
寒い季節に収穫したカブは甘くておいしいです
寒さはまだまだ厳しいですが、トンネル栽培なら
小カブや葉物野菜のタネまきができますし、
トマト、スイカ、ナスなど春から初夏に植え付ける野菜の苗作りも始められます。

ミズナの収穫とタネまきができます
■タネまき
トンネル栽培で、小カブや葉物野菜のタネまきができます。
小カブやコマツナ、ホウレンソウ、ミズナは、
畝の表面に深さ1cmのまき溝をつけ、
1cm間隔でタネをまきます。
覆土をしたら手で軽く押さえ、たっぷり水やりをします。
いずれの野菜も、タネをまいたら畝の上にトンネル用支柱を渡し、
穴なしタイプの保温用トンネルシートを張ります。
■収穫
・カブ
トンネル栽培のカブが収穫できます。
根の大きさによって、3段階で収穫できます。
タネまきから約50日後のミニカブは、
根の直径が500円玉大で、やわらかい葉や根を利用できます。
タネまきから約70日後の小カブは、根の直径が5〜6cmで、
皮ごと根を利用できます。
タネまきから約80日後の中カブは、根の直径が8〜12cmで、
皮をむいて漬物や煮物などに利用できます。
・ミズナ
大株どりのミズナは、引き続き収穫が続きます。
株張りが40〜50cmになったものから、株元を切り取って収穫します。
追肥として、2週間に1回、1uあたり30gの化成肥料をまき、
土寄せをします。
長ネギや、トンネル栽培のホウレンソウは収穫終了の時期です。

スナップエンドウ、サヤエンドウが育ってきます
■家庭菜園の管理
・イチゴ
イチゴは、新芽が伸び始めます。
土の表面が乾いたら、控えめに水やりをします。
このとき、株元の”クラウン”と呼ばれるふくらんだ部分の中に
水や泥が入ると、新芽が傷んで病気になりやすいため、
株の周囲にそっと水をやります。
株の中心から新芽が伸びてきたら、追肥を施します。
薄めた液体肥料を、水やりも兼ねてたっぷりかけます。
・エンドウ
2月の下旬頃から再び生長を始めます。
1uあたり30gの化成肥料を追肥として株元に施し、
土寄せをします。
・タマネギ
冬越しの時期です。
寒さで生長は遅くなりますが、水分不足になると玉が
しっかり太らないため、水切れに注意します。
・ラッキョウ
寒さで生長が遅くなりますが、
月に1回、追肥として、1uあたり30gの化成肥料を施し、
株元に土寄せをします。

ラッキョウも土寄せします

ニンニクは休眠期なので追肥せず土寄せをします
■苗作り
野菜の苗は買ってくるもの、と思っていませんか?
時間や手間はかかりますが、苗を自分で育ててみるのも、
生長の様子がじっくり観察できてさらに愛着が増したり、
苗がなかなか入手できない好みの品種や
珍しい野菜を育てられるというメリットもあります。
キャベツやブロッコリーは生育適温が15〜20℃と
涼しい気温を好むので、室内で栽培すれば
保温いらずで育てやすいです。
まず、ポリポットにタネをまいたら、育苗器に入れて育苗します。
育苗器は、ポリポットが1〜2個入る容器を準備します。
容器の底に、保温のための断熱シートを敷きます。
容器の外側を新聞して包み、保温効果を高めます。
容器をジッパー付きの保存袋に入れれば育苗器が完成します。
加温が必要な場合は、容器の断熱シートの上に
ふって暖めたカイロをキッチンペーパーで包んだものをのせます。
トマト、ナスやスイカなど、高温を好む野菜は、保温が必要です。
土の中の温度を測ることができる”中心温度計”があると便利です。




