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大切に育てている木の落葉は心配です


レモンの鉢植えの葉が落ちてしまうのには、
いくつかの原因が考えられます。

■レモン 葉が落ちる理由は?

1.水の過不足
レモンはほかの果樹に比べ、乾燥にはそれほど弱くありませんが、
鉢土が極端に乾燥すると、5日ほどたってから葉が落ち始めます。

逆に過湿が続くと、根腐れを起こして、やはり葉が落ちます。

どちらの場合も、まず最初に若い枝葉が萎れてくるのが特徴です。

鉢植えのレモンの水やりは、土の表面が乾きかけたら
じゅうぶんに水やりをするようにしましょう。


特に果実が大きくなる6月〜8月にかけては、
多くの水を必要としますので、水切れにならないよう注意します。

用土は、水はけの悪い土だと過湿になりやすいため、
腐葉土などを混ぜ、水はけのよい土を用いて植え付けることがポイントです。



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まだ青いレモン


2.肥料の過不足
肥料が多すぎたり、逆に不足しても、落葉します。

肥料が過剰になると、肥料やけを起こしてしまいます。

肥料やけとは、肥料が多すぎると浸透圧効果によって、
肥料に水分を奪われて根が傷み、
水不足になって葉が萎れてしまうものです。

鉢土の表面や、鉢の縁に白い岩塩状の物質が発生したら、
肥料が多すぎるサインです。


土の中の過剰な肥料分を洗い流しましょう。
具体的には、通常の水やりの5倍程度の水を与え、

鉢底から水が流れ出るようにします。
これを5日ほど続けて、様子を見ます。

肥料不足の場合は、葉の緑色が徐々に薄くなり、
肥料不足がひどい場合は葉全体が黄変します。
追肥を施しましょう。



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寒害にあって葉を落とし、調子の悪いレモン


3.寒害
12月〜2月の冬季間に落葉した場合は、
寒さで木が弱っている可能性があります。

葉の先端から徐々に枯れてパリパリになるのが、
寒害のサインです。

気温が−3℃を下回ると起こります。
放置しておくと枯死する可能性もあります。

日当たりのよい室内に移動したり、
屋外に置く場合は、地上部は寒冷紗で覆います。


鉢は二回り大きな鉢に入れて隙間を用土で満たす、
「二重鉢」にしたりプチプチを鉢の周りに2重に巻いて、
て寒風の当たらない軒下に置く、などの防寒対策をとりましょう。


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ゴマダラカミキリの幼虫に注意します


4.病害虫
紋羽(もんぱ)病にかかると、木全体が弱り、落葉します。
地際の樹皮をはいで、白い菌糸が見えれば紋羽病です。

紋羽病には残念ながら予防法がなく、
完治も難しいため、伐採し処分するしかありません。

害虫の被害としては、ゴマダラカミキリの幼虫が、
地際付近の幹に穴をあけると枝葉が萎れます。
穴があったら、そこから針金などを差し込んで刺殺します。

■レモンのわかりやすい育て方
・レモンの葉が枯れる理由
・レモン 鉢植えのコツ
・レモンの木の育て方のコツ
・レモンの育て方 庭植え|低温に弱いので冬は防寒対策を
・レモン栽培 鉢植えと庭植え|長所と短所は?
・レモンの育て方 鉢植え|春の花だけ結実させて立派な実に
・レモン 花は咲くが実がならない

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