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雌花が咲かずに受粉もできず焦ることがあります


夏といえばスイカ。
自分で育てたスイカを食べるのは格別です!

猛暑の時ほど甘くなるといわれるくらいですので、
日当りの良い場所で育てるのがポイントですね。

今回は、「スイカの葉が茂っているのに肝心の実がつかない」ときの、
原因と対策についてご説明します。


■スイカ 実がならない理由は?

1.「つるボケ」している

「つるボケ」とは、ツルや葉が茂り過ぎて、
実がならなくなってしまう状態のことをいいます。
つるボケの原因として考えられることは、

・肥料が多すぎて効きすぎている
・天候が悪く日照不足で多湿になっている
・風通しが悪い

などがあげられます。
肥料、特にチッ素分が多すぎると、
つるボケになりやすくなりますので注意が必要です。

◎対策
つるボケしてしまうと元に戻すのは難しいので、
肥料を施す時は、適正な量を意識しましょう。
始めは、やや少なめに施しておくとよいですね。

また、すでに肥料過多になってしまっている場合は、
まずは追肥をせずに様子をみます。

孫ヅルを早めに除去して、葉数を制限しましょう。
樹勢が強いときは、葉の幅が広く、切れ込みが浅くなり、
ツルの先がほとんど垂直に立ち上がるので目安にして下さい。 


ツルの先が立つのが目立たなくなり、
ツル先から60cm以内に花がついたたら受粉しましょう。

つるボケになっている場合、開花するすべての雌花を受粉させ、
果実の成長をみて、良くないものを摘果するという方法もあります。
果実が肥大してきて草勢が衰えてきたら、追肥をしましょう。


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受粉がうまくいくと着果します


2.受粉がうまくできていない
スイカは虫媒花ですが、気温が低い時や天気が悪い時には、
ミツバチなどが活動しないので受粉されません。

ですので、人口受粉が必要になります。
雨の日の人口受粉もうまくいっていない可能性があります。

◎対策
人口受粉の仕方は、晴れの日の朝9時ごろまでに、
開花した雄花の花粉を雌花の柱頭にすりつけます。

柱頭を傷つけてしまわないように軽くすりつけましょう。

花粉の多い早朝から午前9時くらいまでに人工授粉するのがコツです。
また、雌花選びも重要です。

子づるの10節から18節当たりに咲いている、
3番目、4番目の雌花が良いとされています。

もし受粉後に雨が降ったら、雌花にかからないように、
傘になるものを被せてあげます。
大きな葉っぱを載せるだけでも受粉しやすくなります。


■スイカのわかりやすい育て方
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