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トマトがいちばん発生しやすいそうです


■疫病の発生しやすい植物

・発生しやすい野菜
トマト、ピーマン、ナス、キュウリ、カボチャ、ジャガイモなどです。

・発生しやすい果樹
イチジクなどがかかりやすいです。

・発生しやすい草花
サルビア、ストックなどがかかりやすいです。

・発生しやすい庭木・花木
ジンチョウゲなどがかかりやすいです。


■疫病の症状

土の中のカビが水やりや雨の泥跳ねから
葉、茎、根、果実などに付着して伝染します。

発生時期は6月〜8月、気温は20〜25℃ぐらいで、
水はけの悪い場所、梅雨時期の雨が多い時期に多く発生します。

病原菌は付着する植物によって違ってきます。
トマトだけに寄生するもの、ジャガイモ、ナス、トマトなど
複数の植物に寄生するもがあります。

最初は葉や茎に水がしみたような暗い茶褐色の病斑ができます。
そして湿度が高くなると、白いカビに覆われて枯れてしまいます。

果実に付着した場合は、はじめはまわりがはっきりしない病斑です。
やがて軟化腐敗し、白いカビに覆われていきます。

カビに水滴や雨がかかると胞子が飛散し、水中を泳いで拡散します。
乾燥すると病斑部分が破れやすくなります。

野菜の中ではトマトの被害が一番多いです。


■疾病の対策

病原菌は土の中の発病株の中で越冬します。
気温が上がって適度な水分を得ると発芽し、遊走子として植物に付着します。

対策として胞子が水中を移動できないよう、高い畝にして水はけをよくします。
また株元にマルチングをしたり、雨除け栽培を行って泥跳ねを防ぎます。 


雨除け栽培とは、ビニールで株全体を覆って雨が当たらないようにする栽培法です。
家庭菜園用として、ビニールの屋根と支柱がセットで販売されています。

この栽培法は疫病対策の他に、雨による裂果を防ぐ効果も期待できます。
発病してしまった株は抜き取り、焼却処分します。

ナス科の食物の被害が大きいので、インゲンマメを除いたマメ科や、
アブラナ科などの輪作が効果的です。

もし薬を使う場合は、耐性がつかないように複数の薬剤を交互に散布します。
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