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最初は白く、だんだんピンクに染まる花です


アーモンドの花はモモやサクラに似て美しく、
春先を彩る庭木として人気が高いです。
咲き始めは白く、開花が進むとピンク色に変わります。

原産地は中央アジア〜アジア西南部です。
現在では南ヨーロッパ、オーストラリアなどで栽培されており、
アメリカのカリフォルニア州での生産量が多いです。

アーモンドの果実は、皮、果肉、核、仁から成り立っています。
このうち仁の部分を食べています。よって栄養価が高く、
ビタミンE、オレイン酸、ミネラルや食物繊維も豊富に含まれています。


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.マイナス7℃まで耐えますが霜に弱いので、寒さ対策が必要です
2.乾燥した気候を好むので、乾かしぎみに育てます
3.鉢の受け皿を置くと根が腐りやすいので、水が流れやすいようにします



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アーモンドの実


[アーモンド 庭植えの育て方]


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
寒さにも暑さにも強い性質です。
北海道から中国、四国、九州で栽培が可能です。


・品種選び
アーモンドの品種はミッション、カーメル、ノンバレルなど
品種改良されて数十種類あると言われています。

しかし入手できる苗木には種類が書いていない場合が多いようです。
事前に質問出来る時は、前もって確認をしたほうがよいでしょう。


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アーモンド 1年生 接ぎ木 苗、花ひろばオンラインさんの苗です


■植え付け

アーモンドの若木は霜や寒さに弱いので、3年ぐらいは鉢植えで栽培します。

3年目以降庭の日あたりと水はけのよい場所を選んで植え付けます。
霜対策としてマルチングを行います。


■仕立て方

品種によって直立性と開帳性に分かれます。
「開心自然形」や「立ち木仕立て」、「変則主幹形」が適しています。


■剪定

落葉時期の1月ごろ、花芽がついていない混みあった枝を間引き剪定します。
剪定を行うと風通しが良くなり、日光が下の方まで届きやすくなります。


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放っておくと、こんな大木になります


■栽培管理

・施肥
11月下旬ごろ肥料を与える前に雑草を取り除き、
栄養分が根にいきやすいようにします。

1ヶ月後、土壌改良のために石灰をまきます。
そして2月ごろに寒肥として有機質遅効性の固形肥料を
苗木の周りに施します。

・受粉
アーモンドは花数は多いです。しかし結実させるためには、
2品種以上を栽培し、人工授粉を行います。

大久保やハナモモやなど花粉の多い桃を
近くに栽培すると収穫数が多くなります。


■果実管理

・摘果
4月ごろ新梢に白〜ピンクの花を咲かせます。
開花後30日ほどしたら摘果を行い実の数を調整します。
実1個に対して30枚ぐらいの葉が目安です。


■収穫

アーモンドは植え付けてから4年目以降に収穫が可能になります。
8月中旬以降、茶色くなって割れた実をふるい落とします。

果肉の中に殻に包まれたアーモンドが入っています。
1週間陰干しをしたあと、金づちなどで殻を割って炒ってから食べます。


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フロランタンを作りたいです


■病害虫

・コスカシバ
5月〜6月に発生し、幼虫が幹や枝を食害して木を弱らせます。
対処法は食害された部分を削り、幼虫を探して殺します。


新芽が伸び出すころ発生し、葉が縮れてきます。
対処法は水で吹き飛ばすか、被害にあった部分を取り除きます。
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