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ピーマンが庭にあると便利です


■ピーマンとは

ピーマンといえば子供が嫌いな野菜の代名詞でもありますが、
ちょっと苦味のある緑色のいわゆる”ピーマン”は未熟果です。

完熟させると赤やオレンジや黄色の、いわゆる”パプリカ”になり、
苦味が消え、甘みが増します。

パプリカなら食べられる、という子供も多いのではないでしょうか。
近年はピーマンもさらに品種改良が加えられ、
大部分の品種はくせのない味に改良されとても食べやすくなりました。


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ピーマンの花


■ピーマンの栄養は

つややかに輝く緑色のピーマンは見るからに緑黄色野菜!
という感じで栄養満点に見えますよね。

期待を裏切らず、ピーマンにはカロテンや
ビタミンCが多く含まれ、栄養たっぷりです。

特にビタミンCの含有量は高く、
レモンと同等か、それ以上と言われています。

しかし、それ以上に栄養価が高いのが、
パプリカことカラーピーマン。

完熟させているため栄養がたっぷり貯蔵されていて、
ビタミンCやカロテンはピーマンの約2〜3倍、
ビタミンEは5倍近くも含有しています。

最近では、ピーマン独特のにおいの成分の、
”ピラジン”に注目が集まっています。

ピラジンは血液をサラサラにして血栓を防ぐため、
脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果があるとされています。

また、赤ピーマンの赤の色素であるカプサンチンには、
動脈硬化や癌、生活習慣病の予防に効果があるとされています。


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パプリカは食べやすいですね


■ピーマン栽培の楽しみ

野菜嫌いの子供に食べさせるために家庭菜園を始めた、
というのはよく聞くお話ですが、
ピーマンは病害虫に強くて育てやすいので、
まさにもってこいの野菜です。

私の娘の通う保育園でも育てていたのですが、
自分たちで育てたピーマンは特別大切な宝物。

給食に使ったところ、みんな喜んで食べたそうです。


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夏野菜のスープも美味しい!


■ピーマンのおいしい食べ方

ピーマンは独特のにおいと苦味があり、
細かく刻んでハンバーグやチャーハンなどにいれても、
子供たちはすぐにピーマンが入ってることを見破ってしまいますよね。

もともと苦いものや緑色のものは人間にとって害になるものが多いので、
本能的に避けてしまうものなのだそうです。

大人は経験で「ピーマンは食べられる、おいしい」と学習していますが、
子供がピーマンが苦手なのは、しかたないことなのかもしれません。

しかし、やっぱり子供には好き嫌いなく育ってほしいもの。
そこで、ちょっと工夫してみましょう。

甘長ピーマンという種類のピーマンにはあの苦味がほとんどありません。
この甘長ピーマンを醤油と砂糖で甘辛く煮付けてしまえば、
全くピーマンの味がしないので、ピーマン嫌いな子供でも食べられます。

これを子供に食べさせてみて、
”ピーマンが食べられた”という成功体験をさせてあげると、
次は普通のピーマンに挑戦できるかもしれません。

また、切り方によっても風味に違いが出ます。

ピーマンの細胞は縦方向に並んでいるため、
細胞を壊すように横切りにすると独特の青臭さが際立ちます。
ピーマンが苦手な方は、細胞を潰さず縦切りにすると良いですよ。

■ピーマンのわかりやすい育て方
・ナス・ピーマンの葉が縮み果実が褐色になる理由
・ピーマン、パプリカ、トウガラシの育て方
・ピーマン、パプリカ、トウガラシのプランター栽培

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