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トマトは窒素分を多く与えると茎葉が茂って実がつきにくくなります


■肥料(NPK)の働き

・植物に必要な栄養分
農作物を栽培するためには色々な栄養分が必要です。
しかし手をかけないと不足する栄養分が出てきます。
この不足分を補っていくのが肥料の働きです。

水と空気から得られる酸素、炭素、水素を除くと
窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
イオウ、鉄、銅、亜鉛、ホウ素、マンガン、塩素、
モリブデンと13の栄養分が必要です。

・肥料の3要素の働き
様々な栄養分がお互いに助け合って植物を生長させています。
栄養分の中で窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)は、
肥料の3要素と言われています。NPKと略して使うこともあります。

窒素は植物全体をつくる働きがあります。別名葉肥と呼ばれています。
ただし与えすぎると葉が茂りすぎたり、害虫を招きやすくなります。

リン酸は花肥、実肥と呼ばれるように、花や実を作る働きがあります。

カリウムは根肥と呼ばれるように、根を作る働きがあります。


■成分比率の違い

・肥料の表示方法
製品のラベルには「5-10-5」と3つの数字が並んでいます。
これは「窒素-リン酸ーカリウム」の含有量を重量%で表示したものです。

・成分比率の違い
3つの栄養分が同じ割合の水平型は、オールマイティにどの作物でも使用できます。
リン酸だけ多い山型は、花が次々と咲く植物にむいています。
逆にリン酸だけ少ない谷型は、水耕栽培にむいています。

窒素>リン酸>カリウムと割合が下がり型は、生育初期や葉を楽しむ植物向きです。
窒素<リン酸<カリウムと割合が上がり型は、球根や室内など暗い環境、
根菜類にむいています。


■緩効性肥料と即効性肥料

・緩効性肥料
緩効性肥料は水に溶けにくい成分でできています。
じわじわと長く効く性質は、有機質肥料に多い特徴です。

持続効果が長いものは元肥、短いものは追肥に適しています。
形状はそれぞれで大きさにも色々とあります。

・即効性肥料
即効性肥料は水に溶けやすい成分でできています。
粒状が多く、持続力は短いので追肥に適しています

即効性肥料化学肥料に多いです。
しかし有機質肥料でも生ゴミを発酵させて作る、
ゴミ汁液肥は、即効性肥料と言えます。
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