
うちで育てたスイカは格別です!
スイカ栽培の一番の醍醐味は何といっても結実して、
熟したスイカの実を収穫する時ではないでしょうか。
しかし、収穫の時期やタイミングを間違ってしまうと、
生長途中のものを収穫してしまうこともあります。
また、収穫時期を逃してしまい熟れすぎて割れてしまうこともあります。
今こそ食べごろ! という時期に収穫をしたいですよね。
ここでは、一般的な収穫時期までの日数と、
スイカの状態から収穫のタイミングを知る方法を紹介していきます。
■一般的な収穫時期
大玉スイカも、小玉スイカも、ほぼ同じ日数で収穫できます。
しかし、スイカの品種や栽培環境で、収穫時期が違ってきます。
一般的には以下の時期が収穫時期だと言われています。
・植え付けをしてから約90日
・受粉をしてから約40日
スイカ栽培をはじめた日だけではなく、
受粉をした日を、ラベルに書き、つるに留めておきましょう。

スイカが、ごろごろ一杯、幸せ♪
■収穫時期のチェック方法
スイカ栽培は生育環境によって生長の速度にばらつきが出るので、
日数だけの判断では不十分なこともあります。
最終的に収穫する際には、
以下のポイントをチェックすると良いでしょう。
・実を叩く
実を叩いてみて音で判断する方法です。
スーパーなどで購入する際にも叩くことがありますよね?
その場合と理屈は同じです。
叩いた際に「ボンボン」といった様な音がしたら収穫のタイミングです。
しかし、実際に聴いてみても慣れないとわかりにくい感じがます。
若いスイカがほかにあれば聴き比べると良いですよ。
・ツルや葉の状態を確認する
実の周辺の葉や巻きヒゲが枯れてきていたら収穫のタイミングです。
実につながってるツルも枯れて茶色くなって細くなります。
そのまま放置しても、水分や養分を供給するパイプが枯れているので、
それ以上は大きくはなりませんので収穫してしまいましょう。
・スイカの実を見る
実をチェックしてみましょう。
実とツルがつながっている部分の周りが盛り上がっているのも一つの目安です。
ツルがつながっている部分を頭とするとその反対のお尻の部分が白くなっていたり、
茶色い傷のようなものが入っているのも収穫のサインです。
そして、スイカの実の表面の黒と緑の模様がはっきりしているかどうかも確認してください。
色がはっきりしていたら収穫のタイミングです。
また、スイカの実の肩のあたりにツヤが出ているかどうかも一緒に確認しましょう。
ツヤはスイカの表面を布で拭いてから見てください。

収穫後2日追熟すると実がしまり甘味が増します
■参考
・スイカの育て方|摘芯摘果と施肥で、大きく甘く栽培
・スイカのプランター栽培|早めの育苗で夏バテする前に収穫します