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庭植えには豊水が向いています


日本のナシはもともとは中部地方以南に野生にあった
ニホンヤマナシを品種改良したものです。

乾きすぎなければ、土壌は特に選びません。
霜にあわないように注意し、日当たりと水はけのよい場所に植えます。

ナシは他の品種の花粉を受粉して実がつく性質を持っています。
そのため数種類の品種を植えて虫媒させるか、
受粉樹を近くに植えて花粉を人工授粉します。

糖度の高い果実を作るには太陽光に当てる必要があります。
しかし袋がけを行うと、病害虫や農薬から果実を守ることができます。


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ニホンナシもおすすめです


■庭植えに適したナシは?

1.ナシの種類について
ナシにはニホンナシ、セイヨウナシ、チュウゴクナシと大きく3分類できます。
店頭に並ぶ苗はほとんどニホンナシとセイヨウナシです。

チュウゴクナシの苗は簡単に入手することは困難です。
チュウゴクナシの形はセイヨウナシと似ています。
しかし味はニホンナシのようにツブツブの食感があります。

2.ニホンナシがおすすめ
庭に植えるナシには、ニホンナシがおすすめです。
ニホンナシの品種は果皮の色が淡い黄緑色の青ナシ系と、
黄褐色の赤ナシ系に分類できます。

国内で栽培されているのは、ほとんど赤ナシ系です。
青ナシ系の「ニ十世紀」「菊水」「八雲」「新世紀」などは、
最近では大変少なくなっています。

3.赤ナシ系の品種について
赤ナシ系の品種では「幸水」「豊水」「新高」などがおすすめです。

「幸水」は早生種の中でも特に収穫が早い品種で8月からできます。
味は甘味が強く、酸味が少なく果汁が多いのが特徴です。
初秋を感じさせることもあり、赤ナシ系の中でも人気が高い品種です。

「豊水」は中生種のひとつで、9月ごろ収穫可能になります。
「幸水」よりも実のサイズは大きく、糖度も高いです。
程よく酸味もあり味が濃いのが特徴です。

「新高」は晩生種のひとつで、9月下旬〜10月に収穫可能になります。
500〜1000グラムぐらいの大きな実がなります。
果汁が多く、歯ごたえがある食感で日持ちがするのが特徴です。


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ニ十世紀は「幸水」の受粉樹に


4、受粉の注意点
ナシの受粉には品種によって相性があります。
「幸水」には「豊水」や「ニ十世紀」、
「豊水」には「松島」や「新興」との組み合わせがおすすめです。

■わかりやすい育て方
・ナシの育て方 庭植え|豊水、幸水が育てやすいです
・ナシの育て方 鉢植え|2種以上の品種で結実します
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