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C)mogurax000 みごとな棚作りです


ハヤトウリは上手に育てると、
1株から100個以上もの実を収穫できることもあるため、
”センナリウリ”とも呼ばれています。

ほとんどが水分で、栄養はそれほどありませんが、
食物繊維がビタミンCが含まれ、
シャキシャキした歯ごたえが好まれています。

味噌漬や塩漬、粕漬、炒め物、酢の物など、
様々な料理に利用されます。

ハヤトウリの育て方をご紹介しましょう。

arrow46-011.gif栽培ポイント
1.株間は60cm以上は必要です
2.つるを摘芯して、孫つるに結実させます
3.開花後、15〜20日程度で収穫します



ハヤトウリには緑色の実と白い実がありますが、
特に白い実の方は、緑色の実よりもクセがないので、
どんな料理にも合います。

また、若い茎や根も食べることができます。


■ハヤトウリの栽培方法

ハヤトウリはグリーンカーテンにすると、
霜が降りるまで長く楽しめます。



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花は小さいですが実はたくさんできます


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膨らんできた実


・タネまき
4月下旬〜5月にタネ(実)を植えます。

植え付け2週間前までに、苦土石灰を1uあたり
100g混ぜ込んでおきます。

その後、1uあたり完熟堆肥を2kg、化成肥料を100g
施し、よく耕します。

上述のように、実を横にして、浅植えにします。
放置していた果実が自然に芽を出すこともありますが、
発芽してから植え付けても問題ありません。


複数植え付ける際は、株間は60cm以上取りますが、
別名”センナリウリ”とよばれるほど、
たくさんの実をつけますので、
家庭菜園では1株あれば十分でしょう。

・追肥
子づるや孫づるが伸び始めたら、
緩効性化成肥料を根元から50cmほど離して施します。

追肥は1ヶ月に1回程度施します。

果実が実るのは秋になってからで栽培期間が長いため、
肥料切れしないように気をつけます。

・摘芯
株元から数本の茎が出るので、
一番太い茎を1本残して、ほかは摘み取ります。


また、果実は、親づるよりも子づる、孫づるによくつくので、
親づるが60cmほどになったら、先を10〜20cm切って摘芯し、
さらに子づるが1mほど伸びたところで摘芯し、
孫づるを伸ばしていきます。

子づるは2〜3本、孫づるは子づる1本につき、
それぞれ2〜3本とします。


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C)mogurax000 重くなるので、しっかりと支柱を組みます


◎仕立て方
ハヤトウリはつるを何mも伸ばすため、
ネットを張ったり、棚仕立てにします。


《グリーンカーテン》
ネットを張って誘引すれば、グリーンカーテンになります。
つるは4m以上伸びるので、2階がある家庭では、
2階のベランダまで伸ばすと、見栄えがします。

ハヤトウリは生育旺盛でよく茂り、重くなるので、
ネットがたるまないように、両端には丈夫な支柱や
金属パイプを通して、しっかり固定しておきましょう。

《棚仕立て》
2m程度の棚を、市販の支柱や竹で組みます。
格子は30cm角程度がよいでしょう。

アーチ仕立てにする場合は、アーチ支柱と、
まっすぐな支柱を垂直に渡してしっかり固定します。
アーチ支柱同士の頂上部も、まっすぐな支柱でつないで、
ぐらつかないようにします。

つるは上へは伸びますが、下へは下りません。
アーチ支柱の両側に苗を植え付けましょう。

・水やり
水やりは、基本的に必要ありません。

夏の高温乾燥期に、雨が何日も降らず、
土がカラカラに乾いているようなら、
水やりをしてあげましょう。

・冬越し
ハヤトウリは多年草ですが、寒さに弱いため、
越冬できないことも多々あります。

暖地の場合は、地上部が枯れても、
地下茎が残って冬越しできる場合があります。

敷きわらやマルチングなどで、防寒してあげましょう。

◎プランター栽培
ハヤトウリは大きく育つため、
70cm程度の大きめのプランターに1株植えにします。

植え付け時は、、果実を中心に植えるのではなく、
発芽する部分(くぼみの部分)を中心に植えます。

基本的な育て方は地植えの場合と同じですが、
生育が旺盛なため、特に夏の暑い日には水切れを
起こしやすくなります。

夏場は朝夕毎日水やりをしましょう。


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採り遅れないように気をつけます


■収穫

ハヤトウリは短日植物なので、日が短くならないと花が咲きません。
そのため、花が咲くのは9月中旬からで、収穫は10月〜11月です。

開花後、15〜20日程度で収穫できます。

果実に爪を立ててみて、爪が刺さるくらいのときが収穫適期です。
大きさが12cmくらい、重さ300gほどが目安です。

それ以降は、見た目の色は変わりませんが、皮が硬くなります。
皮が硬くなっても、皮を剥けば食べられます。

タネ用に使う果実は、開花後40〜50日くらいたった、
しっかり熟した果実を用います。
新聞紙などに包み、冬の間は冷暗所で保存します。


■病害虫

ハヤトウリは丈夫なので、病気は特に心配ありませんが、
ウドンコ病が発生することがあります。
早めに殺菌剤をまきます。

害虫は、アブラムシやウリハムシなどがつくことがあります。
アブラムシには、植え付け時に殺虫剤を植え穴の土に
混ぜると予防できます。

ウリハムシは、早朝の活動が鈍い時間帯に捕殺します。

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