根菜類のカテゴリ記事一覧

野菜 果樹 ハーブ 山野草の分かりやすい育て方。画像満載。


 
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カテゴリ:根菜類

根菜類のカテゴリ記事一覧。野菜 果樹 ハーブ 山野草の分かりやすい育て方。画像満載。
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コールラビの育て方|下葉を取って球を大きく栽培!

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タマネギは、砂質土でもおいしく栽培できる?

  •  投稿日:2011-12-25
  •  カテゴリ:根菜類
onion (3).jpg


タマネギの歴史は古く、
紀元前から栽培されている野菜です。

タマネギを包丁で切ると涙が出るのは、
硫化アリルという成分が原因ですが、
実はこの硫化アリルという成分には、
様々な体に良い作用があります。

特に注目されているのが、血液をサラサラに、
する作用で、高血圧や糖尿病などの予防に、
有効とされています。


タマネギは、砂質土でもおいしく栽培できる?

タマネギは乾燥を嫌うため、
やや湿り気の多い粘土質の土を好みます。

そのため、砂質土(さしつど)では、
育てにくいと思われがちですが、
実は他の野菜に比べて、
土質による生育や作柄への影響が、
少ない野菜でもあります。

九十九里浜でも良いタマネギが産出されるように、
日当たりさえよければ、実はそれほど土質は選ばず、
堆肥をしっかりと施せば、砂質土でも十分栽培できます。

ただし、乾燥を嫌うため、水切れを起こさないように、
土の状態をチェックして、乾きすぎているようでしたら、
露地栽培でも水やりをします。



砂質土特徴対策

砂質土は保水力や養分に乏しく、
乾燥しやすいですが、適切に水やりを行ったり、
乾燥しないようにマルチングしたりと工夫すれば、
各種野菜を栽培することができます。

施した肥料が流失しやすいため、
生育の後半に肥料切れしやすいので、
肥料を何回にも分けて施します。

さらに緩効性肥料を使うことにより、
肥料を効率的に効かせるよう、注意します。


タマネギ栽培で、土質よりも重要ポイント

このように、タマネギは意外と土質は選びません。
しかし、酸性土には弱く、特にpH4以下では、
生育が非常に悪くなります。

pH6.3〜7.8が最適とされているため、
酸度調整を行う必要があります。

苗の植え付け2週間前までに、
1u当たり3握りほどの苦土石灰を施して、
深く耕しておきます。

さらに植え付け1週間前になったら、
元肥として1uあたりバケツ1杯の堆肥と、
2握りほどの化成肥料を施してよく耕し、
60cm幅のベッド畝を作っておきます。

■参考
・タマネギの育て方|良い苗を選んで大きく栽培!
・タマネギのプランター栽培|良苗をび大玉を栽培できます

タマネギの大きいおいしい育て方|タネまき、植え付けのコツ

  •  投稿日:2011-12-19
  •  カテゴリ:根菜類
onion (2).jpg
タマネギ、家庭菜園のものはジューシーで甘いです


タマネギは、冬越しさせて栽培する代表的な野菜です。

タマネギには、ある一定以上の大きさになると、
寒さに反応して花芽分化する性質があります。
花芽分化してしまうと、ネギ坊主ができてしまいます。

しかし、苗が小さすぎると発育不足で、
今度は寒さで傷みやすくなってしまいます。

そのため、無事に冬越しさせてタマネギを収穫するには、
苗の質が非常に重要になってきます。


onion (1).jpg
タマネギの収穫、嬉しいです!


タマネギタネまきからの栽培コツ

家庭菜園でのタマネギの栽培は、
11月頃に園芸店などで出回る苗を購入し
菜園に植え付けることが多いと思いますが、
タネからでも栽培できます。

タマネギは冷涼な気候を好み、生育適温は20℃前後です。
また、15〜25℃で日が長くなると茎の付け根が肥大してきます。
さらに、13℃以下の低温にあうと花芽分化し、
長日・高温化でトウ立ちします。

そのため、9月にタネまきをし、
翌年の5月〜6月中には収穫するのが一般的です。

・タネまき
早生種は9月上旬、中性種や晩生種は9月下旬に、
タネをまきます。

日当たり、水はけ、水もちのよい苗床に、
8cm間隔でまき溝をつけて、筋まきにします。
薄く覆土してたっぷり水やりをしたら、
湿った新聞紙などで覆うか、敷きわらをして、
発芽まで乾かないようにします。

・間引き
子葉が開いたら間引き始めます。
本葉3〜4枚で株間3cmくらいになるようにします。

乾かしすぎないように管理し、土入れ、
土寄せをしながら苗を育て、
タネまきから約60日後、草丈20〜25cm、
茎の太さ6〜8mmの苗に育ったら、定植します。

このときの苗の大きさが、
良いタマネギを
育てるための重要なポイントです。


草丈が短かかったり、基部が膨らんだ苗、
ひょろひょろとした徒長苗、8mm以上の
太い苗は避けます。

細い苗だと寒さで傷みやすいですし、
太すぎる苗だと寒さにあって花芽分化し、
ネギ坊主ができてしまいます。

タネを早まきすると苗が太くなりがちですので、
タネまき適期を守りましょう。


タマネギ植え付けコツ

たとえよい苗でも、植え付け時期が早すぎると
春にとう立ちしてしまうので、
植え付け時期にも注意します。
関東地方は11月中旬が植え付け適期です。

植え場所には、植え付け2週間前に、
あらかじめ苦土石灰を1uあたり2握りまき、
よく耕しておきます。

1週間前になったら、溝を掘って1uあたり、
堆肥をバケツ1杯と、化成肥料を2握り施して埋め戻し、
幅60cmのベッド畝を作っておきます。

条間20〜25cm、株間15cmで苗を差し込み、
根が見えなくなる程度に植え付けます。

このとき、畑が乾いていたら、
事前に水やりをしておくことが、
植え付けのもっとも大切なコツです。


植え付けたら、根元をしっかり押さえて、
根に土をしっかりなじませておくのもポイントです。

■参考
・タマネギの育て方|良い苗を選んで大きく栽培!
・タマネギのプランター栽培|良苗をび大玉を栽培できます

タマネギの収穫時期と保存方法のポイント

  •  投稿日:2011-12-19
  •  カテゴリ:根菜類
tamanegi (1).jpg
タマネギの収穫直前のようすです


タマネギは明治に日本に導入されましたが、
最初は日本の食卓になじまず、明治の終わりごろには、
ニュージーランドなどに輸出していたそうです。

しかし、今や日本はアメリカに告ぐ、
世界第2のタマネギ生産国となっているそうです。
国内での収穫量は、大根、キャベツに次いで、
なんと第3位という多さです。

西洋料理はもちろん、肉じゃがなどの和食にも合うことで、
日本の食卓にもなじんだのでしょうね。

タマネギには旨み成分が多いため、
西洋料理のベースに利用されることが多く、
「西洋のかつおぶし」とも呼ばれています。


タマネギ収穫時期見極め方

葉タマネギとして利用するのであれば、
4月〜5月、球が肥大し始めた頃に抜き取り、収穫します。
春先の、葉物野菜が少ない時期に重宝します。

普通のタマネギとして収穫する場合は、
5月〜6月になって茎葉が8割倒れるまで待ち、収穫します。


tamanegi.jpg


タマネギ保存方法ポイント

タマネギは、保存がききます。

タマネギを貯蔵する場合は、
数日晴天が続いた日に収穫します。
また、茎が枯れる前で、まだしっかりしているうちに、
収穫してしまいます。

これは、茎にヒモを結わえ付けて、
吊るして保存するためです。

1.ビニールのヒモを1m以上に切り、
半分に折り、2重にします。

2.タマネギ4〜6個を1束にし、
茎にビニールのヒモをまきつけ、
輪の部分にヒモの両端をくぐらせます。

3.次に、同じ重量になるくらいの、
タマネギ4〜6個を用意し、
くぐらせたヒモの端の部分を重ねて、
片結びをします。
このとき、はみ出すヒモの部分を長くすると、
外れて落ちてきません。

4.風通しのよい日陰に吊るして、保存します。

この方法ですと、タマネギの自重でヒモが締まるので、
落ちにくいのです。

また、小さい球や、少量でしたら、
ネットに入れて吊るしてもよいでしょう。

水分の多い新タマネギや赤タマネギは、
風味が落ちやすく保存もききません。
冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べきるようにしましょう。

冷蔵で貯蔵する場合は、0〜2℃が目安です。

■タマネギのわかりやすい育て方
・タマネギは、砂質土でもおいしく栽培できる?
・タマネギの大きいおいしい育て方|タネまき、植え付けのコツ
・タマネギの収穫時期と保存方法のポイント
・タマネギの育て方(地植え)|良い苗を選んで大きく栽培!
・タマネギのプランター栽培|良苗で大玉を栽培できます
・タマネギ栽培 肥料は?
・タマネギ 種まきと苗作り
・タマネギ トウ立ちの原因は?
・タマネギ 大量保存のコツ

サツマイモのプランター栽培|つるは誘引して収穫量もアップ!

