは水切れを起こしやすいので注意が必要です。


Hibiscus moscheutos.jpg
アメリカフヨウ


■剪定と仕立て方

フヨウは自然形で仕立てます。
剪定は休眠期の11月〜2月下旬に行います。

剪定のし方は、育てている地域によって変わってきます。
フヨウの栽培適地である暖地では、冬も枝を残しています。

よく分枝し、樹高も5mほどまで育ちます。
しかし、関東地方など栽培の北限地では、
冬には地上部は枯れてしまいます。

暖地での剪定:間引き剪定が主な剪定になります。
年々大きくなるので、栽培スペースに合わせて、
樹高を切る詰める必要もあります。

花は太い幹の先端やわき芽に裂くので、
細い枝や重なり合っている枝を切り落とします。
風通しと株全体に日が当たるようにするのがポイントです。

暖地以外での栽培:秋に枯死した枝を切り落とし、
敷き藁でマルチングをしておきます。
防寒することで、春に充実した芽が出てきます。

・水やり
地植えにしているのであれば水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えでは、春から夏にかけて水切れに注意が必要です。
土が乾いていたらたっぷりと水分を与えるようにします。

・肥料
寒肥は1月〜2月下旬ごろに鶏糞や堆肥を埋め込みます。
開花前後にも化成肥料や油かすを二握りほど株もとに施します。

フヨウは肥料の吸収がよく、肥料切れを起こしやすい品種です。
葉色が悪くなるなど肥料切れの兆候が見えたら肥料を与えるようにします。


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フヨウの実


・増やし方
一重のフヨウは、挿し木と実生で増やすことができます。
酔芙蓉は種ができないので挿し木で増やします。

挿し木は、11月頃に今年伸びた枝を切り取り、
湿った土や砂の中で保存します。

春に、15p程に枝を切って挿し木を行います。
上部をビニールなどで覆って湿度を保つと、
夏でも挿し木を行うことができます。

種は、あらかじめ傷をつけておき、5月ごろに撒きます。


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フヨウはとても栽培しやすいです


■病害虫

病害虫はあまり発生しませんが、
ハマキムシとアブラムシには注意が必要です。

葉が丸まっていたらハマキムシが中に入っています。
害虫の居る葉を取り除き、つぶして退治します。

アブラムシは薬剤を散布して退治します。
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アベリアの育て方

  •  投稿日:2015-08-26
  •  カテゴリ:花木
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アベリアは、美しく剪定にも強いです


[アベリアの育て方]


・学名 Abelia × grandiflora
・分類 半常緑低木
・科名 スイカズラ科
・属名 アベリア属
・原産地 北半球の温帯
・樹高 0.5〜2m
・開花期 5月中旬〜10月下旬



■アベリアの特徴

アベリアは和名をハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)といい、
昔から道路沿いや公園でよく見かける花木です。

開花時期が長く、初夏から秋まで、
光沢のある白い小花をたくさん咲かせてくれます。

美しい班の入った葉も楽しむことができます。
株ものからたくさん枝をだし、株立ち上に伸びます。

強い剪定にも耐えるので、好みの形に仕立てることができます。
耐寒性があり、大気汚染に強く、丈夫で育てやすい植物です。


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白いアベリアもきれいです


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エドワード・ゴーチャーというピンクのアベリアもかわいらしいです


■栽培適地と品種の選び方


・栽培適地
東北以西

・品種選び
フランシス・メイソン:生長がやや遅く、株は小型です。
白い花と、季節によって変わる葉の色が素敵です。

葉は、最初はオレンジ色をしていますが、
やがて中心が緑で周囲が緑色の班入りに変化します。
初夏には黄金色になります。
日当たりが良いほど葉色は美しくなります。

エドワード・ゴーチャー:生長はやや遅く乾燥に強くて丈夫な品種です。
深緑の小さな葉と、ピンク色の花が特徴です。

ホープレイズ:成長が遅く、基本種に比べて樹高は低い品種です。
新葉は黄金色に緑の班が入り、光沢があります。
葉はやがて白く変化します。花は薄紫色で清楚な印象です。

