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もう収穫です♪


■タマネギとは

タマネギは、古代エジプトでピラミッドを作る際、
ニンニクとともに労働者たちに与えられていた、
といわれるほど、歴史の古い野菜です。


タマネギといえば、切ると涙が出ますが、
これは硫化アリルという成分によるものです。
硫化アリルは、タマネギの辛み成分でもあります。

ところでタマネギには、この硫化アリルを多く含む、
”辛タマネギ”と、少ししか含まれていない、
”甘タマネギ”に大別されます。

辛タマネギは、私たちが一般的に食べているタマネギです。

甘タマネギは硫化アリルの量が少ないため辛みも少なく、
生で食べることができるので、サラダなどに利用できます。
赤タマネギ系が、甘タマネギです。


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辛みが少ないレッドオニオン


■タマネギの栄養は

タマネギには、野菜の中で最も多くの糖質が含まれています。
そのため、エネルギー源として、疲労回復に効果があります。

タマネギに含まれている成分で最も特徴的なのは、
前述の硫化アリルです。

硫化アリルは血液をサラサラにする成分として知られています。

また、消化液の分泌を促すことにより食欲不振の解消や、
新陳代謝を盛んにしたり、精神安定や不眠などに効果が
あるとされています。
さらに、ビタミンB1と結合して吸収率を高める働きもあります。

ただし硫化アリルは水に溶けやすいため、タマネギを
水にさらすとせっかくの硫化アリルが溶け出てしまうため、
辛くて食べられないなどという場合以外は、
できるだけ水にさらさずに利用したほうがよいでしょう。

また、硫化アリルは空気に15分以上さらすと栄養成分が安定します。
タマネギを利用する際は、生食する場合も加熱する場合も、
カットしてから15分以上たってから調理しましょう。 


そのほかにも、タマネギにはポリフェノールの一種である
ケルセチンという成分があり、デトックス効果があると注目されています。


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病害虫が少なく育てやすいです


■タマネギ栽培の楽しみ

タマネギは寒さに強く、氷点下でもほとんど凍害は見られないため、
寒冷地でも地植えで栽培することができます。

また、タマネギは病害にも強いため、
連作障害が出にくく、毎年同じ畑で作れることも、
輪作で頭を悩ませなくて済むのでうれしいですよね。

プランター栽培をする場合は、
「ベビーオニオン」や「ペコロス」などの小タマネギがお勧めです。

収穫したタマネギは風通しのよい場所で、
1か月ほど乾燥させると日持ちがします。

茎の部分をきれいに編み込んでつるすと、
ちょっとしたおしゃれなオブジェにもなります。


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タマネギのつぼみ


■タマネギのおいしい食べ方

前述の硫化アリルのため、タマネギには辛みがあります。
そのため、生で食べる場合は水にさらしますが、

硫化アリルは糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病に
よく効くため、できれば水さらしは避けたいところです。

新タマネギや紫タマネギなどは辛みが少ないため、
サラダなどの生食をする場合は、これらのタマネギを選びましょう。


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煮込むと甘くなりますね


ところで、タマネギは辛みが強いため辛みに隠れて分かりませんが、
じつは野菜の中で最も多くの糖を含んでいて、
果物くらいの甘みを持っています。

タマネギをじっくり炒めると甘みが出るのは、
辛みがなくなり本来の甘みが表に出てくるためだそうです。

■タマネギのわかりやすい育て方
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