  •  投稿日:2011-11-19
  •  カテゴリ:根菜類
satumaimo (1).jpg
サツマイモの花


土量の多いプランターさえ準備すれば、
サツマイモは丈夫で、日照りや乾燥にも強く、
肥料も少量でよいので簡単に栽培できます。

家族で手軽にイモ掘りを体験できます。


■栽培管理

・容器
土量が多い深型の容器を使用するのが鉄則です。
土のう袋なら1株、発泡スチロール箱、
深型菜園プランター、ジャンボプランターなら、
2株にします。

麻袋や、培養土の入っていたビニール袋を、
そのまま使ってもできます。
ビニール袋を使うときは、底に水抜きの穴を開けて
おきます。
袋は、できれば2重にしたほうがじょうぶです。

・用土
標準のもので十分良く育ちます。
サツマイモは連作に強いので、古土でもかまいません。


・定植
サツマイモは、地温が15℃以下だと、
苗の活着が悪いので、
定植は5月上旬〜6月上旬とします。

苗は園芸店で、茎が太く、
葉が5〜6枚以上ついている、
新しいものを購入します。

購入した苗はその日のうちに定植するか、
しおれていたら1晩水に浸けて水揚げをして、
元気にさせてから定植します。

苗の植え方は、西日本で多い長い苗の場合は、
水平植えにします。
苗を寝かせ、そのまま土中に押し付けるように、
2〜3cm押し込みます。

関東の短い苗は斜め植え用で、
斜めに深く植え付けます。
斜め植えの場合は、水平上の倍の数の苗を、
半分の間隔で植えます。

あまり深植えにするとイモがつきにくくなるので、
深さ5cm程度とします。

定植後は乾かさないように、毎日水やりをします。
苗には根がないため、いったんはしおれますが、
10日もすると発根し、元気になります。

・肥料
サツマイモは多肥を嫌うので、少な目を心掛けます。

肥料は活着後に、元肥として菜園プランターで40g、
その後20日ごとに2回、20gの追肥を行います。

土のう袋ならこの半分、ジャンボプランターなら、
1.5倍を目安とします。

葉色が黄色いようなら、液肥を与えます。

・誘引
サツマイモは旺盛につるを伸ばします。
場所に余裕があるなら地面を這わせてもよいのですが、
支柱などに誘引する立ち作りもおすすめです。

サツマイモのつるは自分で巻きつく力がないので、
支柱を立てたら手で支柱にまきつけ、
誘引ヒモで固定します。
受光量が多くなり、つるは短くてもがっちり育ち、
大きいイモが育ちます。

プランター内でつるが地面に落ちないように誘導し、
トグロのように適当につるを配置する、
立ち這い作りでも良いでしょう。

ベランダのフェンスなどに誘引するのもお勧めです。

・水やり
サツマイモは、土がいつも湿っていると
つるぼけ(葉が茂りすぎて実がならないこと)になったり、
あまり太らずに繊維の多いイモになったりします。

土の表面が完全に乾いたら、水を与える程度にします。

1951546.jpg
サツマイモの元気な苗


satumaimo (2).jpg
サツマイモの収穫です


■収穫

サツマイモは地上部が枯れるまで太り続けるので、
霜がおりるギリギリまで、葉が枯れ始めるまで、
収穫を待ちます。

イモが傷つかないように慎重に掘りましょう。
地上のつるを切ってから掘ると、収穫しやすいです。

霜がおりるとイモが腐ってしまうので、
注意が必要です。


■病害虫

病害虫の心配はほとんどありません。

■わかりやすい育て方
・サツマイモの育て方|やせ地でも簡単栽培、初心者でも高収穫!
・サツマイモの収穫適期は?
・サツマイモ 黒斑病の注意点

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サツマイモの育て方|やせ地でも簡単栽培、初心者でも高収穫!

  •  投稿日:2011-11-19
  •  カテゴリ:根菜類
sweet potatoA.jpg
サツマイモ畑


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.水はけと通気性を良くします
2.肥沃な場所を避け、肥料分を控えます
3.つる返しでイモの数を制限します


やせ地でもよく育ち、丈夫で育てやすいサツマイモは、
初めて野菜作りをする人でも失敗なく育てられます。

幼稚園や保育園、小学校で育てて、
イモ掘りをした思い出がある方も多いでしょう。


■品種

育てやすく、ホクホクした食感の「ベニアズマ」、
早掘り用の「高系14号」がおすすめです。

サツマイモには、形や色、大きさが異なる品種も多く、
土地に合った品種も多く出ています。

皮も実も黄白色の「コガネセンガン」や、
紅イモの「ムラサキマサリ」なども良いでしょう。


sweet potatoX.jpg
サツマイモの発芽


sweet potatoC.jpg
サツマイモの元気な苗です


■栽培管理

サツマイモは日当たりを好み、
20〜35℃の高温で良く育ちます。

逆に言えば高温が不可欠なため、沖縄や九州でも、
早掘りをするときはビニールハウスで栽培するほどです。
そのため、青森以北では栽培が難しいでしょう。

・植え場所
土が湿っているとつるぼけ(葉が茂りすぎて実がならない)
になったり、あまり太らずに繊維の多いイモになったりします。

土は深く良く耕しておき、水はけが悪い土地では高畝にするか、
砂やパーライトなどをすき込んで、水はけを改善します。

また、日当たりが悪かったり、窒素分が多すぎても、
イモが太らないため、植え付け場所はよく選びます。

植え付けの1〜2週間前に、深さ15cmの溝を掘り、
溝の底に草木灰や完熟堆肥、腐葉土などを、
5〜6cmの厚さに埋めます。

やせ地の場合は、さらに過リン石灰か化成肥料を薄くまき、
間土が10cm以上になるよう、溝の左右から土を掘り上げます。

高畝になるようにして、畝間は60cmにします。

・苗選び
サツマイモの苗は、葉が5〜6枚ついただけの茎です。
タネイモから発芽させたものを切り取ってあるので、
根はありません。
茎が太く充実した苗を選びます。

苗は、植え付けの前日から一晩、水につけて、
吸水させておきます。

・植え付け
地温が15度以上になってからでないとよく育たないので、
早植えしないようにします。
関東地方で5月上旬頃が目安です。

30〜35cm間隔で、苗を畝に平行に寝かせ、
そのまま土中に押し付けるように2〜3cm押し込みます。

普通はこのように水平に植えますが、
早掘りしたいときは斜めに深く植えたり、
まっすぐ直立して植えたりします。

葉の付け根から両側にイモが出ます。
付け根と土が密着するように、上から土を押さえ、
たっぷりと水やりをして、
根が出るまで乾燥しないようにします。

・発根
植え付けから遅くとも10日くらいで発根します。
植え付け後はしおれたようになりますが、
苗には根がないため仕方ありません。
心配せずに水やりをします。

発根すると、葉にも元気が出てきて、
芽もどんどん伸びてきます。


satumaimo (1).jpg
サツマイモの花が、こんなにかわいいとは!


・追肥と土寄せ
元肥が十分で、茎葉も元気よく伸びているようなら、
特に追肥の必要はありません。
むしろ肥料を与えすぎると、茎葉ばかり茂って、
なかなかイモが太りません。

砂質土のように保肥力の悪い畑は、植え付け40日前後に、
株間や畝間に化成肥料を1株あたり1握り、
追肥として施します。

つるが2〜3本伸びた頃、雑草を取り除き、
軽く耕して土寄せします。
耕すことで土に空気を含ませ、
イモを太らせることができるのです。

・つる返し
サツマイモのつるは、気温が上がるに連れて、
勢い良く伸びるようになります。

7月中旬と8月上旬頃、つるをいったん持ち上げ、
つるから出ている根をちぎるようにします。
これをつる返しといいます。

つるではなく、苗から伸びた根に養分を集中させることで、
イモの質が良くなります。

つる返しの後、雑草を取り、
葉の上から草木灰か消石灰を少しまきます。

・水やり
植え付けから発根までは水やりしますが、
その後は水やりをする必要はほとんどありません。

葉がしおれるようなら、たっぷりと水やりします。


satumaimo (3).jpg
大収穫!


■収穫

早掘りは8月の旧盆頃から可能ですが、
普通は10月〜11月が収穫適期です。

土中に手を入れてイモの大きさを探り、
収穫の目処をつけます。
何株もあるなら、1株を試し掘りしても良いでしょう。

収穫時は、まず地上部をハサミやカマなどで全部刈り取ります。
次に、株元から15〜20cm離れた所にスコップをさして、
イモを掘り上げます。
さらに、つるのつけ根を持って、土中から引き抜きます。

掘ったイモは、4〜5日間、風通しのよい日陰で干すと、
甘味が増します。

取り遅れると表面が裂けたり味が落ちたりするので、
霜がおりる前には掘り終えるようにします。


■病害虫

病害虫対策はほとんど不要ですが、
葉を食害するエビガラスズメ、
ハスモンヨトウなどのイモムシが、
発生することがあります。
葉が巻いているのは、イモコガの幼虫です。

これらの害虫は見つけ次第捕殺するか、
ディプテレックスやエルサンを散布します。

病害については、苗は無菌のタネイモから作ってあるため、
耐病性が高く、心配ないでしょう。

ただし、サツマイモは連作の害が少ないといわれていますが、
長期間に繰り返しつくると地力が低下し、
土壌病害虫の発生も多くなる傾向にあります。
できるだけ輪作を心がけましょう。

■サツマイモのわかりやすい育て方
・サツマイモ 黒斑病の注意点
・サツマイモの収穫適期は?
・サツマイモとは?|豊富なビタミンCは加熱にも強い
・サツマイモのプランター栽培|つるは誘引して収穫量もアップ!
・サツマイモ 苗の植え方は?
・サツマイモ つる返しとは?
・サツマイモの肥料は?
・サツマイモの袋栽培
・サツマイモ 保存方法は?
・サツマイモ 大きくならない原因は?
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ジャガイモのプランター栽培|ウイルス病予防のためにタネイモを使用

  •  投稿日:2011-11-16
  •  カテゴリ:根菜類
jyagaimo.jpg
ジャガイモ、容器栽培でも立派に育ちます


potato2.jpg
ジャガイモ、プランターで栽培


potato1.jpg
ジャガイモの発芽


ジャガイモはコツさえつかめば、
プランターやトロ箱栽培でも、
大きなイモを栽培することができます。

スーパーで購入する食用のジャガイモは、
ウイルス病にかかっていることが多いので、
必ずタネイモ用のイモを買います。


■栽培管理

・容器
土量が多いほど良くできます。
収穫量は土の量に比例すると言ってもいいぐらいです。

標準プランターでは土量が少なく、
収量が少なくなってしまうので、
深型菜園プランター以上のプランターや、
発泡スチロール箱、土のう袋などがお勧めです。

土のう袋なら1株、
発泡スチロール箱や深型菜園プランターなら2株、
ジャンボプランターなら3株とします。

標準プランターで栽培する場合は、
株数を減らして1株で栽培します。

・用土
標準の用土でよくできます。
弱酸性土を好むので、石灰は入れません。

連作を嫌うので、なるべく新しい土を使います。
古土を使う場合は、2〜3年ナス科の植物を、
栽培していない土にします。

元肥は、土のう袋なら20g、
発泡スチロール箱なら50g、
深型菜園プランターなら60g、
ジャンボプランターなら70gを目安にします。

・タネイモ
ウイルスに侵されていない、種苗検定済の、
無菌のタネイモを購入します。

タネイモの大きさは30〜40gが目安です。
大きいイモは、芽がたくさんあるほうを上、
へこんだへそのある方を下にして、
縦に2〜4ツ切りにします。
芽が平均して付くようにします。

