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キュウリの花


5月になると気温もあたたかくなり、
様々な野菜を育てることができます。

菜園での作業も増え、忙しい季節です。
5月に適切な栽培管理をすると、
夏野菜の出来が良くなり収穫量が向上します。


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■タネまきと植え付け

5月の家庭菜園では、4月に引き続き、
ホウレンソウやコマツナ、ミズナなど
葉物のタネがまけます。

時期をずらしてまけば、
長期間に渡って、収穫を楽しめます。

また、シソバジル、つるありインゲン、エダマメのタネまきも
この時期です。

ピーマンやオクラ、ナス、トマト、キュウリ、
ゴーヤやスイカなど夏野菜
の植え付けは、
上旬までに終わらせるようにします。


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ゴーヤは、日除けにも食べても格別です


■収穫

越冬したエンドウ、ソラマメ、イチゴ、
タマネギなどが収穫できます。

コマツナやシュンギクなどの春まきの葉物野菜も
収穫が始まります。
春まきはとう立ちしやすいので、一気に
引き抜いて収穫します。


■家庭菜園の管理

気候がよくなるにつれ、雑草も繁茂してきます。
こまめに除草しましょう。

カボチャはつるが伸び、花が咲き始めます。
雌花は親づるよりも子づるに多く付くので、
本葉6〜7枚の頃、親づるの先端をハサミで切って摘芯し、
子づるを伸ばします。
子づるが伸びてきたら、勢いのよい子づる3本を残し、
ほかは付け根からハサミで切り取る「整枝」を行います。

キュウリもつるが伸び、花が咲き始めます。
1週間に1回、伸びたつるをひもなどで支柱に誘引してあげます。
日当たりや風通しを良くして病気を防ぐため、
下から5節目までのわき芽(子づる)はすべてかき取りましょう。
それより上のわき芽は、葉を1〜2枚つけて先端を摘芯します。


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トマト嫌いが治る美味しいトマト


トマトも株が生長し、花が咲き始めます。
1週間に1回、わき芽を手でかき取り、伸びた枝を支柱に誘引します。


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スイカ、大玉を育てたいです


スイカも旺盛につるを伸ばします。
カボチャ同様スイカも子づるに雌花がつきやすいので、
本葉5〜6枚の頃、親づるの先端をハサミで切って摘芯します。
その後、小づるが伸びてきたら、勢いのよい子づる3本を残し、
ほかは付け根からハサミで切り取る「整枝」を行います。

スイカは、乾燥や雑草を防ぎ、泥はねで病気が発生するのを
防ぐため、株の周囲に敷きわらをしますが、週に1回、
つるの伸びに合わせて、その下に敷きわらをします。


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今年はカボチャに挑戦します


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ナス、焼いても煮ても天ぷらでも美味!


■家庭菜園の病害虫対策

気温が上昇するにつれ、病害虫が増えてきます。
病害虫を防ぐため、除草はこまめに行いましょう。

また、害虫が忌避するシルバーマルチや、
防虫ネット、粘着テープなども効果があります。

こまめに観察し、病害虫は早めに発見し、
早めに対処するように心がけましょう。

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