コンフィティ:生長が遅く、コンパクトで、
グランドカバーとしても利用できます。
白い班が入り、秋になると紅葉も楽しめます。
白い花が咲きます。

サンライズ:生長は遅く、枝は横に広がります。
新葉は黄金色の班が入り、夏から秋にかけて明るい赤橙色に変化し、
美しく見ごたえがあります。白い花が咲きます。


■植え付け・植え替え

・植え付け
耐寒性と耐暑性があり、
盛夏と厳寒期以外いつでも植え付けることができます。

土壌や日当たりもあまり選びません。
水はけの悪い場所では多少生長が遅くなります。

日陰では、徒長して花はあまり咲かなくなります。
できれば、水はけがよく、
半日陰から日当たりのよい場所に植えたほうがよいでしょう。

アベリアの根は浅く伸びる性質があります。
植穴は、根鉢の倍くらいの深さを掘り、
掘り上げた土に腐葉土と堆肥を混ぜておきます。

植穴の底に堆肥を入れ、土をかぶせ、株を植え付けます。
土を埋め戻した後は、棒などでつついて根と土をなじませます。
植えた後は、水やりを欠かさないようにします。

・鉢植えの植え替え
植え替えも、盛夏と厳寒期を避けて行います。
今植えている鉢よりもひとまわり大きな鉢を用意します。

用土には、赤玉土と腐葉土と堆肥を混ぜておきます。
鉢底に小石を敷き詰め、土を入れます。

根鉢を崩さないように鉢に入れ、土をかぶせてよく抑えて固めます。
植え替え後は水をたっぷりと与えます。


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紅葉も楽しめます


■剪定と仕立て方

アベリアは強い刈込にも耐え、
好みの形に仕立てることができます。

生垣に利用したり、丸く仕立てる時は、
春先に刈り込んで形を整えます。

新芽が出てきて樹形が乱れるのが気になったら、
夏前に剪定をして形を整えます。

新しい枝に花を咲かせるので、花を楽しみたいのであれば、
樹形を整えるのは秋まで我慢します。
刈り込みを行わず、自然形で育てても良いでしょう。

自然形で育てる場合は、3年以上たった枝を根元から切り落とし、
新しい枝を伸ばしていきます。

大きくなりすぎて栽培スペースが足りなくなってしまった場合は、
2月ごろに地際から20pのところまで切り詰めます。

春には新梢が伸び、コンパクトな樹形を楽しむことができます。


■栽培管理

・水やり
乾燥に強く、地植えでは水やりは必要ありません。
鉢植えの場合は夏から秋にかけて水切れに注意します。
休眠期の水やりは控えめにします。

・肥料
肥料をあまり必要としない植物です。
2月〜3月と、9月ごろに緩効性の肥料を一握り株もとに施します。

・増やし方
挿し木で容易に増やすことができます。
初夏または秋に今年伸びた枝を赤玉土に挿しておきます。


■病害虫

病害虫はほとんど見られません。
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ハギの育て方

  •  投稿日:2015-08-23
  •  カテゴリ:花木
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花をよく見るとマメ科なのがわかります


[ハギの育て方]


・学名 Lespedeza
・分類 落葉低木
・科名 マメ科
・属名 ハギ属
・原産地 日本、朝鮮半島、中国
・樹高 1.5〜2m
・開花期 7月上旬〜9月下旬



■ハギの特徴

ハギは秋の七草のひとつで、
万葉集に登場するほど古くから日本人に親しまれてきました。

ハギの仲間にはたくさんの種類がありますが、
ハギという品種は無く、一般的にハギと言えばヤマハギをさします。 


生育旺盛で刈り込みにも強く、枝は1mほどまで伸びます。
しだれた枝に紫色の小花を咲かせます。

マメ科特有の根粒菌を持ち、やせた土地でもよく育ちます。


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葉も美しく紅葉もきれいです


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
日本全国で栽培可能です。

・品種選び
ヤマハギ:日本全土に自生しています。
野趣あふれる風情で、繊細な印象です。
紫色の小花が咲きますが、枝はあまりしだれません。

ミヤギノハギ:大人の背丈ほどに伸び、
しだれた枝に紫色の蝶型花を咲かせます。

ニシキハギ:ミヤギハギによく似ていますが、花は紅色や白色があります。
ニシキハギの白い花は、シロハギとも呼ばれています。

江戸絞り:鉢植えに向く品種です。
庭植えにすると、大人の背丈くらいまで生長します。
ヤマハギよりも開花時期が早く、白地に紅絞りの班が入ります。
枝はしだれません。