タネイモを切ったら切り口を陰干しして乾かします。
春作の場合は、切り口を乾かさずに、
すぐに植え付けてもかまいません。

タネイモには、春作用と秋作用があります。
春作は、早生の「男爵」、中生の「メークイン」、
秋作は、「デジマ」「セトユタカ」「ワセジロ」、
晩生で皮が赤い「レッドムーン」などが、
育てやすいでしょう。

・植え付け
春作は3月中旬、秋作は8月下旬が植え付け時期です。
秋作は暖地向けですが、
暑い時期に植え付けるため、
腐敗や病気も多いので、
初心者のうちは育てやすい、
春作が良いでしょう。

春作の場合は、切り口を下にして、
深さ6cmに植え付けます。

秋作の場合は、夕方地温が下がったころ、
切り口を上にして、深さ4cmに植え付けます。
秋作は植え付けの後、地温が上がらないように、
麦わらや刈草、落ち葉などを土の表面に敷きます。

・芽かきと土寄せ
草丈が15cmくらいになったら、
1株1〜2本に芽かきします。
タネイモごと抜かないように、
残す茎を左手でしっかり押さえ、
間引く茎を右手で横に引っ張り、
タネイモから外します。

新イモはタネイモの上のほうにできるので、
芽かき後、株元に高さ3〜4cmくらいになるよう、
厚く土寄せします。

これは、ジャガイモは日光に当たると緑化し、
有毒なソラニンという物質ができるので、
露出を避けるためです。

・追肥と土寄せ
追肥は、植え付け後50日前後を目安に、
草丈が20〜30cmくらいのときに1回だけ、
状溝に施します。

肥料に当たるとイモが腐るので、
緩効性化成肥料を使用し、
絶対に株元に施さないようにします。

追肥後、2回目の土寄せを行います。

・水やり
基本は1日1回ですが、
過湿になるとイモが腐ったり、
病気になりやすくなるため、
土が白くなってから水やりをします。


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ジャガイモの花、品種によって白、紫などが咲きます


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ジャガイモの収穫です


■収穫

ジャガイモは、品種により収穫時期が異なります。
春作の場合、男爵などの早生種は6月中旬、
メークインなどの中生種は7月上旬が収穫適期です。
購入時に確認しておきましょう。

いずれも葉が黄色くなり、
葉が枯れ始めたころが掘り時です。
早掘すると、まだイモが水っぽいです。

掘るときは、イモを傷つけないように注意しましょう。
傷が付いたイモは腐りやすくなります。


■病害虫

ジャガイモには、一夜で枯れてしまう疫病が出やすく、
しかもかかってしまうと手の施しようがありません。
生育中期からジマンダイセン水和剤の600倍を、
10日おきに2〜3回集中的に予防散布します。

害虫のテントウムシダマシは葉を食い荒らすので、
見つけたらディプテレックスの粉剤や乳剤を散布します。

どちらも収穫の14日前までに、散布を切り上げます。

ジャガイモの育て方|イモを大きくおいしく栽培するコツ!

  •  投稿日:2011-11-16
  •  カテゴリ:根菜類
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ジャガイモ、元気良く育っています


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ジャガイモ畑


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.信頼できるお店で無菌のタネイモを入手します
2.土に茎葉が残るため、連作はしません
3.芽かきをして実の質を高くします


ジャガイモの栽培は北海道が有名で、
15〜20℃の冷涼な気候を好み、
昼夜の温度差があると良く成長しますが、
適応力があるため、暖地でも育てられます。

植え付けから約90日と、イモ類のなかでは、
比較的短期間で収穫できるのが特徴です。

ナス科の植物の連作は避けます。


■品種

スーパーでもよく見かける多産の早生種「男爵」や、
中生種「メークイン」が育てやすいでしょう。

暖地の秋植えなら、晩生種の「農林1号」「デジマ」、
などが良いでしょう。

最近はジャガイモの種類が非常に増えましたので、
「キタアカリ」や「インカのめざめ」など、
好みの品種を植えても良いでしょう。


■栽培管理

スーパーで買ったジャガイモを植え付けても、
芽が出ないように処理されていたり、
ウイルスを持っていたりして、
うまく収穫できないことが多いです。

タネイモと呼ばれる、種苗検定済みの、
無菌のイモを購入し、植え付けましょう。

夏の暑さで成長が止まってしまうため、
春作りで夏に収穫するか、8月に植え付けて、
11月に収穫する秋づくりにします。

病害が少ない春づくりの方が育てやすいです。

・植え場所
水はけ、水もちのよい砂質土か粘質土を好みますが、
特に土質にはこだわりません。
酸性土への適応力もあるので、
どこにでも植え付けることができます。

土は深めに良く耕して、幅60〜70cmの畝を作ります。
水はけの悪い場所では畝を高くします。

深さ20cmの植え溝を掘り、元肥として、
堆肥や腐葉土などを1株あたり2握りとなるように施します。

元肥と底土を混ぜ、掘り上げた土を、
5〜6cmの厚さになるように埋め戻して間土とします。

*間土(まつち)
タネイモなどを植え溝に植え付けたりする時、
根が直接肥料などにふれないように、緩衝役を果す土のこと。

・タネイモ
タネイモの良し悪しにより収量が左右されます。

タネイモは、親株からウイルスが入らないよう、
タネイモ用に栽培されます。
信頼のおける園芸店で購入します。

タネイモは、植え付けの1〜2日前に、
必ず芽を付けて30〜40gに切り分けます。

芽がたくさんあるほうを上、
へこんだへそのある方を下にして、
縦に切ることが大切です。
芽が平均して付くように、2〜4つ切りにします。

風通しのよい日陰に置き、切り口を乾かしておきます。

・植え付け
霜がおりなくなったら早めに、
3月までにタネイモを植え付けます。

株間30cmで、間土の上にタネイモを置きます。

7〜8cmの厚さになるよう覆土をし、
軽く踏み固めるように押さえます。

・土寄せと保護
芽が出てくるまでの1ヶ月と、発芽後の幼苗は、
遅霜対策が大切です。

気温が安定する4月下旬頃までは、軽く土寄せし、
発芽したら芽の上にも土をかぶせたり、
もみ殻や切りわら、腐葉土などを厚くかけたりして、
防寒対策とします。

・芽かき
1株から5〜6本も芽が伸びてきますが、
そのまま育てると養分が分散するため、
”芽かき”をします。

発芽して1ヶ月ほどして芽が10cmほどになったら、
弱い芽をかきとって1株当たり1〜2本にします。

芽かきをするとき、芽を引っ張ると、
元のタネイモは同じですから、
タネイモごと抜けることがあります。

残す芽の根元を押さえ、かき取る芽は横に倒すように、
引っ張り、ていねいに取ります。

地上部だけでなく、付け根から抜き取るようにします。

・追肥と土寄せ
芽かき後と、その2週間後に、追肥をして中耕、
土寄せをします。

1株あたり化成肥料1握りを株のまわりにばらまき、
根を傷めないように表土と混ぜます。

その後、イモが表土上に出ると緑色になってしまうため、
土寄せをします。
畝間の土を掘り、株元に積み上げるように寄せます。
2回の土寄せで、3cmくらい高くなるようにします。

収穫前にも3回目の土寄せをし、
このときは1回で3cmくらい高くなるようにします。

*ジャガイモの毒性
ジャガイモの芽や緑色になった部分は、
ソラニン(ポテトグリコアルカロイド=PGA)、
という有毒物質を含みます。
厚めに皮をむいて加熱して食べれば大丈夫でが、
少しでも気分が悪くなった場合は、食べないようにしましょう。

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ジャガイモの花は愛らしいです


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ジャガイモの収穫は楽しみ♪


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こんな丸々したジャガイモがとれました


■収穫

6〜7月頃、茎葉が黄色く枯れ始めたら、
ためしに1株掘ってみて大きさを確認します。

イモが十分大きくなっていたら、
株ごと引き抜いて収穫します。
取り残しのないように、土の中を確認しましょう。

掘り出すのは天気の良い日を選び、半日ほど
天日にさらしておきます。
長く日にさらすとイモが緑色になってくるので、
土が乾いたら、箱などに重ならないように、
並べて日陰に保存します。

雨が続いているときに収穫すると、
イモが腐りやすくなるので注意します。


■病害虫

ウイルス病やそうか病は、
無菌のタネイモを購入して予防できますが、
収穫後の茎や根が土に残ったままだと
これらの病気が発生しやすくなるため、
連作はしないようにします。

収穫期ごろ長雨が続くと、
株が腐る疫病が発生しやすくなります。
ダイセン水和剤や、銅水和剤を予防散布します。

害虫では、茎葉を食害するテントウムシダマシが、
大敵です。
ジャガイモを食い荒らした後は、
ナスやキュウリに移っていくため、
早めに防除します。

オルトラン、ダイアジノン、ディプテレックスなどの、
散布が有効で、アブラムシの防除にも効果があります。


■ジャガイモの秋づくり

ジャガイモの秋づくりは春づくりよりも、
病害の被害にあいやすいですが、
トウモロコシやエダマメの後作に栽培でき、
畑を有効利用できるのが魅力です。

8月末から9月上旬の雨後の涼しい時に植え付けます。

基本的な育て方は、春づくりと同様です。

ジャガイモの花が咲くころ、
2回目の追肥と土寄せを行いますが、
春づくりより多めに土を寄せます。
この作業が遅れると、台風などで葉が傷みやすくなるので
早めに行いましょう。

茎葉が枯れ始める12月上旬の、天気の良い日に収穫します。

サトイモの育て方|栽培期間は長いが手間いらずで簡単です!

