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安全で美味な野菜を(サツマイモ)


有機栽培で一番大切なことは、作物にあった土を作ることです。
しかし栽培を予定している場所の土が粘土質が多かったり、
ときには、水はけが悪くて畑の状態が悪い場合があります。

その時は「天地返し」と言って表層土と深層土と呼ばれる、
深い層の病原菌が少ない土と入れ替える作業が効果的です。
また、「天地返し」は、連作障害にも効果が上がります。

貸し農園などで作物の根張りが悪い時は、
試してみると良いでしょう。


■天地返しで土質を改善します

・上下を入れ替えて土質を改善
畑や庭を掘り返してみると、土の表面から30cmぐらいの層は、
腐植質が多く黒っぽい土の色をしています。
土が肥えているので野菜や草花を栽培するのに適しています。

しかし長いこと栽培していると雑草のタネや害虫が出てきます。
その下層は病害虫に侵されていない深い部分の土と入れ替えます。
天地返しは1月〜2月の厳寒期が適しています。

・部分深耕天地返しがおすすめです
昔は栽培する場所全面を天地返ししていました。
しかし労力が大変なのと、地盤沈下や地下水の上昇を妨げるなど、
日常生活に負担をかけていました。

そこで部分的にスコップの幅にあわせて深く耕す
「部分深耕天地返し」が家庭有機栽培には適しています。 


作物の根が素直に入っていけない硬盤層が地下数十cmにあります。
この硬い層をぶち抜いて深さ1mぐらいまで耕すことが、
農作物の生育に、たいへんよい影響を与えます。

穴は畝全面ではなく、野菜を栽培する畝の真ん中に、
一筋、掘るだけでも、効果があがるということです。
通気性、排水性のよい土質の改善につながります。 


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作付け前の畑


■部分深耕天地返しの方法

1.穴を掘る位置の一方の表層土を20cmぐらい、
レーキを使って反対側に寄せます。

2.スコップを使って穴を掘っていきます。
硬盤層を抜け、深層土(関東ローム層など)が出てきたら、
表層を削った場所に積み上げていきます。

3.深さは約1mほど掘り下げます。そしてまず表層土を落とし込みます。
最後に残った深層土をレーキで広げます。

4.一ヶ月ほど寒さらしにして表面を崩し、土を柔らかくします。
腐葉土や堆肥などの有機物を1u当たり2kgぐらいをすき込みます。
こうすると土が入れ替わり天地返しの作業が完了です。
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