lemon (13).jpg
植え付け5年過ぎに剪定します


レモンは、植え付け後から5年未満の小さな木は、
剪定をしない方が果実を多く収穫できます。

しかし、レモンは放置すると大木になります。
大きくなってから、無計画に邪魔な太い枝を切ると、
長く太い枝が生えてきて、さらに木が大きくなるばかりか、
収量も改善しないことが多いのです。

また、まったく剪定をしないと、枝葉が茂りすぎ、
風通しが悪くなって病害虫の被害にあいやすくもなります。

植え付け5年を過ぎたら、適切な剪定をして、管理しやすいサイズを保ち、
花を咲かせる短果枝を多く発生させ、収量を上げましょう。 



lemon (12).jpg
オオミレモン C)rokyi-


■剪定の適期

剪定は、3月に行いましょう。

4月以降は枝葉や根が旺盛に成長するため、
樹液の流動が盛んで、この時期に枝を切ると、
樹が傷んでしまいます。

一方、11月〜2月の冬季間は気温が低く、
枝が少ないと風通しが良すぎて、
耐寒性の弱いレモンには過酷な条件になります。

そのため、寒害の心配がなく、
木の生育も緩やかな3月が剪定の適期なのです。


lemon (10).jpg
花が咲くとわくわく♪


■庭植えの剪定方法

植え付けてから5年は、基本的に剪定する必要はありません。 
枝が混んでいる部分があれば、
間引き剪定をして、樹を大きく育てます。

樹が大きく育ってきたら、3段階に分けて剪定を行います。

1.切り戻し剪定
まず、切り戻し剪定で、樹高や広がりを抑えます。
枝の分岐部から切り取り、枝の芯を止めます。

このとき、切残しがあると、その部分から枯れてくることがあるため、
切残さないよう、分岐部ぎりぎりで切ります。

また、あまり大きくなりすぎたからといって、
一気に樹高を下げてしまうと、翌年太くて長い枝が発生し、
かえって樹が大きくなってしまいます。

樹高が高くなりすぎたら、
2〜3年計画で少しずつ切り戻しましょう。

2.間引き剪定
次に、で不要な枝を切り落とし、
日当たりや風通しをよくします。

不要な枝とは、次のような枝です。

・徒長した枝(長さ40cm以上の枝)
・混み合った枝
・枯れた枝
・ほかの枝と交差している枝
・同じ場所でたくさん枝分かれしている枝


全体の1〜3割の枝を切り落とし、葉と葉が軽く
触れ合う程度が目安です。

間引き剪定の際も、付け根から切り取り、
切残しがないようにしましょう。

3.中果枝の切り詰め
最後に、中果枝を切り詰めます。

中果枝とは、長さ20〜40cmの枝です。
この中果枝を2/3程度に切り詰めると、
翌年、充実した枝が発生して収量が上がります。

レモンの葉は、上向きに出る葉と下向きに出る葉がありますが、
下向きの葉が先端になるよう切り詰めるのがコツです。

上向きの葉を先端にすると、
枝が直立してしまうからです。


lemon20(5).jpg
レモンの形は、見ていて飽きませんね


■鉢植えの剪定方法

鉢植えの場合は、3本仕立てにすると良いでしょう。

まず、植え付け直後に鉢の高さと同じ高さで、
枝を切り詰めて芯を止めます。

翌年の3月、前年の夏に伸びた枝の先端を切り詰めます。
余分な枝があるときには、間引き剪定をします。

夏に伸びてきた枝は、ワイヤーを巻きつけたり、
ひもで引っ張ったりして誘引し、
全体が紡錘型になるよう仕立てます。

■レモンのわかりやすい育て方
・レモンの葉が枯れる理由
・レモン 鉢植えのコツ
・レモンの木の育て方のコツ
・レモンの育て方 庭植え|低温に弱いので冬は防寒対策を
・レモン栽培 鉢植えと庭植え|長所と短所は?
・レモンの育て方 鉢植え|春の花だけ結実させて立派な実に
・レモン 花は咲くが実がならない
・レモン 花が咲かない理由は?

>>ユズ 仕立て方と剪定方法は? 図解
 カテゴリ
 タグ