  •  投稿日:2011-11-15
  •  カテゴリ:根菜類
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サトイモ畑、緑が美しいです


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待ちに待ったサトイモの収穫です!


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.収穫まで半年以上かかるので栽培計画を立てます
2.水はけの良い場所を選びます
3.連作は避け、4〜5年はあけます


サトイモ(里芋)は、栽培時間はかかりますが、
意外と手間いらずで、たくさんの収穫を、
得ることができとても楽しめます。


■品種

食べる部位で分けると、子イモ用としては
「石川早生」「土垂」、親イモ用には「八ツ頭」、
親子兼用では「赤芽大吉(セレベス)」が一般的です。

子イモ用種は青茎ですが、
親イモ用や兼用種の赤茎はズイキと呼ばれ、
食べることができます。
お味噌汁などにするとおいしいです。


■栽培管理

タネイモの植え付けは4〜5月です。
高温を好む植物ですから、
25〜30℃くらいで日当たりが良いと良く育ちます。

葉が大きい割に根が浅く張るので、
水切れしないように、乾燥させずに育てることがポイントです。

・植え場所
水はけが良ければ土質は選びませんが、
砂質土など乾きやすい場合は水やりをし、
敷きわらなどで乾燥を抑えます。

乾燥が苦手ですので、湿気のある場所で、
半日くらい日が当たる場所が良いでしょう。

90cm幅の畝に15cmの深さで植え溝を掘り、
元肥として堆肥と骨粉など有機質肥料を、
1株あたり2握り施し、2〜3cmの厚さで、
間土を入れます。

*間土:根が直接肥料などにふれないように、
緩衝役を果す土をあらかじめかぶせておくこと。

・植え付け
桜前線を目安に植え付けます。
タネイモは、ふっくらとして芽が痛んでいない、
中身が充実しているものを選びます。

タネイモは、丸い芽の方を上にし、とがった方を
差し込むように30cm間隔に置き、
芽から5〜6cm上まで土をかけて水やりをします。

発芽温度が25〜30℃と高いので、
畝全体をポリシートなどで覆い、
地温を高めて発芽を促します。

2〜3週間で芽が出てきたら、その部分のシートを、
カッターなどで切るか、指で破きます。

本葉が出たら、シートは外します。

・芽出し植え
地温が低いときは箱植えにし、
芽出ししてから植え付けた方が良いでしょう。

ビニールやガラス板をかぶせて保温し、
日中は日当たりの良いところに出して、
夜は室内に取り込みます。

本葉3枚まで育てたら、植え付けます。

・追肥と土寄せ
発芽して3週間以降と、それから1ヵ月後(梅雨明け前)に、
追肥をします。

株のまわりに油かすや化成肥料などを、
1株あたり1握りずつ施し、中耕します。

その後、子イモが出ないように土寄せをします。
土寄せは、1回目は5cm、2回目は10cm程度とします。

・敷きわら
梅雨が明けると大きな葉がたくさん出てきます。
サトイモは根が浅いため、夏の高温の乾燥に備え、
水切れしないように敷きわらをするとよいでしょう。

・水やり夏に乾燥が続くときは、じゅうぶんに水やりしてあげます。


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サトイモの発芽です


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自家製野菜で筑前煮はぜいたくな味です


■収穫

初霜の頃、晴れた日を選んで掘り上げます。
茎葉を根際で切り取り、スコップでまわりの土を掘り出して、
収穫します。

子イモを一つずつ外し、泥つきのまま、
風通しのよい場所で陰干しをします。

貯蔵する場合は、排水のよい土中で行います。
水はけのよい畑に穴を掘り、親株に子・孫イモを付けたまま、
逆さに積み重ね、ワラを敷いて土を盛ります。


■病害虫

食害するセスジスズメは見つけ次第捕殺します。

ハスモンヨトウは、若齢幼虫期に、
エルサン乳剤を散布します。

アブラムシやハダニ、汚点病やモザイク病、
軟腐病の影響は、特に心配いりません。

■サトイモのわかりやすい育て方
・サトイモの種類と特徴
・サトイモのタネイモが、なかなか発芽しない理由は?
・サトイモの育て方|栽培期間は長いが手間いらずで簡単です!
・サトイモの収穫は?
・サトイモ 害虫対策は?
・サトイモ 大きくするには?
・サトイモ 保存方法は?
・サトイモ 葉が枯れる理由は?
・ハスモンヨトウ、ワタアブラムシ、セスジスズメの害(写真有)
・サトイモのプランター栽培|追肥 土寄せ 水やりがコツ

コールラビのプランター栽培|観賞用、料理用としても人気

  •  投稿日:2011-09-04
  •  カテゴリ:根菜類
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コールラビ、食べても見ても楽しめます


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コールラビ、タネまき後のようす


コールラビーは見た目がカブに似ているため、
”カブカンラン”とも呼ばれる、キャベツの仲間です。

肥大した茎元を食べます。
ビタミンやミネラルが豊富で、やわらかく、
クセのない食材なので、皮をむいて、
和洋中いろいろな料理に使えます。
生でも食べることができます。


■栽培管理

・容器
標準プランターの大きさでよくできます。

小さな素焼き鉢でもよくできますが、
容器が小さいとあまり大株にはならないので、
4〜5cmほどで若どりします。

欧米ではガーデニング素材として親しまれているので、
お気に入りの鉢やプランターで育てれば観賞用にもなります。

・用土
標準の培養土でかまいません。
日当たりの良い場所で管理します。

・タネまきと間引き
コールラビーはキャベツの仲間のため、
冷涼な気候を好みます。
そのため、8月上旬〜9月上旬にタネをまく、
秋まきが育てやすいです。

直まきの場合は、株間11cmに、
各3〜4粒ずつの点まきにします。
タネまき後30日までに1本に間引きます。

育苗の場合は、標準プランターに2条まきにします。
適宜間引いて、株間3cmにします。
本葉2枚の頃、根を傷めないように掘り上げて、
1条植えで株間11cmに定植します。

春まき(3月上旬〜4月上旬)の場合は、
トウ立ちに気をつけます。
低温にあうと花芽ができ、
その後の高温でトウ立ちするため、
タネまき後すぐビニルトンネルで保温して、
花芽を作らないようにします。

・肥料
コールラビーなどのキャベツの仲間は、
水と肥料を好みます。

定植後すぐに元肥を条溝施肥します。
標準プランターで20gを目安とします。

その後、20日後に追肥を1回、
同じ場所に施します。

週に1回、1000倍の液肥を施すと
生育が早まり、球も大きくなります。

・水やり
株元が肥大し始めたら、乾燥しないように、
水やりをこまめにします。


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コールラビ、サラダ、煮物、お新香も美味です


■収穫

球の直径が4〜5cm頃から若どり収穫できます。
この頃は皮もまだ柔らかいので、
丸ごと食べることが出来ます。

標準的には7〜8cm頃が収穫適期です。
あまり大きくなると味が落ち、かたくなります。


■病害虫

6月〜8月の栽培は、コナガなどの害虫が多いので、
タネまき後、防虫ネットでトンネルにしたり、
発芽後に予防的にオルトラン粒剤を
株元に1株あたり2g散布するとよいでしょう。

コールラビの育て方|下葉を取って球を大きく栽培!

  •  投稿日:2011-09-04
  •  カテゴリ:根菜類
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コールラビ、一度食べるとやみつきのおいしさです


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庭に植えてもおしゃれな感じです


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.肥料切れしないように追肥します
2.下葉をとって球を肥大させます
3.高温期は早めに収穫します


コールラビ(Kohlrabi)の語源はドイツ語で、
コールはキャベツ、ラビはカブの意味です。

その名のとおり、キャベツの仲間です。
地中海沿岸原産で、イタリア料理に使われます。

変わった形をしていますが、
株型をした茎の付け根を食べます。

キャベツとカブを足したような味ですが、
カブよりビタミンA,Cを多く含んでいます。


■品種

緑色種の「サンバード」「グランドデューク」、
紫色種の「パープルバード」などがあります。

早生なら「アーリー・ホワイト・ビエンナ」
「デリッカス」「グランドデューク」、
晩生なら「ホワイト・ゴリアード」などがあります。


■栽培管理

コールラビは冷涼な気候を好みます。
丈夫で、比較的成長が早く、植え付け後、
2か月ぐらいで収穫できるため、
初心者にもおすすめです。

・まき場所
コールラビはキャベツの仲間のため、
連作障害の出やすいアブラナ科の植物です。
アブラナ科の植物を数年植えていない場所を選びます。

苦土石灰をまいて耕し、元肥として1u当たり、
堆肥バケツ1杯、化成肥料1握りを全面に施します。

土を寄せて、幅60cmのベッド畝を作ります。

・タネまき
3〜4月か、9月に、株間20cmで4〜5粒ずつ、
2条に点まきします。

覆土は薄くして、軽く手で押さえて土をなじませ、
水やりをします。
乾燥しないように新聞紙をのせ、
その上から霧水をかけて湿らせます。

新聞紙が乾かないように水やりをしましょう。
新聞紙は発芽したら取り除きます。

ポリポットで育苗しても良いでしょう。
定植する際は、あまり深植えにならないようにします。

・間引き
発芽したら2〜3回間引いて、
本葉4〜5枚で1本立ちにします。

・追肥と土寄せ
1本立ちにしたら、株の周りに化成肥料をばらまいて、
中耕、土寄せをします。

高温期は寒冷紗で遮光します。
土が乾くようなら、敷きわらなどをします。

・水やり
土が乾いたら、じゅうぶんに水をやります。

・下葉取り
付け根がふくらみ始めたら、下のほうの葉は
2cmくらい軸を残して切り取ってしまいます。
これは、養分が葉のほうに取られないようにして、
付け根を太らせるためです。