■植え付け・植え替え

・植え付け
ハギの植え付けは11月〜2月ごろに行います。
土壌はあまり選びませんが、水はけはよい方がよいでしょう。

植穴は広く浅く掘ります。
植え付け時は、根が曲がらないように注意します。

マメ科の植物なので、元肥はあまり必要としません。
植え付けは株元を山高に植え付けます。

植え付け後は腐葉土などでマルチングをしておきます。

・鉢植えの植え替え
ハギの植え替え時期は休眠期の11月〜2月に行います。
新梢は3月から伸び始めるので、それまでに植え替えの作業を行います。

鉢が小さいと水切れを起こしやすくなるので、大きめの鉢を用意します。
赤玉土に堆肥を少し混ぜたものを用土にします。

鉢底に小石を敷き、土を入れます。
根はできるだけ曲がらないように、広げて植え付けます。
植え付け後は水をしっかりと与えます。


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剪定は、毎年休眠期に枝を地際で切りそろえるだけです


■剪定と仕立て方

ハギは剪定が最も大切な作業です。
ハギの剪定は決して難しいものではなく、
毎年休眠期に枝を地際で切りそろえるだけです。

春になると地際から新しい枝を伸ばし、その先端に花を咲かせます。

毎年剪定を行うことによって、
繊細で揃った樹形を楽しむことができます。

剪定せずに放任すると、
枯れ枝が目立ってしまい、花付きも悪くなります。


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トンネルを作ると、花と紅葉が楽しめます


■栽培管理

・水やり
ハギは乾燥に強く、地植えでは水やりは必要ありません。
鉢植えでは、真夏に水切れを起こさないように注意が必要です。

・肥料
ハギの寒肥は2月に施します。骨粉や油かすなどの有機肥料がよいでしょう。
秋の初めごろには、緩効性の化学肥料を施します。

・増やし方
ハギは株分けで増やすことができます。
株分けは、休眠期に行います。

根に傷がつくと、そこから腐っていきます。
鋭利なナイフで傷を切り取ってから植え付けます。


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ハギの花が咲き出す頃


■病害虫

ハギは病害虫の心配はあまりありませんが、
アブラムシが発生することがあります。
アセフェート粒剤を株もとに撒いて予防します。
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ムクゲの育て方

  •  投稿日:2015-08-17
  •  カテゴリ:花木
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青空に映えるムクゲ


[ムクゲの育て方]


・学名 Hibiscus syriacus
・分類 落葉小高木
・科名 アオイ科
・属名 フヨウ属
・原産地 中国
・樹高 3〜5m
・開花期 7月上旬〜9月下旬



■ムクゲの特徴

ムクゲ初夏から秋にかけて、次々と可憐な花を咲かせてくれます。
大変丈夫な木で、栽培に手がかからず、育てやすい木です。

強い剪定にも耐えるので、
庭のスペースに合わせて仕立てることが可能です。

花は一重咲き、半八重咲き、八重咲きがあり、
花色は白、紅、桃、紫などがあります。

ムクゲは夏の青空に映え、どんな庭にも良く似合いますね。


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愛らしい薄紅色


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
ムクゲは耐暑性と耐寒性に富み、北海道南部から沖縄まで、
幅広い地域で栽培が可能です。

・品種選び
●一重咲き
シングルレッド 花弁が細く、桃色で花の中央が鮮やかな赤色です。
スノードリフト 花弁が細く、真っ白な花弁が可憐な花です。
ブルーバード ムクゲの中では珍しい青色の花です。
生長が他のムクゲに比べてゆっくりです。
宗旦 白い花弁の中央が鮮やかな赤色です。花弁の幅は中くらいです。
日の丸 幅広く丸い花弁です。白い花の中央に赤が入ります。

●半八重咲き
赤祇園守 桃色の花びらの中央に赤が入ります。
内弁の数が少なく、半八重型でもすっきりしています。
大山祇園守 丸く白い花弁の中央に桃色が入ります。
内弁は小さく、細くひらひらとしています。
大徳寺花笠 桃色で内弁は小さく数が多く巻くように重なっています。
角倉花笠 桃色の花弁に小さな内弁が小花のように咲き、
中央から黄色の雌しべがのぞきます。
ルーシー 桃色でバラ咲きの品種です。

●八重咲き
白乱 白い花で、外弁と内弁が乱れるように重なっています。
ザ・バナー 白い外弁の内側に規則的に大きな内弁が重なっています。
中央に赤い班が入ります。
紫玉 紫色の花弁がたくさん重なり、毬のように咲きます。


