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柔らかい葉はサラダに♪


■シュンギクとは

シュンギクは、漢字表記の”春菊”の通り、菊の仲間です。
春に菊に似た花を咲かせることから、
”春菊”といわれるようになったんですね。

意外なことに、シュンギクを食べるのは日本のほかには、
東アジアの国々だけで、ヨーロッパでは観賞用として栽培されています。

日本には、室町時代までには伝わっていたとされていて、
鍋料理の具材には欠かせない野菜です。


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花を咲かせるのも楽しみ♪


■シュンギクの栄養は

緑黄色野菜であり、βカロテンやビタミンKなどのビタミン類や、
カルシウムやマグネシウム、リン、鉄分などのミネラル類も、
豊富に含まれています。

特筆すべきはβカロテンの含有量です。
βカロテンの多い野菜としては、ホウレンソウやコマツナがありますが、
シュンギクはこれらの野菜を上回り、シュンギク1束(約200g)で、
1日に必要な量を摂取することができるそうです。


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今年は大葉春菊をそだててみました


さらに、シュンギクに含まれているミネラル類は、
骨を形成する上で欠かせない成分ばかりのため、
骨を丈夫にする作用が期待できます。

シュンギク特有の香りは、”リモネン”や”αピネン”、
などの成分によるものです。

これらの成分は自律神経に作用し、
リラックス効果や胃腸を活性化させることによる食欲増進、
胃の保護、咳止めなどの効果があるとされています。


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我が家のシュンギクとハクサイで水炊き


■シュンギク栽培の楽しみ

シュンギクの旬は冬ですが、暑さにも寒さにも強い野菜のため、
品種を選べばほぼ一年中栽培ができます。

私は子供の頃、シュンギクの独特の香りが苦手だったのですが、
父が家庭菜園で栽培したシュンギクは、市販のものとは全く風味が違い、
とても美味しく、いっぺんでシュンギクが好きになってしまいました。

それ以降、我が家の栽培品目の定番になっています。
葉物野菜なので、栽培期間が短く手軽に育てられるのもいいですよね。


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掻き揚げもおいしいです


■シュンギクのおいしい食べ方

すき焼きなど鍋料理の具材や、お浸し、天ぷらなどに利用されます。

また、シュンギクは香りが強いのでアクも強そうに思われがちですが、
実はアクの少ない野菜なので、生で食べることができ、
サラダなどにも利用できます。

ホウレンソウに多く含まれ、
カルシウムと結合して結石を作り出す原因となる成分の”シュウ酸”は、
シュンギクの場合、ホウレンソウのわずか4%しかないのです。

とはいえ、生で利用する場合は、サラダ用の品種を購入するか、
一般的なシュンギクの場合は、やわらかい葉先だけを利用しましょう。

また、さっと熱湯をかけ、冷水にさらしてから使うと安心で、
シュンギクの香りがたちます。

シュンギク特有の香りが苦手な方や、お子さんには、
香りの少ないスティックシュンギクという品種を選ぶとよいでしょう。

少し変わった利用法としては、ゆでたシュンギクをミキサーにかけて
ピューレ状にしたもので、魚料理のソースや、パスタソースを作ると、
和風ジェノベーゼソースのような、気の効いた一品になります。

■シュンギクのわかりやすい育て方
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