葉は、上のほうから出ている5〜6枚があれば、
大丈夫です。


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ネパール、ポカラの野菜売り


■収穫

付け根が直径5cmくらいになったら、
球の下と上を切り取って収穫します。

春まきなら7〜8月、秋まきなら
12月〜翌年2月に収穫できます。

トウ立ちは遅いほうですが、
とり遅れるとかたくなってしまうので、
かたくなってしまったら、
煮たりスープにしたりして利用しましょう。
やわらかいうちなら、生のままサラダでも、
おいしく食べることが出来ます。

収穫後は新聞紙に包んで冷暗所に置けば、
長期間保存できます。

■病害虫

アブラナ科の野菜を連作すると立ち枯れ病が出たりするので、
数年はアブラナ科を栽培していない場所に植え付けましょう。
べと病は殺菌剤の散布で防除します。

害虫はアブラムシやコナガがつきます。
育苗期間は寒冷紗のトンネルをかけるのが効果的です。
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ゴボウの育て方|短根種なら家庭菜園でも簡単栽培

  •  投稿日:2011-08-27
  •  カテゴリ:根菜類
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ゴボウ畑


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ゴボウの花はアザミのよう


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.苦土石灰で土の酸性を中和する
2.肥沃な土を深く耕しておく
3.覆土は薄くし、発芽まで土を乾かさない


ゴボウは食物繊維の多い野菜で、
皮と身の間に栄養も香りも凝縮されています。
スーパーで売られている洗いゴボウは、
この栄養も香りもこすり落とされてしまっていますので、
家庭菜園のゴボウは、栄養価も高いです。

ゴボウに含まれているイヌリンという成分は、
血中血糖値を下げる効果があり、注目されています。


■品種

ゴボウは、根が長いほど栽培期間も長いため、
最近は根が短い「サラダむすめ」などの品種に人気があります。

また、家庭菜園ではあまり深くまで耕すことができないため、
そういった面からも短根種の方が育てやすいです。

春から秋までまける「渡辺早生」、
細長い滝野川系の「山田早生」などのほか、
生食向きの「ダイエット」なども、育てやすい品種です。


■栽培管理

ゴボウは20〜25℃でもっともよく育ちますが、
30℃以上の高温にも耐えられます。
そのため、タネを春まき(4月〜5月)にして、
秋(10月下旬〜12月)に収穫するか、
秋まき(9月下旬)にして翌年の初夏(6月〜7月上旬)に収穫します。

秋まきでは、春まきより収穫期の気温が高くなるので、
収穫適期は短くなります。
また、秋まきではとう立ちが問題となるので、
秋まきに適した品種を植えるとよいでしょう。

ゴボウの栽培期間は長いので、菜園プランによっては、
栽培期間の短い品種を選ぶとよいでしょう。

・まき場所
ゴボウは連作障害が出るので、
一度植えたら4〜5年は間をあけます。

ゴボウの出来は土質に左右されやすく、
火山灰土のような軽く乾いた土より、
沖積土のほうが、肉質が密で香りも豊かに育ちます。

タネまき2週間前には、酸性土を中和するため、
苦土石灰を撒いて深く耕し、40cm幅のベッド畝を作ります。

このとき、根が曲がったりまた根の原因になる、
土中の石や固い土の塊などを取り除いておきましょう。

この時点では元肥は施しませんが、やせ地の場合は種が発芽したら、
苗の列沿いに1uあたり堆肥3〜4kgと化成肥料2握りを施します。

・タネまき
タネは、新しいものを用います。
春まきなら4月〜5月に、秋まきなら9月下旬にまきます。

15cm間隔で1ヶ所当たり3〜4粒まく点まきにするか、
15cmの条間ですじまきにします。
種が隠れる程度(5mmくらい)に覆土をして押さえ、水やりをします。
ゴボウタネは発芽するのに光が必要な好光性種子なので、
覆土が厚いと光が届かず、発芽しなくなってしまいます。

土を乾かさないように管理していれば、約2週間で発芽します。

・間引き
本葉が出てきたら間引きをします。
小さすぎたり、大きすぎたりするものを抜き、
残す苗の大きさを均等にします。

葉が直立していないで横に広がっているような苗は、
根が変形している場合が多いので、
そういう苗を優先して間引くとよいです。

本葉3枚で、点まきなら1ヶ所当たり1本、
すじまきなら15cm間隔になるように、2〜3回間引きます。

・追肥と土寄せ
本葉3〜4枚から草丈30cmになるまでの間に2回、
株元に化成肥料を施して、その度に中耕と土寄せをします。


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いよいよゴボウ掘り


■収穫

品種ごとの収穫日数を目安に、茎葉が大きくなって、
枯れかけてきたら、少し土を掘って根の太さを確認し、
2cmぐらいで収穫を始めます。
根径1〜1.5cmのものを若ゴボウとして収穫してもよいでしょう。

葉柄を短く刈り取り、根に沿うように土を深く掘り、
その穴に倒すような気持ちで引き抜くと、折らずに収穫できます。

穴は、根を傷つけないように根の少し横を掘ります。
穴の直径は小さくてもよいので、真下に深く掘りましょう。

収穫したゴボウを保存したい場合は、土中に斜めに埋めなおします。


■病害虫

アブラムシ防除と、トヨウムシ、ネキリムシ類などに注意します。

カブのプランター栽培|こまめな水やりで、おいしい育て方を

  •  投稿日:2011-08-24
  •  カテゴリ:根菜類
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カブ、水やりがおいしく栽培するコツです


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イタリアのカブ、色が豊富です
C)ブリティッシュ・シード楽天市場店


カブは、真夏と真冬をのぞけば、
年中プランター栽培できる便利な野菜です。

中・大品種を密まきにして、
カブ間が詰まってきたところから、
随時間引き収穫していけば、
小カブから中・大カブまで長く楽しめます。

カブにはカルシウムやビタミンCが豊富に含まれています。
葉にも栄養たっぷりなので、捨てずに利用しましょう。


■栽培管理

・容器
カブは根菜ですが、ほとんど地上で肥大するので、
標準プランターやレリーフプランターのサイズで十分栽培できます。
間引き収穫で長く栽培する場合には、大型容器にすると多収できます。

・用土
赤玉土(小粒)と腐葉土を半々に混ぜたものでよいでしょう。
カブは、水はけがある程度良くて極端に酸性土でなければ、
ほとんど土質は選びません。
元肥は与えずにタネをまき、双葉が出揃ってから元肥を施します。

・タネまき
標準プランターで2条まきにします。
タネの間隔は1〜2cmにします。

カブは周年栽培ができますが、
ダイコンと同様冷涼な気候で一番よく育つので、
8月下旬〜10月上旬の秋まきがおススメです。

また、この時期に種をまくと、
害虫が少ないため無農薬栽培も可能です。

6月〜8月は害虫が多く、暑さで生育も鈍くなるため、
初心者は避けた方がよいでしょう。

栽培するときは害虫よけのサンサンネットか寒冷紗等を、
晩秋以降はビニルトンネルでの保温をします。

タネを蒔いたら発芽まで土が乾燥しないように管理し、
双葉がでそろったら、カブ間2.5cm程度になるよう、
第一回目の間引きをします。
間引きは、ハサミで根元からカットすると、簡単にできます。

・追肥
カブは、生育初期に肥料が不足するとス入りになるので、
双葉が出揃ったときに元肥を条溝施肥し、その後は20日おきに追肥します。
中カブどりで2〜3回、大カブどりで4回を目安とします。
葉の色が薄いときは、500倍の液肥を5日に1回施します。

・水やり
みずみずしく柔らかいカブを収穫するには、
水やりがポイントです。
土の表面が乾く前に、こまめに水やりをしましょう。

特に大カブの場合、乾燥させてしまうと、
その後の水やりで裂根しやすいので注意が必要です。

・病害虫
アブラムシは、害虫よけのサンサンネットか寒冷紗等でも防げないので、
時々チェックをして、発見すれば手でつぶしたり、薬剤で防除します。

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カブは、洋風のシチューにしてもおいしいです


■収穫

2回目の間引きを兼ねて、小カブの収穫をします。
カブ間が詰まり、カブとカブがくっつく直前で収穫します。
一つおきに間引き収穫し、この時点でカブ間を7cm程度に広げます。

さらにカブが大きくなり隙間が無くなったら、3回目の間引きを兼ねて中カブを収穫します。
一つおきに間引き収穫し、この時点でカブ間を10cm以上にします。

根の直径が10cmまで伸びたら、大カブを収穫します。
これ以上大きくすると、プランター栽培では裂根するので注意します。

株間が広い方が生育は順調で、均一な大きさになるので、間引き収穫は早めに行います。
下葉が黄色くなったら早めに取って風通しをよくし、病気の源を断ちます。

カブの育て方|間引き、追肥と土寄せで大きく栽培

  •  投稿日:2011-08-24
  •  カテゴリ:根菜類
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カブ、見るからにおいしそう!


