同じ場所で同じ品種の作物を栽培していると、
一度害虫が発生した場合に、
一瞬にして被害は広がってしまいます。

栽培方法を改善したり、
病気にかかりにくい品種を作ったり、
いろいろな工夫がされてきました。

しかし環境問題を考えると農薬の使いすぎも問題です。
害虫の成虫が飛んでこないようにするのにも限界があります。

やはり原始的な方法で虫を捕まえるのが確実な方法です。


■積極的に害虫を捕まえます

・地中に潜む害虫について
地面を耕していると、色々な虫が発生します。
土の中にいるヨトウムシのさなぎは、
羽化するとヨトウガになって無数の卵を産みます。

注意深く観察するとと葉の裏に集団でいます。
この時に見つけて捕殺するのが一番簡単です。


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ヨトウムシの幼虫


ヨトウムシの幼虫は緑色をしています、しかし
老齢幼虫になると土が保護色になる褐色になるため、分かりにくいです。
そして昼間は株元の土に潜ってしまいます。

地上の葉が食い散らかされたり、大きな濃い緑色のふんがあったら、
根元を掘って捕まえます。


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ナメクジ


ナメクジやカタツムリは葉を食害します。
ネキリムシ(カブラヤガ、タマナヤガの幼虫)は、
苗を植えつけた後に根元を食害し、倒してしまいます。

コガネムシの幼虫も害虫です。
見つけ次第ペットボトルの中に閉じ込めてしまいます。

カブトムシの幼虫は害虫ではありません。
腐植を食べてフンを出し、ミミズのように土を団粒構造にします。


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カブトムシの幼虫


◎見分け方
コガネムシの幼虫(2〜3cm)よりも2〜3倍もサイズが大きいです。
カブトムシの幼虫はつるっとした感じでうつ伏せで這っていき、
カナブンやコガネムシの幼虫は仰向けに這います。

・作物にいる害虫について
コガネムシはエダマメなど豆類の葉をよく食べます。
放っておくと葉が網目のように食い散らかされます。


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コガネムシ


このコガネムシは危険を察知すると死んだふりをするように、
転げ落ちて逃げる習性があります。

高い位置では落ちる途中で羽を広げて飛び去り、
低い位置では地面に滑り込もうとします。

この性質を利用してバケツなどに落とし込んで捕まえます。
あるいはペットボトルにじょうごを挿して下で受け捕まえます。

一番簡単で効果的な方法です。
捕り終わったらフタをして閉じ込めます。

ナス類につくクサギカメムシや、ウリ類にくるウリハムシなども、
同じような方法で捕まえられます。

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