mituba (1).jpg
庭や鉢に少し作っておくと便利です


■ミツバとは

1本の茎に3枚ずつ葉がつくことから、
「ミツバ(三つ葉)」と呼ばれるようになりました。

ミツバは緑黄色野菜ですが、独特の香りが日本では古来より好まれ、
いわば日本のハーブと言えるでしょう。

はじめは山野に自生していたものを摘み取って利用していましたが、
江戸時代には栽培されるようになりました。

ミツバは栽培方法によって、3種類に分類されます。

・糸ミツバ
 一般にスーパーで見かけるミツバがこれにあたります。
 葉柄が20cmくらいの頃にで収穫されるミツバです。
 ハウスで水耕栽培され、スポンジ状の床ごと根付きで、
 販売されていることが多いです。

・根ミツバ
 春にタネをまき、冬、葉が枯れると根元に土寄せし、
 翌春、葉が地上に出たころ、根つきのまま収穫、出荷するミツバです。
 ゴボウの先のような根がついています。
 土寄せ軟白しているので、茎の下部が白いのが特徴です。
 東日本は軟化栽培で白いものが、西日本では青々としたものが好まれます。

・切ミツバ
 遮光した軟化床で育て、葉が開くころに光を入れて緑色にし、
 根元で切り取ったミツバです。
 茎がやや太く、「葉セロリ」に似ています。


mituba (5).jpg
密植させて間引きながら食べても柔らかいです


■ミツバの栄養は

ミツバには、カロテンやビタミンCなどのビタミン類や、
鉄、カルシウムなどのミネラル類が含まれています。
ただし、軟白栽培される切ミツバは、若干栄養分が劣ります。

ミツバの独特の香りは、「ミツバエン」や「クリプトテーネン」などの、
香気成分によるものです。

これらのさわやかな香りには、
神経を静めてストレスや不眠症を解消したり、
食欲増進の効果があるとされています。 



mituba (2).jpg
花も可愛らしい


mituba (3).jpg
こぼれ種で増えていきます


■ミツバ栽培の楽しみ

糸ミツバや根ミツバには根がついているので、
水耕栽培したり、土に植えたりすると、
数日で新しい芽が伸び始め、再び収穫することができます。

わざわざタネや苗を買ってこなくても、
簡単に栽培できるのがうれしいですよね。

キッチンガーデニングにすれば、
お吸い物など、彩りや薬味が欲しいときに重宝します。

葉の形や花も美しいので眺めていても爽やかです。


■ミツバのおいしい食べ方

お吸い物やお味噌汁、丼物の彩りが一般的ですが、
たくさん食べたいときはお浸しや卵とじにしても良いでしょう。

お浸しでは食べにくい方でも、
卵とじならば抵抗なく食べられます。

ミツバは独特の香りとシャキシャキした歯ざわりが命ですので、
加熱しすぎないようにしましょう。

汁物などに入れるときは、
火を止めてから入れるくらいがちょうどよいです。

野生のミツバを摘んだ場合は、アクが強いので、
アク抜きをしてから調理するとよいでしょう。

■ミツバのわかりやすい育て方
・根ミツバの作り方のコツは?
・ミツバが発芽しない、不ぞろいになる理由は?
・ミツバの育て方|いつも新鮮、簡単栽培の秘訣!
 カテゴリ
 タグ