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縁起の良い果樹です


キンカンは、育てやすく剪定にも強く小さく作りやすい果樹です。
金色の美しい実が幸せを運んでくるという縁起木で、
近日、とても人気のある木です。

■キンカン 実がならない理由は?

1. 去年植えたキンカンに実がならないのは?
まず考えられるのは、まだ木が若いということ。
キンカンは実をつけるようになるまで鉢植えで2〜3年、
庭植えでは4〜5年はかかります。

また、実付きの苗を植えたとしても、植え替えの時に根を傷めたりして、
それを修復するのに時間がかかっているという可能性もあります。

少なくとも2〜3年は、春に剪定することと、
春と秋に肥料を与えることを忘れずに行い、
少し気長に育てましょう。

2. 花は咲くけれどほとんど実がつかないのは?
キンカンは四季咲き性で、1年の間に3回も花を咲かせます。

・1番目に咲いた花は、大きな実になりますが着果率が悪いです。

・2番目に咲いた花は、実の大きさもなかなかで着果率も良いです。
収穫期である11月〜翌2月までには実が熟します。

・3番目に咲く花は、実は小さく酸味が強いです。
また、熟すまでに時間がかかり、
2月までに間に合わないことがあります。

あまり長い間木に実をつけていると、
春の剪定の際の邪魔にもなりますし、木が弱ります。

着果した順番に栄養が送られるので、
必然的に最初に実がついたものが大きくなります。

そうすると、栄養不足だと着果しても自然と落ちることがあります。
最初の開花の際に着果したものにばかり栄養がいってしまい、
2番目の開花で着果したものにしっかり栄養が送られにくいです。


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人工授粉すると着果率が高まります


◎良い実をつけるには?
対処としては、最初の開花で着果したものは、
もったいないですが摘果します。

その後、2回目の開花で着果したものを優先的に残し、
3回目の開花で着果したものに関しても摘果します。

そうすると、着果率の多い2番目の開花時の実を残して、
生長させることができるので、今より収穫量が増えるでしょう。

また、もしまだ木が若いのであれば、
実をつけるほどの力がないのかもしれません。

若い木は開花しても、その花自体が不完全であったりして、
着果できないことがあります。

あるいは、うまく受粉できない環境下にあることも考えられます。
たいていは風が吹いたり、虫が手伝ってくれたりして、
受粉することができるのですが、
それが望めない場合は、開花した花の中を筆や綿棒でやさしくなでると、
人工的に授粉させることもできます。

■キンカンのわかりやすい育て方
・キンカンの育て方 庭植え|耐寒性が強く栽培しやすいです
・キンカンの育て方 鉢植え|実も花も楽しめ美味です
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