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カブの収穫も楽しみです


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.秋まきは作りやすく、収穫期も長く楽しめます
2.施肥などで水もちのよい土にします
3.株間をしっかり取り根を肥大させましょう


カブは冷涼な気候を好み、ダイコンと育て方は似ていますが、
根が短い分、ダイコンより栽培期間が短いです。


■品種

カブは、日本のあらゆる野菜のなかでも、
最も栽培の歴史が古いもののひとつです。
各地で地方色豊かな品種が育成され、形、色、大きさなど、
日本各地に独特の品種がとても多くつくられています。

「耐病ひかり」は収穫時期で小カブから中大カブまで楽しめます。
直径5〜6cm程度の小カブでは「みやしろ」「CR白根」「副小町」が、
直径13cm程度の中カブでは「玉波」「スワン」が育てやすいです。

直径15cmを越す大カブでは千枚漬などに向く、
「聖護院大丸蕪」「早生大蕪」などよいでしょう。
また、「金町小カブ」は根強い人気を誇っています。

このほか、赤カブも多くの品種が出回っています。


■栽培管理

カブはアブラナ科ですが、アブラナ科の代表的な連作障害の根こぶ病を防ぐため、
続けてアブラナ科の野菜を栽培しないようにしましょう。

カブは日当たりを好み、生育適温は18〜20℃と、
栽培条件はダイコンとほとんど同じです。

小カブは40〜50日で収穫できるので、秋まきが最も簡単です。
秋まきは9月上旬〜中旬に行います。

春まきは3月下旬〜4月上旬に行いますが、
高温や乾燥の影響や、病気の発生が増えるので、
秋まきに比べると育てにくいです。

タネまきを2〜3回に分けると、長く収穫を楽しめます。

・まき場所
タネをまく1週間前に、堆肥を施してよく耕しておきます。
カブは水もちのよい粘質土を好みますが、
酸性土の許容は広い野菜と言えます。

クワ幅でまき溝を浅く掘って化成肥料を薄く施し、
2条すじまきか、ばらまきにします。
間土は2〜3cmにします。
または、まき溝ではなく、幅90〜100cmの平床にします。

・タネまき
間土の上にタネが1.5cm間隔にばらけるようにまきます。
幅広のまき床には、全面にばらまきします。

覆土は0.5〜1cmと薄くして軽く押さえ、たっぷり水やりをします。
春や秋なら、2〜3日で発芽します。

・間引き
子葉が開いてから数回、混み合った部分を間引きます。
一度に抜かず、葉がふれ合う程度を目安に行うと育ちが良いです。

本葉が大きくなり、枚数が増えてきたらまた間引き、
本葉5〜6枚で株間が10〜15cmになるようにします。

間引き菜は捨てずに利用しましょう、とてもおいしいです。

・追肥と土寄せ
2回目の間引き以降、
間引きのたびに化成肥料か油かすを株間に施し、
軽く土に混ぜて土寄せをします。
この土寄せをすると、表面が白くきれいになる効果があります。

・水やり
発芽するまでは、土が乾かないように水やりをします。
発芽後は極端に乾燥するとき以外、水やりは不要です。
乾燥時の水やりは、追肥を兼ねて液体肥料を施しても良いでしょう。


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カブは煮物にしても味が浸み込み美味です


■収穫

秋まきは、種をまいてから40〜50日から小カブが収穫できますが、
品種によってはそのまま大きくしてからの収穫も可能です。
土からのぞく大きさを見て、参考にします。
ただし、とり遅れはス入りや裂根の原因になるので注意しましょう。


■病害虫

アブラムシ、カブラハバチ、クスジノミハムシなどは、
ディプテレックスかマラソンなどの薬剤で駆除します。
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タマネギのプランター栽培|良苗で大玉を栽培できます

  •  投稿日:2011-08-22
  •  カテゴリ:根菜類
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タマネギ、トロ箱やプランターでも栽培できます


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タマネギの収穫後のようすです


タマネギのプランター栽培は、管理次第で
畑栽培と同じ立派な球に育てることができます。

肥料と水管理で葉を大きく成長させれば、
大玉に育てることができます。

苗は多めに作って、良い苗を厳選することが
タマネギのプランター栽培を成功させるコツです。


■栽培管理

・容器
標準プランター以上の容器でよく育ちます。
トロ箱でも、深さがあってよく栽培できます。
日光を好むので、日当たりのよい場所で、
管理しましょう。

・用土
タマネギは連作に強いので用土は古土で構いませんが、
酸性を嫌うので、あらかじめ苦土石灰を標準プランターなら
20g程度全体に混ぜ込んでおきます。

・タネまきと育苗
タマネギ栽培の失敗で最も多いのが、
トウ立ちして玉が肥大しないことです。

タマネギは早まきすると鉛筆より太い多苗になり、
これが冬の低温に合うと花芽ができてトウ立ちして
しまうのです。
そのため、早まきは禁物です。

タネまき適期は地域によって異なりますが、
定植適期の11月下旬より55〜60日前の9月の
彼岸前後です。

ただし、早生種はトウ立ちしにくいので、
これより早まります。

タネまき20日前に苦土石灰を、10日前に元肥を
全体によく混ぜ込んでおきます。

タネの間隔0.5〜1cmおきに条まきします。
標準プランターなら2条を目安にします。

発芽後、混んでいるところは1〜2cm間隔に間引きます。

タネまきから約30日後、元肥と同量の肥料を
条溝施肥します。

・定植
タマネギの苗はたくさん作り、良い苗を厳選して植えます。

良い苗は、草丈20〜30mmで、茎の太さが6〜7mm、
葉がまっすぐ伸びていて、根は白くよく伸びている苗です。

悪い苗は、葉の伸びが悪かったり、軸がふくれていたり、
葉数が多くて下葉が枯れていたり、茎が細かったり、
逆に茎が太すぎたり(1cm以上あるとトウ立ちします)、
細長くて葉数が少なかったり、根が貧弱な苗です。

また、苗は大きさを揃えることも重要です。
苗の大きさがばらばらだと、勝ち負けができて不揃いになるため、
苗を大中小のグループにより分け、鉛筆よりやや細めの良苗を
最優先して植えます。

これより大きい苗は使わず、小さいものは密植して
小タマネギに育てるとよいでしょう。

定植も適期から外れないように気をつけます。
狭いプランターの空間を最大限に生かすため、
収穫機にちょうどタマネギ同士の間隔が無くなるよう、
条間と株間を12〜13cmに揃えます。
*この間隔は品種ごとに玉の大きさが違うので、
 タネ袋で確認しましょう

苗は必ず浅植えにします。
深植えにすると、春の生育が悪くなりやすいためです。

根を傷めないように深く掘り起こして土をふるい、
根が乾かないうちに素早く定植して、十分に水やりをします。

・追肥
定植後4回、12月上旬、2月上旬、2月下旬、3月中旬に
追肥を行います。

・水やり
タマネギは5℃以上あれば生育するので、
水やりは毎日行います。

特に4月〜5月は生育が旺盛になるため、
十分に水やりをして玉の肥大を促進させます。


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子タマネギは、小さい鉢でも栽培できます


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育てて収穫したタマネギは、甘くてシャキシャキしています


■収穫

5月〜6月上旬、葉が倒伏してから収穫すると長く保存できます。
晴天の日に収穫し、葉を半分切ってひもで縛り、
乾燥した日陰でつり下げて保存します。
葉を半分切るのは、全部切ると保存が悪くなるためです。

早生種や小玉は貯蔵性が悪いので、早めに食べるようにしましょう。
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タマネギの育て方|良い苗を選んで大きく栽培!

  •  投稿日:2011-08-22
  •  カテゴリ:根菜類
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タマネギ、家庭菜園の採りたてはおいしいです


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タマネギ畑、北海道北見市


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.それぞれの地方に適した品種を選びましょう
2.品種ごとのタネまき時期を守ります
3.植え付け時に苗の大きさをそろえます


タマネギは古くから食べられている野菜です。
地下に成るため根菜の一種と思われがちですが、
茎の付け根が肥大しているので、
正しくは根菜ではありません。

生のタマネギには辛みがありますが、
辛みの成分であるチオスルフィネートには、
血液をサラサラにする効果があり、
動脈硬化予防効果があるとされています。

また、タマネギの甘みのもとのオリゴ糖には、
整腸作用もあります。

一般的に食べられている肥大した部分だけでなく、
葉も食べることができます。


■品種

タマネギには様々な種類があります。
早生種には、「貝塚早生」「早どり黄」が、
貯蔵がきく中晩性種には「ターザン」「OP黄」
「泉州中生」「もみじ3号」などがあります。
早生種は、中晩性種より偏平なのが特徴です。

また、生食に向く赤タマネギ「湘南レッド」
「猩々赤」も人気がある品種です。


■栽培管理

タマネギは冷涼な気候を好み、20℃前後で茎葉が生育し、
15〜25℃で日が長くなると茎の付け根が肥大してきます。
13℃以下の低温にあうと花芽分化し、長日・高温化でトウ立ちします。

そのため、9月にタネまきをし、翌年の5月〜6月中には
収穫します。

・タネまき
タネまきの時期は品種や地域によって異なりますが、
9月に入ったら早生種、中生種、晩性種の順に
タネまき適期になります。

畑土と堆肥を半々に混ぜた90〜120cm幅の平床に、
8cm間隔でまき溝をつけて、筋まきにします。
タネが重ならないように注意し、薄く覆土して水やりをしたら、
湿った新聞紙などで覆うか、敷きわらをして、
発芽まで乾かないようにします。

子葉が開いたら間引き始めます。
草丈10cmくらいで株間3cmくらいになるようにします。
タネまき後50〜55cmで、草丈20〜25cm、
茎の太さ6〜7mmの苗に育てます。

市販の苗を購入してもよいでしょう。

・植え場所
あらかじめ苦土石灰を1uあたり2握りまき、
よく耕しておきます。
溝を掘って1uあたり堆肥をバケツ1杯と、
化成肥料を2握り施して埋め戻し、
幅60cmのベッド畝を作ります。

・植え付け
条間20〜25cm、株間15cmで苗を差し込み、
根が見えなくなる程度に植え付けます。

苗は、のびのびとしていて、
根も白くよく伸びているものを選びます。

逆に、伸びが悪く基部がふくらんだ苗や、
ひょろひょろとした徒長苗や、
トウ立ちしやすい7mm以上の太い苗は、
植え付けないようにしましょう。

・追肥と冬越し
植え付け後25日目と3月上旬に、化成肥料を1uあたり
2握り施して土寄せをします。

マルチングしていない場合は、初霜の前に霜よけとして
全面に切りわらを敷いて冬越しをします。

・水やり
乾燥が激しい場合、たっぷりと水やりします。
ただし過湿はべと病を起こすため、注意します。


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タマネギ収穫後は吊り下げて保存します


■収穫

4月〜5月は、葉タマネギとして抜きとり、収穫できます。
5月〜6月になり、茎葉が8割倒れたところで、
晴れた日を選んで抜きとって収穫し、
そのまま半日ほど置いて乾燥させます。

吊り下げておけば、保存もききます。
冷蔵貯蔵する場合は、0〜2℃が目安です。


■病虫害
害虫は少ない方で、あまり心配はいりませんが、
過湿はべと病を起こすため、注意します。
べと病には、殺菌剤を散布して防除します。

ラディッシュのプランター栽培|10日おきにタネまきして周年収穫!

