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サツマイモの収穫は晴天の日に行います
10月に入ると気温が低くなり、また日も短くなってきますので、
花芽分化が促進されたり、結球・肥大の時期に入ったりします。
肥料切れがおきやすい時期ですので、
早め早めに追肥を施すようにします。
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■タネまきと植え付け
ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜や、
秋まきのダイコン、ニンジンのタネまきの時期です。
エンドウマメやソラマメなど、苗の状態で越冬する
豆類のタネまきもこの時期です。
エンドウマメは草丈10cm程度、ソラマメは
葉数5〜6枚で越冬させるのがベストです。

早く実を食べたいです
これらの苗は、大きくなりすぎると耐寒性が悪くなり、
小さすぎると、春になってからも勢いよく育ちません。
そのため、タネまきの時期が非常に重要になってきます。
地域の種苗店や、農家に、その地域のタネまき適期を
訊ねてみてもよいでしょう。
■収穫
サツマイモは、葉が少し黄色くなってきたら収穫適期です。
試し掘りをして、イモの太り具合を確認してから掘るとよいでしょう。
収穫は晴天の日に行います。
根元から5〜10cmのところでつるを切ると、後の作業がやりやすいです。
イモを傷つけないようスコップで株のまわりを掘り起こして土を
やわらかくしてから、根元を引き抜いて掘り上げます。
収穫後は、風通しのよい日陰で2週間以上置くと、
イモのデンプンが糖化して、甘みが増します。

サトイモの収穫も楽しみ
サトイモも、茎葉の一部が黄色く枯れてきたら収穫できます。
サツマイモ同様、葉茎を15cmほど残して刈り取ってから、
スコップで株のまわりをほぐしてから、引き抜きます。
ゴボウも、収穫の時期となります。
いきなり手で引き抜こうとすると折れやすいため、
株の周囲をスコップなどで掘り、土をやわらかくしてから
株元を持って引き抜くとよいでしょう。
10月中旬頃から、根ショウガの収穫が始まります。
葉を束ねて持ち、真上に引き抜いて収穫します。
ダイコンは、10月下旬頃から収穫が始まります。
青首ダイコンは、根の上部が10〜15cmほど地上にせり上がってきたら
収穫適期です。
ニラは、収穫の時期が続きます。
収穫中は、2週間に1回、株元に化成肥料を施し、土寄せします。
花が咲くと葉がかたくなるため、花茎が出てきたら早めに切り取ります。
花茎も、「花ニラ」として食べることができます。
夏野菜の収穫が完全に終了する時期です。
収穫が終わった株は、そのまま放置しておくと
翌年、病害虫の発生の原因となりやすいので、
きれいに抜き取ります。
抜いた株や根などの残渣物は、畑外の場所で
堆肥にしてもよいでしょう。
カリフラワー、菜園産は美味です
■家庭菜園の管理
カリフラワーは、花蕾がつき始めます。
花蕾に日が当たると日焼けしてしまうため、
外側の葉3〜4枚を内側に折って花蕾を包む
「外葉折り」を行って遮光すると、
白さを保つことができます。

今年こそ、うまく結球してほしいです
キャベツは、結球が始まります。
害虫の被害を防ぐため、防虫ネットを10月下旬ごろまで
かけておくとよいでしょう。
2週間に1回、株元に化成肥料を追肥し、土寄せをします。