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ユズがあるととっても景色が良いしお料理に便利です


ユズ(柚子)、去年豪華な鉢植えのユズをいただきまして、
いっぱいならせたいなと思っています。
ユズが庭やベランダにあったら、
とっても美味しい生活ができそうです。

では、本題へ……。

ユズは奈良時代に中国から日本へ伝わっていた、酢ミカン類のひとつです。
1果100〜130グラムとサイズは大きめです。

原産地は中国揚子江上流地方です。
熱帯、亜熱帯地域には分布しません。

栽培は難しくないので、はじめての方にお勧めな果樹です。
ただしタネをまいても収穫まで10年以上かかるので、
接ぎ木苗かハナユを植えます。

庭に1〜2本植えておくと、香り豊かな料理を楽しめるほかに、
黄色い果実が庭を彩ってくれます。

arrow46-011.gif栽培ポイント
1.若い木のうちからコンパクトに育てるようにします。
2.収穫を兼ねて若い実を摘果していきます。
3. 収穫期も水と肥料を切らさないよう多肥多水で栽培します。



[ユズ 庭植えの育て方]

■栽培適地と品種の選び方

・栽培適地
夏の西日が当たらず、冬の北風が当たらない場所を好みます。
また水はけ、水もちのよい土壌が適しています。
ユズ類は柑橘類の中でも寒さに強く、
北陸地方や東北地方でも庭植えで栽培可能です。

・品種選び
ユズには数多くの種類があります。
本来枝にトゲがありますが、トゲがない品種もあります。
多田錦はトゲが少なく、タネがないので育てやすいです。

他にはタネがあるがトゲがない山根
果実が直径20cmと大きな獅子ユズもお勧め品種です。


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果実がとっても大きいシシユズ


■植え付け

ユズの苗を植えつけるのは3月中旬〜下旬ごろが適しています。
北風が当たらず、日当たりがよく水はけのよい場所を選びます。

直径と深さが40cm〜50cmぐらいの植え穴を掘り、
掘り上げた土に腐葉土を混ぜます。

その土の半分に鶏ふんや油かすを混ぜ、先に掘った穴へ入れます。
次に残った土をかぶせ、水をたっぷりと与えます。


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じょうずに剪定すると多収穫になります


■仕立て方

ユズは直立性で大木に育ちます。
若い木のうちから枝を誘引し、間隔をあけておくと早く実がなります。
樹形は主幹形仕立てか、開心自然系仕立てが適しています。


■剪定

ユズの剪定時期は3月上旬〜萌芽するまでが適しています。
柑橘類は常緑果樹なので、冬も栄養を蓄えます。
落葉果樹の冬の剪定のように、強い剪定は行いません。

まず込み合っている部分や生長を妨げている枝など、
不要な枝を切り、樹の内側の日当たりをよくします。

次に数多く花芽がついた「なり年」は、
隔年結果を防ぎ、翌年実をつける枝を生長させるために、
前の年に伸びた夏枝、秋枝を整理します。

花芽があまりつかなかった「不なり年」は、
軽く間引く程度の剪定にします。


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寒さに強いのも頼もしいユズ


■栽培管理

・施肥
元肥は新梢の生長を促すため、
3月ごろに有機質肥料の油かすや堆肥を与えます。
追肥は実がなった9月中旬〜10月ごろに、
すぐききめがわかる化成肥料を施します。

・受粉
ユズは自家結実性の性質をもっているので人工授粉は不要です。
しかし花の中を筆などで軽くかきまわすと、実がさらによくなります。


■果実管理

ユズは生理落果が終わった頃の6月下旬〜7月上旬に、
実がなり過ぎた枝に対して摘果を行います。
摘果の目安は、葉8〜10枚当たりに1果を残すようにします。

上を向いてしまっている実、傷がついた実、
重なっている実を優先的に摘果します。
またユズはよく熟す前の緑色の状態でも料理に使えます。
日常生活で使いながら摘果の替わりにしてもかまいません。


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自家栽培のユズの香りがおいしいお新香です


■収穫

ユズは11月頃に収穫します。
果皮が8割ぐらい色づいた頃が、一番果汁が多くなります。
最も早く色づく枝先や木の上部の果実は、
霜の被害を受けやすいので、早目に収穫します。


■病害虫

・黒点病
5〜9月ごろに、葉、実、枝に小さな斑点が出てきます。
対処法は病気にかかってしまった枯れ枝をとり除き、焼いて処分します。

・すす病
8〜11月に葉が黒いすすを塗った状態になります。
アブラムシやカイガラムシの排泄物が病気を媒介するので、
虫をこすりとります。

■ユズのわかりやすい育て方
・ユズの育て方 鉢植え|低木のハナユが栽培しやすい
・ユズ 実をならせるには?
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