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土の中から大収穫


■ラッカセイとは

ラッカセイは、「落花生」という文字通り、
花が落ちて地中で実を作るとても変わった植物です。

正確には花ではなく、花が散ったあと、「子房柄」と呼ばれる部分が
地面に向かって伸び、土の中に入っていきます。

変わった植物といえば、落花生の英名はpeanuts(ピーナッツ)。
木の実(ナッツ)ではなく、豆なのですが、
殻がナッツ類のようにかたいため、ピーナッツと呼ばれています。


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苗のようす


■ラッカセイの栄養は

ラッカセイは栄養価の高い食物で、カロリーが高く、
若返りのビタミンといわれるビタミンEをはじめ、
ビタミンB群などのビタミン類や、
カリウムやマグネシウムなどのミネラル類も、
豊富に含まれています。

また、ラッカセイには脂肪分が多く含まれていますが、
ラッカセイの脂質はオレイン酸やリノール酸が多く、
血中コレステロールを低下させる働きがあります。

その他にも、脳の働きを高めるレシチンや、
肝臓でアルコールの代謝を助けてくれるナイアシンなど、
体に良い成分が多く含まれています。

このように非常に体に良いラッカセイですが、
カロリーが高いため食べ過ぎに注意することと、
乳幼児の喉に詰まりやすいため、乳幼児には食べさせず、
また手の届かないところに保管することに注意します。

ちなみに、ラッカセイの薄皮には”レスベラトロール”という
ポリフェノールの一種が含まれていて、抗酸化物質があり、
血管関連疾患の予防効果が期待されています。

そのため、薄皮ごと食べるほうが健康によいとされています。
ただ、ピーナッツを薄皮ごと食べるのは食べにくいですよね。

でも、ゆでピーナッツなら、薄皮も気になりません。
以前は自分で育てて作るか、産地近辺でしか手に入りませんでしたが、
最近では一般のスーパーなどでも見かけるようになりましたね。


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育ってきた苗


■ラッカセイ栽培の楽しみ

落花生は、栽培がとても簡単です。

元肥を施した菜園に植え付けたら、あとは草取りをするだけ。
追肥が不要で、病気や害虫にも強く、手間がかかりません。

しかも食べる部分のマメは地下にできるので、
地上部に多少虫がついても問題なく、
完全無農薬栽培も簡単です。

子房柄が土の中に進入しやすいよう、
土をしっかり耕してやわらかくしておくことだけが、
注意すべきポイントですね。


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子房柄のようす


子供のころ、千葉のラッカセイ畑に行ったとき、
この土の中に柄がささっている様子が面白く、
いったいどんな風になっているんだろうとワクワクしました。
今、みてもワクワクする、なんとも不思議な植物です。

一般に売られているラッカセイのように焙煎して
食べる場合は、地上部が枯れてしまうまで待ちますが、
ゆでて食べる場合は、若干早採りしましょう。


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この愛らしい花を見てくださいね


そしてラッカセイ栽培のもう一つの楽しみが、花。
ラッカセイの花は、黄色い小さな蘭のような形をしていて、
とても愛らしいのですが、この花を観賞できるのも、
家庭菜園ならではです。

ただし、早朝に咲いて昼にはしぼんでしまうので、
見逃さないようにしてくださいね!


■ラッカセイのおいしい食べ方

家庭菜園で栽培している場合、
ぜひ茹でラッカセイを作ってみて下さい。

収穫したラッカセイは、乾燥する必要はありません。
水洗いし、2.5〜3%の食塩水で、40分ほどゆでます。
ときどき試食して、好みのかたさに仕上げましょう。

最近では、高性能のフードプロセッサーが、
手軽な値段で売られています。


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自家製ピーナッツバターは抜群!


フードプロセッサーをお持ちの方は、
ピーナッツバターを作ってみてはいかがでしょうか。

とても香ばしく、市販のものとは風味が全く違いますよ♪

◎ピーナッツバターの作り方
ピーナッツ100gをフードプロセッサーにかけて、
ピーナッツから油分が出て固まりができてきたら、
マーガリンまたはバター35gと砂糖30gを加え、
滑らかになるまでフードプロセッサーにかけるだけ。

最後にピーナッツを若干加え、30秒ほど、
フードプロセッサーにかけて、荒挽きのものを残しても、
食感にアクセントがついてお勧めです。

■ラッカセイのわかりやすい育て方
・ラッカセイの実入りが少ない理由は?
・ラッカセイの育て方|大粒にする栽培のコツを教えます!
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