  •  投稿日:2011-08-19
  •  カテゴリ:根菜類
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ラディッシュ、小さくてもみずみずしい♪


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ラディッシュ、標準プランターでじゅうぶん栽培できます


ラディッシュは二十日大根とも呼ばれ、
その名のとおり1ヶ月ほどで収穫できます。
生育期間が短かく、病虫害の心配も少ないため、
初心者にお勧めの野菜です。

色や形にバリエーションがあって、
サラダやお料理に、見た目にも楽しめます。


■栽培管理

・容器
土の深さが15cm以上あれば、容器の形は問いません。
5号鉢でもよく育ちます。

日当たりの良い場所に持ち運べる大きさがよいでしょう。

・用土
用土は標準のもので十分です。

・タネまき
ラディッシュは年間を通じて栽培できますが、
冷涼な気候を好むので、春と秋が適期です。
三月中旬頃までの低温期にまくとトウ立ちするので、
その時期のタネまきは避けるか、ビニルトンネルで保温しましょう。

ラデッシュは生育期間が短いので、10日おきくらいに時差まきすれば、
常に新鮮なものが食べられます。

10cmの間隔をあけて、深さ1cmのまき溝を2列つけます。
まき溝にタネを1cm間隔にまき、溝の両脇をつまむようにして覆土して、
土の表面を軽く押さえて落ち着かせ、たっぷりと水やりをしてます。
発芽するまでは、土の表面が乾かない程度に水やりをしましょう。

6月〜8月は害虫が多いので、タネまき後すぐに、
寒冷紗か防虫ネットをトンネルがけして、
害虫の侵入を防げば、無農薬で栽培できます。
洗濯ばさみなどで裾をしっかりとめて、
隙間ができないようにしましょう。


・間引き
本葉が2枚になるまでに葉が重ならないように1〜2回間引きをして、
株間3〜4cm前後にします。
間引いた後は株元に軽く土寄せし、株が倒れないようにします。


・施肥
根が肥料に触れると「また根」になってしまうので、
絶対に種の下に肥料をやらないようにします。

双葉か本葉1枚のときに、緩効性化成肥料を元肥として条溝施肥します。
なるべく株から離して施し、その後土をかぶせます。

生育後半、葉の色が薄いようでしたら、
500倍の液肥を4〜5日に1回、水やり代わりに与えます。

冬期で、生育期間が長くなるときは、20日に1回追肥をします。

・水やり
土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
水切れを起こすと、根がなかなか太りません。


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丸ごと、サラダに使うとおいしそうです


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ラデッシュの酢漬けも美味


■収穫

ラディッシュは若い新鮮なものの方が柔らかくておいしいです。
地表からのぞく根の直径が2cm以下のうちから、
食べる分だけ少しずつ時差収穫しましょう。
とり遅れると、スが入ってしまいます。

秋ごろから寒くなるにつれて、
収穫までの日数が多少長くなります。

根はサラダや料理の飾りに使います。
葉にもビタミンCやカロテン、カルシウムなどの栄養が、
豊富に含まれているので、
捨てずに浅漬などにして食べるとよいでしょう。


■病害虫

>>ラディッシュの畑作りと同様です

ラディッシュの育て方|栽培しやすく葉もおいしく1年中収穫!

  •  投稿日:2011-08-18
  •  カテゴリ:根菜類
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ラディッシュの収穫仕立て、きれいです


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ラディッシュ、畑なら大収穫に♪


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.水切れしないように管理します
2.しっかり間引きをして根を太らせましょう
3.とり遅れないよう収穫は早めにします


ラディッシュは二十日大根ともいわれるように、
タネまきから1ヶ月ほどで収穫できます。
タネまきをずらせば、周年収穫もできる野菜です。

畑や菜園がちょっとあいたときに作っておく、
「間作」としても最適な野菜です。

ラディッシュはアブラナ科ですが、
アブラナ科の作物を連作すると発生しやすい根コブ病が出ないため、
キャベツやハクサイ、コマツナなどの前後にも作ることができます。

生のまま食べると少し辛味があります。
根の部分にビタミンCや、消化酵素のジアスターゼを豊富に含みます。
葉にもビタミンCやカロテン、カルシウムなどを含むので、
捨てずにおひたしや汁菜として利用しましょう。

■品種
根が赤い赤丸品種、根が白い白丸品種、
根が白くて長い白長品種など、様々な品種があります。
中には上が赤で下が白い品種や、
白、赤、ピンク、赤紫などが混在する品種もあります。

ほとんどの品種で、真夏をのぞいて1年中栽培できます。


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新鮮なラディッシュは、サラダもおいしい!


■栽培管理

ラディッシュは周年収穫できるとはいえ、
根の生育温度が15℃前後なので、作りやすい季節は春と秋です。
品種にもよりますが、タネまきから約30日で収穫できます。

・まき場所
水はけと通気性のよいやわらかな土が適しています。
酸性土を嫌うので、畑にはあらかじめ苦土石灰をまいて耕しておきましょう。
堆肥と化成肥料を施して、ベッド畝を作ります。

・タネまき
ラディッシュは直根性のため、直まきにします。

15cm間隔のまき筋を掘り、種が重ならないようにすじまきにします。
空いたスペースにちょっと作りたいという場合には、ばらまきでもよいでしょう。

覆土は薄くして軽く押さえ、たっぷりと水やりをしてから新聞紙をかぶせます。
乾燥するようなら新聞紙の上から水やりをします。
3〜5日で発芽します。

・間引き
混み合ったところを随時間引いて、
本葉が3〜4枚になるまでの間に株間5cm程度にします。
葉と葉が重ならないように間引くのがポイントです。

間引いた後は、穴があかないように土を寄せます。

・水やり
水切れを起こさないように、適宜水やりを行います。

・施肥
元肥が十分で成長が順調なら追肥は不要ですが、
元気がないようなら、条間に化成肥料をまくか、
液体肥料を施します。


■収穫
本葉が5〜6枚になり、地表にせり上がってくる、
根元の直径が2〜3cmになったら収穫できます。
葉のつけ根を持って上に引き上げて収穫します。

暖かい時期は、とり遅れると、
ダイコンのようにスが入ったり割れたりするので、
早めに収穫するようにしましょう。
味も、早めの方がおいしいです。

いつまでも根が太らないのは、日当たりが悪いか、
乾燥しすぎたか、肥料切れが考えられます。


■病害虫
ラディッシュの根を食害するネキリムシを予防するために、
タネまき時にはあらかじめ、サンケイダイアジノン粒剤などの、
殺虫剤を土に混ぜ込んでおくと効果的です。

アブラムシがつきやすいですが、ラディッシュは生食するので、
できるだけ薬剤は使わず、見つけ次第除去しましょう。

高温多湿にすると病気になりやすいため、
風通しをよくし、夏は日よけも行うとよいでしょう。

ダイコンのプランター栽培のコツ|青首総太りの短根種が最適

  •  投稿日:2011-08-17
  •  カテゴリ:根菜類
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ダイコンは、プランター栽培でも、おいしくできます


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ダイコンのプランター栽培のようす


ダイコンはプランター栽培できないと思われがちですが、
品種と容器さえ誤らなければ、立派なものが作れます。

プランター栽培に適した品種は、地上に長く飛び出て、
先まで太くなる青首総太りの短根種が最適です。

秋まき品種は、す入りが非常に遅い「耐病総太り」やその系列品種が、
春はとう立ちしにくい晩抽型の「おしん」などが適しています。
根が長くならない「聖護院」も、プランター栽培に向いている品種です。

家庭菜園で育てた場合、大根はほぼ無農薬で栽培できるので、
栄養価の高い葉も全部食べることができます。

ダイコンの根の部分には、
ビタミンCと消化酵素のジアスターゼが多く含まれていて、
葉には、カルシウム分や鉄分、ビタミンA、B、Cが豊富で、
栄養のバランスが良く捨てるところのない野菜です。


■栽培管理

・容器
深型プランターや、ジャンボプランターで育てます。
また、発泡スチロール箱の底を抜いて二段、三段に重ねると、
深い容器を簡単に手作りできます。
このとき、最下段の箱の底には、
水抜き穴をいくつかあけておきましょう。

・用土
標準的な用土でかまいませんが、
粒子の細かい培養土の方がよいでしょう。
未熟な有機物が含まれていると、
根が二股になる「また根」(岐根)になるので注意してください。

・場所
ダイコンは日光を好み、大きな葉で盛んに光合成をして、
短期間に根を大きく太らせるので、
日が長時間当たる場所を選んで栽培しましょう。
ただし暑さには弱いです。

・タネまきと育苗
株間、条間各15cm前後を目安に、1ヶ所当たり4〜5粒ずつまきます。
発芽するまでは、土が乾かないように管理します。

《春まき》
春まきの適期は、温暖地なら3月中旬〜4月上旬、
寒冷地は5月、中間地は4月〜5月上旬です。

ダイコンは、低温にあたると花芽ができてしまい、
その後暖かくなるととう立ちして根の養分を奪うので、
根が肥大せず、かたくなってしまいます。

花芽ができるのを防ぎ、初期の生育促進を図るため、
タネをまいたら4月中旬頃までビニルトンネルをして保温しましょう。
日中は蒸れないよう、ビニルの裾を2〜3cm開けて換気します。

《秋まき》
秋まきの適期は、温暖地なら9月上旬、寒冷地は7月中旬〜8月中旬、
中間地は8月中旬〜9月中旬です。
ダイコンはアブラムシやアオムシ、コナガなどの害虫に非常に好かれます。
特に早まきすると、害虫が多く、被害も大きくなるため、
8月中は寒冷紗やサンサンネットなどの、
防虫ネットをかけておいたほうがよいでしょう。

害虫予防のために、発芽時にオルトラン粒剤などを株の周囲にまいたり、
害虫が発生したらオルトラン水和剤を散布するなどして対策をとりましょう。

間引き
本葉が4枚になるまでに、1ヶ所当たり1本に間引きます。

本数を多く収穫したいなら、株間を20cm以上とって、
1ヶ所当たり2本残してもかまいません。
ただし、生育に大小が生じます。

間引き後は、土寄せをしておきましょう。

・追肥
主根が肥料に触れると、”また根”の原因になるので、
肥料は必ず条溝施肥にします。
ダイコンは60〜70日という短期間で大きくなるので、
本葉1枚時の元肥から20日おきに2回追肥し生育初中期に旺盛に育てます。


・水やり
水やりは毎日行い、常に水に溶けた肥料が薄く効いている状態を保ちます。
ただし、過湿にならないように注意しましょう。


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ブリ大根や大根菜ごはんがおいしいです


■収穫

プランターでは畑栽培よりもやや生育が遅れます。
春まきはタネまき後70日程度で収穫できるようになります。
秋まきは気温が下がって生育が遅くなるので、
80日以上じっくりと太らせてから収穫しましょう。
ス入りの少ない品種なら、100日以上の栽培もできます。

収穫するときはいっせいに収穫するよりも、
大きなものを先に収穫し、小さいものは残しておいて、
大きく育ってから食べるとよいでしょう。

■病害虫

>>ダイコンの畑作りと同様です。

key00011818.html">[ダイコン] ブログ村キーワード

ダイコンの育て方|良い用土作りがおいしさをアップ!

