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冬季剪定を主に行います
ブルーベリーはアメリカ原産の果樹です。
主な品種はハイブリッシュ・ブルーベリーと、
ラビットアイ・ブルーベリーの2系統に分類できます。
5月上旬〜中旬にツボのようは形をした可憐な花をつけます。
7月〜8月にかけて実を収穫できるようになります。
ハイブリッシュ系は冷涼な高冷地が適しています。
ラビットアイ系は全国どこでも栽培が可能です。
「ブルーベリーは水で育てる」と言われるほど、
水を必要とする果樹です。
用土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
■ブルーベリー 剪定方法
1.剪定の目的は?
剪定を行うことによって、隔年結果を防ぎます。
樹形を整えることによって、毎年の収穫量を安定させます。
そして実の品質を上げていくためにも必要です。
また光が内部に入るようにしたり、
風通しをよくすることにより、
病害虫が出てこないよう防止につながります。
できれば毎年剪定を行うのが理想的です。
2.剪定方法
剪定は12月〜2月ごろに行う冬季剪定をメインに行います。
5月ごろの夏季剪定は補助的にします。
4年ぐらい年数が経っていると、
株元がかなり込み入っているはずです。
思い切って主枝になる枝5本程度を選び、あとは剪定します。
また交差した枝、枯れ枝、徒長枝、
基部から出るシュート、サッカーを除去します。
こうすると樹冠の中の風通しも日当たりもよくなります。
そして樹形も美しく整います。
次の年から主枝にした枝を更新していきながら、
樹形や樹勢を保つようにしていきます。
シュートの先を1/3ほど切り戻し、結果枝を出させます。
そして主軸枝にしてきます。
ブルーベリーは1年生枝の先とその下の数節に花芽がつきます。
全体のバランスを確認しながら花芽を整理すると、
隔年結果にならなくて済むケースもあります。
■わかりやすい育て方
・ブルーベリーの育て方 庭植え|ピートモスで土壌改良します
・ブルーベリーの育て方 鉢植え|夏の乾燥に注意して水を与えます