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アセロラの愛らしい実


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もっと寄りで♪


アセロラはキントラノオ科ヒイラギトラノオ属の常緑低木です。
自生地は南アメリカ北部、西インド諸島です。
日本では沖縄県、奄美諸島で栽培されています。

果実は直径1.5cm〜3cmぐらいのサクランボに似た赤い実をつけます。
甘酸っぱいくせのない味で、果汁が多いのが特徴です。
生食の他にジュース、ジャム、シャーベットなどに利用します。

「ビタミンCの宝庫」と呼ばれるぐらい、
クアバの5倍、レモンの20倍以上ビタミンC含有量が多い果樹です。
健康によいフルーツとして人気が高いです。


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.ジベレリン液を使って実つきをよくします
2.家庭栽培では鉢植えの方が管理が楽です
3.成木になったら肥料は控えめに施します



[アセロラの育て方]


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花も熱帯の華やかさがあります


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
九州南部、沖縄では庭植えが可能です。
一般的には鉢植えが適しています。

・品種選び
フロリダスイートなどの甘味系とバーモンドなどの酸味系の品種がありますが、
風味に大きな違いはありません。

特に区別されることもなく、長葉系や丸葉系として挿し木苗が出回っています。
購入時に詳しい特性を事前に確認しておきます。


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アセロラの苗
日本花卉ガーデンセンターさんで良い苗が販売されています


■植え付け

アセロラの植え付けは3月〜4月が適しています。
鉢植えは7〜10号鉢を用意します。
用土は赤玉土(小粒)6、ビートモス3、川砂1の割合が適しています。
主幹を30cmぐらいの高さで切り返します。

植えつけ後たっぷりと水を与え、日当たりのよい場所に置きます。
タネからは発芽しにくいので、苗木から育てた方が無難です。

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まだ青い実と花


■仕立て方

主幹が50cmぐらいに成長したら先端を切り戻し、
3〜5本の主枝を伸ばす開心自然形に仕立てていきます。


■剪定

剪定は収穫後行います。樹勢が強いので剪定を行わないと、
まっすぐ上に伸びていき、実つきが悪くなってしまいます。

込み入った枝を間引き、長く伸びた枝を切り戻します。
主枝も主幹から4〜7節ぐらいを切り戻します。
切り返すことによって短果枝が多く発生し、実がつくようになります。


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日当たりと水を好みます


■栽培管理

・温度管理
生育適温は15℃〜30℃です。
生育期間の春から秋の日中は戸外の暖かい、日当たりのよい場所に置きます。

冬は霜が降りる前に室内に取り込み、窓辺など日当たりのよい場所に置きます。
5℃ぐらいまでは耐えられますが、成長は止まります。
春の花つきをよくするためには、10℃以上キープできるように管理します。

・水やり
アセロラの植えつけ後は、新しい根が伸びるまで水を吸収しないので、
水の与えすぎに注意します。

夏は朝と夕方の1日2回、鉢底から水が流れるぐらいたっぷりと与えます。
秋と冬は鉢土が乾いたら、午前10時までに水やりを行い、
夕方まで水が残らないようにします。

・施肥
5月、7月、9月に鉢の縁に玉肥を2〜3個ぐらい押し込みます。
果実がなるようになったら、5月と9月の2回に回数を減らします。

・受粉
アセロラは自分の花粉で受粉するので、人工授粉は不要です。
ただし結実率を上げるために開花後1〜2日後に
ジベレリン液50〜100ppmの濃度で1回散布します。


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開花から1ヶ月で収穫です


■収穫

開花後1ヶ月ほどで果実が熟します。
赤く色づいた頃が収穫時期です。

常温では3日ほどで腐ってしまうので、冷蔵保管します。


■病害虫

・アブラムシ
新芽が伸び出すころ発生し、葉が縮れてきます。
対処法は水で吹き飛ばすか、被害にあった部分を取り除きます。

・カイガラムシ
5月中旬ごろから枝に、貝殻状のものがついてしまいます。
見つけ次第、古い歯ブラシなどでこすりとります。

■アセロラのわかりやすい育て方
・アセロラの効果は?
・アセロラ 剪定方法は?
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