
有機肥料はじっくりやさしく効きます
■有機肥料の種類と働き
◎有機質肥料の長所
野菜をずっと続けて栽培していると、
土の栄養分が足りなくなっていきます。
これを補ってくれるのが肥料です。
肥料は大きく無機質肥料と有機質肥料の2種類に分類できます。
無機質肥料は化学肥料とも呼ばれています。
有機質肥料は米ぬか、骨粉、魚粉、乾燥鶏ふん、油かすなど、
自然の動植物を原料としています。
土の中に生活している微生物が原料を分解し、
はじめて根に吸収されます。
そのため結果が出るまで時間を要します。
しかしゆっくりじんわりと効いていくので、
根の負担が少なくおだやかに吸収していきます。
有機栽培では天然微生物を多く含んでいる堆肥や
生ごみ堆肥が肥料作りの重要な役割を果たしてくれます。
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落ち葉も腐葉土堆肥に
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堆肥
・堆肥
有機栽培に必要な土づくりの肥料として、堆肥は一番大切です。
植物栽培には肥料の3要素の窒素、リン酸、カリの他に、
微量要素も必要です。
この微量要素を含んでいるのが堆肥です。
また堆肥は微生物の生活拠点となり土をふかふかにしてくれます。
腐葉土堆肥が一般的です。原料は落ち葉です。
その他には生ゴミから作った生ゴミ堆肥、
牛ふんから作った牛糞堆肥などがあります。
・生ゴミ堆肥(ゴミ汁搾りかす)
家庭から出る生ゴミは栄養価が高いので肥料効果も高いです。
自家製のものは野菜が吸収しやすいよう、十分に完熟させます。

ヨモギの新芽が植物活力剤に
・天恵緑汁
天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)は黒砂糖とヨモギの新芽が原材料の植物活力剤です。
肥料ではありませんが、500倍に薄めて農作物に与えると元気に育ちます。
・ボカシ肥料
ボカシとは油かすや米ぬかなどの有機質肥料を
微生物で発酵させた緩効性肥料のことを指します。
ボカシ肥料はタネまきや苗を植え付けた後の元肥、
生育途中で施す追肥、どちらにも利用できます。
・ゴミ汁液肥
ボカシで発酵した野菜からは、飴色の液が出てきます。
この液の中にも微生物は存在します。
これをゴミ汁液肥と呼んでいます。
水で薄めて農作物に与えると、即効性肥料として有効です。
生育途中では数日おきに与えると効果的です。
*それぞれの作り方は後述します