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ムクゲ苗 790円 (税込 853 円)  C)花ひろばオンライン


■植え付け・植え替え

・植え付け
ムクゲは12月〜3月の落葉期に植え付けを行います。
日当たりがよく、水はけのよい場所であれば土壌は特に選びません。

放任すると樹高は5mまで伸びますが、
強剪定に耐えるので狭いスペースに植えることも可能です。

植え付け時は植穴を根鉢よりも大きく掘り、
掘り上げた土に腐葉土を1/3ほど混ぜます。

根鉢を崩さないように植え、土を戻します。
植え付け後は土をしっかりと固め、水を十分に与えます。

・鉢植えの植え替え
ムクゲは生育旺盛であまり鉢植えには適していません。
鉢に植えるのであれば、
根詰まりをおこさないように2年に1度は植え替えます。

植え替えに適した時期は落葉期の12月〜3月です。
植え替え時は根鉢を崩さないようにひと回り大きな鉢に植え替えます。

水はけを良くするために鉢底石を敷き詰め、
赤玉土に腐葉土を混ぜたものを用土にします。


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剪定も割と容易です


■剪定と仕立て方

ムクゲの剪定は12月〜3月の落葉期に行います。
ムクゲはその年に伸びた枝に花をつけるので、
どの枝を切っても構いません。

強い剪定にも耐えることができるので、
スペースに合わせて切り詰めても良いでしょう。

萌芽力が強く、刈り込んでもよし、
自然形で伸び伸びと育てても良しと、
仕立て方は好みとスペースに合わせることができます。

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八重のムクゲも愛らしいです


■栽培管理

・水やり
地植えにしているのであれば水やりはほとんど必要ありません。
鉢植えでは、夏場の乾燥に注意し、
鉢の土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

・肥料
寒肥は12月〜2月中旬ごろに骨粉や油かすなどの有機肥料を施します。
開花期の6月〜8月にも緩効性の肥料を根元に施します。

・増やし方
ムクゲは発根しやすく挿し木が容易です。

3月〜4月に前年に伸びた枝を地面に挿しておくと発根します。
5月〜6月には新梢を鉢に挿して増やすことができます。


■病害虫

葉が丸まっていたら、ハマキムシが中に入っています。
葉を取り除き、つぶして退治します。

株元に木くずが積もっていたら、
カミキリムシが発生している可能性があります。

枯れることがありませんが、幹にあいた穴を探し、
中に針金を差し込んで退治します。

春にはアブラムシが発生しやすくなります。
被害が発生したら早めに薬剤を散布して退治します。

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サルスベリの育て方

  •  投稿日:2015-08-12
  •  カテゴリ:花木
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サルスベリの開花、6枚の花弁が波打ちます


[サルスベリの育て方]


・学名 Lagerstroemia indica
・分類 落葉低木〜高木
・科名 ミソハギ科
・属名 サルスベリ属
・原産地 中国中部・南部
・樹高 0.8m〜5m
・開花期 7月〜10月



■サルスベリの特徴

夏から秋にかけて次々と美しい花を咲かせます。
花色は白・桃・赤・紫など様々で、幾重にも重なった花は見事です。

樹皮の表面がはがれやすく、なめらかでつるつるとしています。
あまりになめらかなので、木登りの上手な猿でさえ登れない、
という謂れから、「サルスベリ」という和名が付きました。

中国では、長い間紅色の花が咲いていることから、
「百日紅(ヒャクジツコウ)」と呼ばれています。

コンテナで育てることができる低木から、
シンボルツリーとして育てる中木、公園の木陰をつくる高木まで多彩な品種が揃っています。


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白、紫、赤、ピンクと花色が豊富です


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
耐寒性も耐暑性も強い樹木です。
品種を選べば沖縄から北海道南部まで屋外で育てることができます。

・品種選び
・ディア・シリーズ
ディア・ルージュやディア・パープルなどがあります。
うどんこ病への耐性がある品種です。

枝が横に張りださないため樹形はコンパクトにまとまり、
比較的小さなスペースで栽培ができます。
花色は非常に鮮やかです。暖地での栽培に向いています。

・サマー&サマー
低木で30〜40pの樹高です。
枝は横に張り出していくため、
グランドカバーとして利用することもできます。
耐寒性があり、北海道南部でも庭植えができます。

