リンゴは鉢でもできます
リンゴはバラ科リンゴ属の落葉高木です。
原産地は西アジア、東ヨーロッパです。
リンゴは北国の果樹のイメージが強いですが、
品種を選べば沖縄を除きほとんど全国各地で栽培が可能です。
果実の直径は3〜15cm、重さは35〜1000gほどです。
色は赤、黄緑、黄色をしています。
店頭に並んでいるリンゴは大きく立派なものが多いですが、
同じようなものを家庭栽培では作ることは難しいです。
まずは小粒でも美味しいリンゴを作るようにしましょう。
[リンゴ 鉢植えの育て方]
C)花ひろばオンライン リンゴ苗
■植え付け
鉢植えには小さな実をつけるミニリンゴなど、果実の小さなものが適しています。
苗木の植え付けは庭植えと同じように2種類以上用意し、
12月あるいは3月ごろに行います。
8〜10号鉢を用意し、水はけのよい用土に植えます。
植え付け後は、鉢の高さと同じぐらいの高さで剪定し、支柱を立てます。
王林
紅玉
■仕立て方
リンゴは模様木仕立てが適しています。
枝をひもなどで誘引し、枝を水平に開きます。
こうすると実の付き方がよくなり、バランスが良い樹形を保てます。
主枝の先に枝をつけたスタンダード仕立ても可能です。
下部の枝を整理しながら仕立て上げます。
■剪定
1月〜2月に鉢の高さの2.5倍〜3倍の高さに切り戻します。
主幹から出た枝、直立する枝、交差する枝を切ります。
枝は左右交互になるようバランスをとります。
並行している枝はどちらかを切り、短果枝を残します。
リンゴの花
■栽培管理
・水やり
水不足になると葉が焼けてしまいます。
鉢の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
果実が生長する7月〜8月は朝と夕方、1日2回水やりを行います。
・施肥
植え付けた後1ヶ月ぐらいたったころ、玉肥を4個ぐらいを鉢の縁に植えこみます。
翌年は寒肥、開花後、秋の追肥を施します。
>>リンゴの育て方 庭植えもあわせてご覧ください。
■リンゴのわかりやすい育て方
・リンゴの花が咲かない理由
・リンゴ 人工授粉のコツ
・ヒメリンゴの育て方 庭植え|通気性と排水性の良い場所に
・ヒメリンゴの育て方 鉢植え|水不足に注意します