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小麦は、意外と簡単に栽培できます。

また、小麦はイネ科のため、
他の科の野菜の連作障害を防ぐのに利用できます。

さらに、小麦を栽培すると、
野菜を作り続けて過剰になったリン酸やカリウムを土壌から吸収して、
バランスを整えてくれる働きもあるので、
輪作に組み込むと良いでしょう。

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.タネまき時に、まき溝にも肥料を施します
2.草丈5cm頃から、麦踏みを行います
3.防鳥網で、鳥害を防ぎます


農林61号などの品種が、育てやすくてお勧めです。


■小麦の栽培方法

・タネまき
タネまき適期は11月上旬です。
あらかじめ、1u当たり2kgの堆肥をすき込み、よく耕しておきます。

幅10〜15cmの浅い溝をクワで掘ります。
条間は60cmとします。

まき溝に鶏ふんかナタネ粕をまいてから、
小麦のタネを1〜2cm間隔でまきます。

両脇から軽く土を寄せ、タネの3倍くらいの厚さで覆土します。


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生長中の麦


・麦踏み
麦踏みとは、早春の寒い時期に麦の芽を足で踏む作業のことで、
麦特有の管理作業です。

麦の苗を踏むと、当然茎が折れ曲がったり、傷がついたりします。
そのため、水分を吸い上げる力が弱まり、麦内部の水分量が
少なくなることにより、寒さや乾燥に強くなります。

また、苗が傷つくことにより、「エチレン」というホルモンが発生し、
茎が太くなり、丈夫になります。

その他にも、霜柱によって浮き上がった根を戻す効果もあります。

麦踏みは、小麦の苗が5cmくらいになったら始めます。
土が乾いているときを選んで、畝に沿って
横に移動しながら踏んでいきます。

その後は2週間に一度のペースで、2月までムギ踏みを行います。

・追肥
1月下旬頃、鶏ふんかぼかし肥を、1mあたり一掴みずつまきます。


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収穫直前の小麦


■収穫

6月中旬頃、穂が黄金色に枯れ、
カラカラに乾いてきたら収穫適期です。

カマで、根元から10cmくらいのところを刈り取り、
束ねて風通しのよいところに吊るして10日ほど乾燥させます。

その後、穂をビンなどでたたいて脱穀します。
粉にするには、キッチンミルなどを使用します。

量が多い場合は、業者や農家の人に頼むとよいでしょう。


■病害虫

収穫間近になると鳥が食べにくるので、
防鳥網を張った方がよいでしょう。
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