Avocado (4).jpg
森のバターとも呼ばれます


アボカド(Avocado)はクスノキ科ワニナシ属の常緑高木です。
自生地は中央アメリカ、メキシコです。

熱帯果樹の中では比較的寒さに強く、
防寒対策をしっかりと行えば、庭植えも可能です。

果実の形は品種によって違い、球形、洋ナシ型などあります。
また30グラムから2キロぐらいまでとかなり違ってきます。

脂肪分と蛋白質の栄養分が高いことから
森のバターとも呼ばれています。


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.高温期前に収穫できるようタネまきを
1.枝葉の伸びが激しいので、水切れに注意します
2.肥料を与えすぎると高木化するので、控えめにします
3.生命力が旺盛で、タネからでも栽培できます



[アボカドの育て方]


Avocado (3).jpg
防寒対策をすれば庭植えもできます


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
温州ミカンが栽培できる温かい地域では庭植えが可能ですが、
一般的には鉢植えで栽培します。

・品種選び
アボカドは果実の大きさが小さいメキシコ系、
大きいグアデマラ系、その中間サイズの西インド系と
3種類に大きく分類できます。
国内で栽培するには、寒さに強いメキシコ系がおすすめです。

両性花ですが、雄しべと雌しべの熟期が違うので、
熟期があった受粉樹を植える必要があります。

寒さに強い「ベーコン」「フェルテ」と
「メキシコラ」の組み合わせがおすすめです。

また1本だけで結実する「ハス」も人気が高いです。
早く結実させたい場合は、接ぎ木苗を選ぶ方が無難です。


Avocado (2).jpg
タネからでも栽培できますが結実まで時間がかかります


■植え付け

アボカドの植え付けは4月〜5月が適しています。
大きく育つので8〜10号鉢を用意します。

用土は赤玉土(小粒)6、腐葉土2、川砂2の割合が適しています。
汲み置きをしておいた水をたっぷりと与えた後、
日当たりのよい暖かい場所に置きます。

苗木は30cmぐらいの高さで切り戻します
タネからも育てることは可能ですが、実をつけるまでは時間がかかります。


■仕立て方と剪定

マンゴーは主幹を伸ばしすぎると大きく生長しすぎる性質を持っています。
3〜4本の主枝を伸ばす開心自然形の仕立てが適しています。

樹が70cmぐらいの高さになったら、30〜40cmほどの高さで主幹を切り返します。
主枝が伸びたら切り戻し、樹形をコンパクトに整えていきます。

樹勢が強いので、切り返す時は弱い剪定にします。
樹形が整ってきたら、込み入った枝を間引き剪定します。


Avocado (1).jpg
断面のようす


■栽培管理

・温度管理
アボカドの生育適温は15℃〜33℃です。
春から夏の生育期間は戸外の暖かい、日当たりのよい場所に置きます。
結実する温度条件は18℃以上です。

冬は室内に取り込み、窓辺などの温かい場所に移動させます。
夜間を含め5℃以下にならないように越冬させます。

5℃以下になってしまう場合は。ビニール袋などで覆い、
加湿させて温度調整を行います。

・水やり
夏は朝と夕方に鉢底からあふれるぐらい多めに水を与えます。
春と秋は1日に1回ペースに回数を減らします。

冬は暖房をつけている場合は1日1回水を与え、
越冬させている場合は、鉢土が乾いた時に少量の水を与えます。

冬は乾かしぎみに、鉢土が乾いてから与えます。

・施肥
生育期間中の5月〜9月に月1回、鉢の縁に玉肥を2〜3個ぐらい押し込みます。

・受粉
アボカドは自分の花粉で受粉しません。
受粉樹をそばに植えるか、雄しべの花粉を綿棒に取り、
雌しべにつけるなど人工授粉を行います。


Avocado (6).jpg
沖縄料理=タコライスの具にも


■収穫

収穫時期は品種によって異なりますが、10月末から年末にかけてです。
アボカドは樹上では完熟しにくいので、緑色のうちに収穫し追熟します。

室内に2週間ほど置くと、果皮が黒く変化し果肉がやわらかくなります。


■病害虫

・ダニ
葉が密生している環境では、発生しやすいです。
間引き剪定を行い、風通しをよくします。

・根腐病
葉が黄色くなって枯れてしまいます。
冬の寒い時期、水を与えすぎると根が腐ってしまうので注意します。

・炭そ病
6月ごろ果実や枝、葉に黒い円形の斑点ができてしまい、
症状がひどいと実が落ちてしまいます。
対処法は日当たりのよい場所で栽培するようにします。
 タグ