  •  投稿日:2011-08-16
  •  カテゴリ:根菜類
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みずみずしくジューシーなダイコン


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ダイコンは畑作りが大切です


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.畑は深く耕し、かたまりを取り除きます
2.タネの下には元肥を入れないようにします
3.すが入らないように収穫を終えましょう


ダイコンは寒さに強く、冷涼な気候を好みますが、
日本ではほぼ一年中栽培されています。

ダイコンには、消化酵素のジアスターゼ(アミラーゼ)が、
多量に含まれていて、胃もたれや胸焼けに効果があります。
また昔から、咳止めや痰、のどの痛みなどの、
民間薬として利用されてきました。

ダイコンの葉は捨てられがちですが、
実は根よりもさらに栄養価が高くなっています。


■品種

青首大根が主流です。

長さ40cm前後の「夏みの早生三号」、
短太系の「おこのみ」、秋まきの「聖護院」などがあります。
また、内部まで緑色や紅色の中国ダイコンもあります。


■栽培管理

春まき(3月中旬〜4月上旬)、夏まき(6月上旬〜中旬)、
秋まき(8月下旬〜9月中旬)がありますが、
ダイコンは冷涼な気候を好むため、作りやすいのは秋まきです。

土質が花崗岩のようなかたい土では、短太系を選ぶようにします。

・まき場所
水はけの良い場所に、タネまきの2週間以上前までに、
苦土石灰を1uあたり2握りまきます。
30〜40cmの深さに耕し、
かたまりを崩してゴミを取り除きます。

痩せ地の場合は堆肥や化成肥料を畝間に施してから、
畝幅60〜70cmの平畝を作ります。

・タネまき
クワ幅の深さ3〜4cmの溝へ、
25〜30cmおきに元肥として化成肥料1握りを入れます。
肥料を避け、元肥と元肥の間に、
タネ間を1cm以上あけて5〜6粒ずつ点まきします。
薄く土で覆い、水やりをすると、2〜3日で発芽します。

覆土した上に、腐葉土やもみ殻をかけておくと、
土の乾きと泥はねを予防できます。
畝全体に不織布を張ってもよいでしょう。

・間引き
発芽後10〜15日で本葉1〜2枚になります。
この頃、最初の間引きをします。
1ヶ所当たり3〜4株に間引きます。

本葉が5〜6枚になったら、
1本を残して、2回目の間引きをします。

間引くときは、根元を持って、
残す株の土を押さえてまっすぐに引き抜きます。

間引いた苗は柔らかいので、間引き菜として、
お浸しや汁の浮き実などに利用すると美味です。

・追肥と土寄せ
2回目の間引き後に、畝肩に油かすや化成肥料などを、
軽く1握り追肥し、畝間や株間の土を軽く耕す中耕をし、
株の根元に土をかぶせる土寄せも行います。

青首ダイコン以外は、土寄せをしないと、
日に当たって苦くなることがあります。

・水やり
タネが発芽するまでは、土を乾かさないように管理します。
発芽後は、土が乾いたらたっぷりと水やりします。


■収穫

春まき、夏まきはタネまき後40〜60日、
秋まきは早生種で50〜60日、
遅くても90〜100日で収穫できます。

日数を目安とし、葉が広がってきたら、
地上部の首の太り具合を見て、早めに収穫しましょう。
首の太さが6〜7cmになったら収穫できます。

収穫が遅くなると、すが入りやすくなります。
葉柄の断面に空洞があれば、すが入ってしまっています。
遅くとも、初霜の前には収穫しましょう。

また、秋に収穫する品種を早春にまくと、
とう立ちしやすくなりますので注意します。


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干しダイコン


■病害虫

高温期にはアブラムシが多発するので、
薬剤などの予防散布を定期的に行います。
また、モザイク病の発生も多くなります。

夏まきは、根を食害するキスジノミハムシが発生しやすいので、
タネまき時にオルトラン粒剤やダイシストンを、
土に良く混ぜておくのが有効です。

地際から腐る軟腐病になった場合は、連作を避けましょう。

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ニンジンのプランター栽培|深型容器で大きなニンジンを収穫!

  •  投稿日:2011-08-11
  •  カテゴリ:根菜類
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ニンジンは、深型の容器で栽培できます


ニンジンは根菜のため、プランター栽培を
あきらめている人も多いのですが、
ニンジンには短根種と長根種があり、
短根種を深型の容器で栽培すれば、
プランターでもじゅうぶん栽培できます。

ニンジンは、根はもちろんのこと葉にもカロテンが多く、
また食物繊維も豊富なため、
がんの予防・抑制に効果的といわれています。

葉ごと食べて、ご家族の健康増進に役立ててください。
葉は少し硬いですが、天ぷらにすれば、おいしく食べられます。


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ニンジンの栽培キットも人気です
C)GMA-ART

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ニンジンの花も観賞価値が!


■栽培管理

・容器
ニンジンは根菜のため、根が深く伸びます。

四寸、五寸ニンジンなどは、
土の層が厚い深型のプランターを使います。
肥料袋を利用してもよいでしょう。

三寸ニンジンや、ミニニンジンの、
「ピッコロ」「メヌエット」など、
特に根の短いタイプの品種を選べば、
標準のプランター程度の深さの容器でも栽培できます。


タネまき育苗

ニンジンは発芽率が悪く、発芽に光が必要な好光性なので、
土は薄くかぶせなくてはならず、保湿もしなければなりません。

この発芽をそろえることが、その後の順調な生育に一番大切です。
そのためには、適温の時期にタネまきをし、
発芽するまでは決して乾かさないことがポイントです。

ニンジンは冷涼な気候を好むので、
タネまきの時期は3月下旬〜4月上旬か、
夏まきなら8月上旬〜9月上旬です。

春まきの場合は、発芽するまでは、
ビニールトンネルで保温し、発芽を促進させます。

夏まきの場合は、高温・乾燥で発芽率が悪くなりやすく、
35℃以上ではほとんど発芽しません。
暑い時期は、タネを蒔いたらすだれや寒冷紗をかけてやや遮光し、
乾燥や大雨でタネが流されるのを防ぎます。

条間を10cmくらいとって手で溝を作り、
5mm〜1cm間隔くらいの少し厚めにまいて、
手で軽く押さえ、タネが隠れる程度に薄く土をかぶせてよく水をまきます。

種子のまわりをコーティングしたペレット種子は、
蒔きやすく、発芽率も良いので、
ペレット種子を使う場合は2cm間隔にまき、
間引きも本葉が4枚のときの1回で済ませます。

・間引き
ニンジンは遅めに間引いたほうが、
競い合って伸びて初期成育がよいため、
本葉2枚までは密生させます。

本葉が2枚になったら、株間が2cm前後になるように、
本葉が4枚になったら株間が4〜5cmになるように間引きます。

残す株は葉柄が適度な太さで、しっかり立っている株を選びます。

間引く株は、小さな株や、葉色が悪い株、
葉数が多く毛が密に生えている株、
草勢が強く葉柄が反り返っている株などです。

間引き菜は柔らかく、おひたしやお味噌汁の具などにして食べられます。

・追肥
ニンジンは、種の下や表土に肥料や有機物があると、
根が枝分かれしてしまう「また根」(岐根)になるので、
最初は無肥料で、本葉が1〜2枚になったら、
緩効性化成肥料の元肥を条溝施肥する方法が安全で生育も順調です。

その後の追肥も、20日おきに条溝施肥で3回、定期的に行います。
生育後半に、葉色が薄くなってきたら、
5日に1回液肥を施し、葉色が良くなったら止めます。

・水やり
乾燥しないようにたっぷりと水やりをします。

ただし、過湿は色が薄くなり、品質を落とすので、
タネまき後60日以降の生育後半になったら、
土の表面が乾いてから水を与えるようにします。

水やりをしていると、土が流れて根の上部がだんだん土から出てきますが、
そのままにしておくと日に当たって緑色になってしまいます。
特に害はありませんが、気になる人は、
葉の付け根まで土寄せを行うと良いでしょう。

・病虫害
ニンジンには病気はあまり出ませんが、
キアゲハの幼虫が葉を食べるので、
見つけ次第駆除しましょう。

収穫
品種によって収穫期が違うので、種袋を参考にしてください。
種袋に書いてある収穫適期より少し遅めに収穫すると、
大きいニンジンがとれます。

自家製のニンジンは葉も使えます。
天ぷらやサラダ、おひたしや胡麻和え、
細かく刻んでスープに入れてもおいしく食べられます。



管理人=fuji 野菜栽培18年♪
「猫の額 菜園」で、
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