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毎年、たくさん実ると良いですね


スモモは品種によって、剪定方法がやや異なりますが、
基本は同じです。

スモモはウメと同様、
2年目以降の枝につく短果枝に結実します。

そのほかの枝にも花は咲きますが、
ほとんどが生理落果することになります。

だからといって、同じ側枝を利用し続けていると、
側枝が大きくなるにつれ、花芽を付ける結果部が
だんだん先端に移り、葉芽もつかなくなってくるため、
”はげ上がり”という状態になってしまいます。

はげ上がりになってしまうと光合成が少なくなりますので、
栄養生長が劣り、樹勢が低下してしまいます。

こうなってしまったら、剪定を強めに行って枝を長めに切り、
元気な枝を出すようにさせて、樹勢の回復を図ります。


■スモモの剪定方法〜植え付けから3年目まで〜


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高さ40〜50cmで切り返します


スモモの苗を植え付けたら、高さ40〜50cmで切り返し、
側枝の発生を促進して行きます。

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2年目、枝2〜3本を残します


2年目には、数本の新梢が発生していますが、
充実した枝2〜3本を残し、そのほかの新梢は
根元からきれいに切り落とします。

残した新梢は、先端1/3を切り取ります。


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3年目、樹形ができてきます


3年目には、2年目に残した枝の先端1/3〜1/5を切ります。
残した枝からさらに新梢が発生していますが、
先端の枝のみ切り返します。
不要な枝は、根元からきれいに切り落とします。


■スモモの剪定方法〜植え付けから4年目以降〜

植え付けから4年目になると、結実が始まります。


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2.5メートルくらいで芯をとめます


花芽は短果枝にたくさんできますので、短果枝はそのまま残し、
中果枝は先端を軽く、長果枝は1/3ほど切り戻します。

混み合う部分は、上向きに立ち上がった長い枝や、
ほかの枝と交差している枝、枯れた枝を中心に
間引き剪定を行って、日当たりと風通しを良くしてあげましょう。


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鉢植えの場合は、模様木風仕立てが良いです


■品種による剪定の違い

○ソルダム
枝の発生が少なく、樹勢が弱くなりがちなので、
主枝は若木の頃から強めに剪定し、側枝の発生を促します。

○サンタローザ、太陽
先端部からの新梢の発生数が多いため、剪定は軽めにします。
直立生が強く、樹高も高くなるため、主枝や側枝を
横に誘引すると、管理がしやすくなります。

○大石早生
樹勢が強く、結実までがほかの品種よりも長いため、
軽めの剪定を心がけます。

■わかりやすい育て方
・スモモの育て方 庭植え|遅霜にあわないようにします
・スモモの育て方 鉢植え|湿気に弱いので注意します
・スモモ 収穫量を増やすには?
・スモモ 品種と授粉樹

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