・マスコギー
アメリカで育成された高木性の品種です。
うどんこ病に耐性があり、7月〜9月まで花を楽しむことができます。
紅葉も美しい品種です。

・ナチエ
なめらかな幹肌が美しい品種です。
うどんこ病に耐性があります。花は早咲です。

・シマサルスベリ
高木性の品種で、耐暑性があり、沖縄で育てることができます。
花の色は白で、美しい幹肌を持っています。
うどんこ病に耐性があります。


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紅葉も楽しめます


■植え付け・植え替え

・植え付け
庭に苗木を植え付けるのに適した時期は、
3月〜4月もしくは10月〜11月です。

夏の花の時期に苗木が販売されており、
好みの花を購入することもできます。

土壌は特に選びませんが、水はけのよい土地がよいでしょう。
日当たりのよい場所が植え場所としては適しています。

植え付け時には根鉢の倍の深さの穴を掘ります。
掘り上げた土の1/3に腐葉土を混ぜ込みます。

植え付け時には根鉢を崩さないように気をつけましょう。
植え付け後は土をしっかりと固め、十分に水を与えます。

・鉢植えの植え替え
鉢植えで育てる場合は、2年に1度は植え替えを行います。
大きく育てるのであればひと回り大きな鉢に植え替えます。

そのままの大きさを維持したいのであれば、
同じ大きさの鉢に植え替えます。

根鉢の土を1/3ほど落とし、
赤玉土:腐葉土を6:4ほどで混ぜた土に植え替えを行います。


sarusuberi.jpg
剪定すると、樹形も花も美しく育ちます


■剪定と仕立て方

サルスベリは剪定を行うと美しい花を咲かせることができます。
落葉期の1月〜3月にその年に長く伸びた枝を短く切り戻します。

すると、春に勢いのある枝が伸びてきて、花がたくさん咲きます。
サルスベリは枝を横に伸ばしていきます。

広い庭では自然形に仕立てると丁度良い日陰ができます。
庭にスペースがなくコンパクトに仕立てたいときは、
伸びた分だけ切り詰めます。

ただし、毎年同じ枝を切っていると、コブができて見苦しくなります。
切り戻す位置は時々変えたほうがよいでしょう。


■栽培管理

・水やり
庭植えでは、基本的には水を与える必要はありません。
夏に乾燥しすぎると、葉が縮れてきます。そのような様子があれば水を与えます。
鉢植えでは、土が乾いたらたっぷりと水を与えます。

・肥料
寒肥として、1月〜3月に油かすや骨粉を施します。
鉢植えでは、寒肥に加え5月と9月に緩効性の化学肥料を施します。


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新芽も美しいです


■増やし方

サルスベリは挿し木で増やします。
2月〜3月下旬に前年の枝を挿すか、
夏に伸びた枝を挿して緑枝ざしにします。

サルスベリの挿し木は、比較的簡単なので、
気に入った品種は、挿し木で増やしておくと安心です。

緑枝ざしは、元気のある枝を10p程に切り、挿し穂にします。
植木鉢に鉢底石を敷き、鹿沼土を入れ、挿し穂をさします。

針金で支柱を作り、ビニールをかけて密閉し、湿度を保ちます。
乾燥しないように気をつけながら、日陰で管理します。

発根してくるのは9月頃です。
発根したら、鉢上げをします。

用土は赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜます。
植え付け後は少しずつ日の当たる所へ移動させていき、
最終的には日当たりのよい場所で育てます。


Bay20laurel010.JPG
>>月桂樹の挿し木方法 要領はこちらと同じです。

■病害虫

サルスベリはうどんこ病の発生しやすい樹です。
植え付け時にうどんこ病に耐性のある、
品種を選ぶのも予防の一つの手段です。

日当たりや風通しを良くしておき、
落葉した葉はこまめに集めて焼却すると、病気の発生を予防できます。

また、1〜3月にはカイガラムシが発生しやすくなります。
カイガラムシは黒い分泌液を出し、それがすす病の原因になります。

景観を損ねますし、光合成を妨げてしまいます。
固い歯ブラシなどでこすり取るか、
落葉時期にマシン油乳剤を30倍に薄めて散布します。
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管理人=fuji 野菜栽培18年♪
「猫の額 菜園」で、
野菜や果樹を栽培中!
土と植物からエネルギーをもらっています♪

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