ninniku.jpg 
臭いを抑えた品種もいろいろ研究されています


■ニンニクとは

ニンニクは、強壮野菜として知られています。
紀元前3000年以上前から栽培されていたと考えられています。

古代エジプトのピラミッド建設の作業員が食べていた、
という記録があるほど、その効力は昔から知られていました。

当時は食品としてではなく、薬として食べられていたようです


ninniku (2).jpg
雪が降っても元気です


■ニンニクの栄養は

アメリカ政府による研究では、127種類の野菜のうちニンニクが
「ガンになる危険性を少なくする効果がある最も重要な食物」であると、
発表しました。

これは、ニンニクに含まれる”DATS(ジアリルトリスルフィド)”、
という成分によるものです。

また、ニンニクにはアリインというほぼ無臭の成分がありますが、
ニンニクを切ったりすりおろしたりすると、
アリシンと言う、あの独特のニンニク臭の原因物質ができます。

◎アリシンの薬効
まず、疲労を回復し、精力を増進する働きがあるため、
免疫力を高め、風邪やその他の病気にかかりにくくしてくれます。
ニンニクには強力な殺菌力があるため、ウイルスの力を
弱めてくれます。

アリシンには、血管を広げる働きがあるため、
血管内の汚れを取り除きます。
また、コレステロールを下げる働きもあるため、
高血圧に効果があります。

ニンニクには、アリシンのほかにビタミンB1も含まれていますが、
これら二つが結合してできる”アリチアミン”という物質には、
強力な糖質代謝エネルギーがあるため、糖尿病予防に効果があります。

アリシンには強力な抗菌力があり、プールにほんの1滴程度に薄めても
その効果を得られるほどの強さです。
風邪やインフルエンザなど、72種類もの感染症に効果があるとされています。


ninniku (3).jpg
育てがいのある野菜です


■ニンニク栽培の楽しみ

ニンニクの栽培期間は、10月〜6月と、9ヶ月もかかります。
それだけ長い間栄養を蓄えるため、あれだけの健康野菜に育つことが、
育ててみるとひしひしと実感できます。

さて、ニンニク栽培のお楽しみと言えば、とう(花芽)摘みです。

6月上旬になるととうが出てきますが、
花を咲かせてしまうと養分がそちらにまわってしまうため、
取り除きます。

根元を折り曲げるだけでポッキリと取れるので、
子供にさせると喜んで折り取ってくれます。

摘んだとうは、”ニンニクの芽”として、おいしくいただけますね。


ninniku (1).jpg
花芽が大きくなってしまいました


■ニンニクの臭い消し

ニンニクは餃子やペペロンチーノをはじめ、様々な料理に使われますが、
食べた後の臭いが困りものですよね。

口臭だけでなく、体臭にも影響するので、市販の口臭グッズだけでは
抑えることが難しいのが困り者です。

ニンニクの臭い成分は、上記ですばらしい薬効を紹介した”アリシン”です。
ニンニクはおいしく、薬効も非常にあるのに、臭いが強烈。
悩ましいところです。

誰もが抱える悩みのため、いろいろ研究がされています。
完全に消すことは難しいですが、次のような対策を行うことにより、
ある程度臭いは抑えられるようです。


garlicxxx.jpg
花もきれいです


Garlic3.jpg
醤油漬けにしておくと便利です


◎臭い消し
まず、食前に牛乳を飲みます。
牛乳のタンパク質が、アリシンを包み込んでくれます。

食後は、リンゴかパセリか、お酢を飲みます。

リンゴは、”アップルフェノン”と呼ばれるポリフェノールが臭いを抑えてくれます。
アップルフェノンは特に皮に多いので、皮ごと食べると良いでしょう。
レストランなど、外出先では、リンゴジュースでも良いでしょう。

パセリは、含まれている”アルファーピレン”という成分が、
ニンニクの臭いを分解し、さらに消臭剤のような働きもしてくれます。

お酢は、臭いのもとを作る力を弱めてくれます。
お酢をそのまま飲むのは難しいので、市販のお酢ドリンクを利用したり、
リンゴジュースで割ったりすると飲みやすくなります。

■ニンニクのわかりやすい育て方
・ニンニクの育て方|おいしい球を肥大させるコツ
・ニンニクのプランター栽培|病害虫知らず乾燥気味に育てるのがコツ
 カテゴリ
 タグ