plum (1).jpg


プルーン(Prune)は別名西洋スモモと呼ばれています。
プレーンに早生種や中生種、晩生種それぞれに
いくつかの品種が存在します。

日本では長野県が国内シェアの半分以上を占め、
次に北海道、青森県が続いています。

理由はプルーンの果実は雨に弱く、
長雨などにあたると表皮が裂けやすいためです。
雨が少ない地方が栽培に適しています。

プルーンは生で食べる他に、ジャム、プルーン酒、
甘露煮など色々な方法で利用されています。

プルーンの庭植えのわかりやすい育て方をご紹介します。 


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.水のやり過ぎに注意し、乾燥気味に育てます
2.寒さには比較的強い性質ですが、霜に注意します
3.水はけのよい砂質の土を好みます



[プルーン 庭植えの育て方]


■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
日当たりのよい場所を選びます。
日本各地で栽培可能ですが、寒さに弱いので霜対策が必要です。

・品種選び
日本で多く作られている品種は晩生種のサンプルーンです。
続いて晩生種のスタンレイ、中生種のシュガー
早生種アーリーバースが作られています。

プルーンは自分の花粉で結実しやすいので、
受粉樹や人工授粉は不要です。


■植え付け

寒さが落ち着いた3月ごろ、日当たりがよく、
風の当たらない場所に植え付けます。

土壌は水はけのよい砂質を好みます。
必要に応じて、植え付ける前に土質の改良を行いましょう。
根が伸びる方向に広げて、浅植えにします。

背丈は60cmほどに切り戻し、植えつけ後に十分に水を与えます。


■仕立て方

プルーンは3mほどの小柄な樹形で、
「開心自然形」や「主幹形」仕立てが適しています。


■剪定

プルーンの剪定は冬(12月〜2月)と夏に剪定します。

・冬の剪定
プルーンは短果枝によく結果します。
長く伸びてしまった枝(葉芽だけをつけた1年生枝)は、
間引いたり、30cm前後に切り詰め、短果枝を多く作っていきます。

・夏の剪定
木をコンパクトに収めたい時は、長く伸びそうな新梢を取り除いたり
長さを切り詰めたりして仕立て上げます。


Prune (4).jpg
愛らしい花は受粉もしやすいです


■栽培管理

・施肥
2月と10月に、有機質肥料か速効性化成肥料を与えます。

・受粉
プルーンはは自家受粉するので1本だけ植えても結実します。
結実が不安定な時は、人工受粉を行うとよく実がなります。


■果実管理

・摘果
実がなり過ぎた時は生理落果が終わってから、
10cm間隔ぐらいにバランスよく摘果をします。


Prune (3).jpg
摘果をすると良い実がなります


■収穫

プルーンの収穫時期は、品種によって違いますが
5〜8月にかけてです。収穫期間は約3週間ぐらいです。

収穫時の見極めが外観からわかりにくいので、よく観察します。
軽く触って若干やわらかくなった時が収穫のチャンスです。

またプルーンの実は雨に弱いです。
雨よけとしてお花見に使うブルーシート等を木に縛りつけて
直接実に雨を当てないよう工夫が必要です。


■病害虫

・灰星病
実に斑点が現れ、腐ってしまう病気です。
被害にあってしまった実は処分します。
袋がけが効果があります。

・シンクイムシ
6月〜9月に発生し、実に穴をあけて食害します。
袋がけを行い、防御します。


Prune (6).jpg
ジャムや果実酒に
 カテゴリ
 タグ