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サントリナはキクに似た香りがあり、防虫効果があります


科名:キク科
別名:コットンラベンダー、サントリーナ、ワタスギギク(和名)
英名:cotton lavender
性質:常緑低木
利用箇所:地上部

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.収穫を兼ねて刈り込んで、風通しよく管理します
2.冬は、霜や寒風に気をつけます
3.乾かし気味に管理します



サントリナは地中海沿岸が原産で、
草のように見えますが、常緑性の低木に分類されます。

独特の香りがある葉は銀白色で美しいので、
ハーブとしてだけではなく、花壇のアクセントなどにも
利用されます。

英名のコットンラベンダーは、葉や茎に綿のような
細かい毛が生えていて、姿はラベンダーに似ているためです。

サントリナは中世には薬用として利用されていましたが、
現在では、乾燥した葉を防虫やポプリに利用します。

サントリナの葉や花を乾燥させて、小さな袋に詰めて
タンスや引き出しに入れたりして衣類の防虫に利用したり、
リースなどに利用しても良いでしょう。


■品種

サントリナには、いくつかの品種があります。
主に、次のような品種があります。

サントリナ:
 小さなギザギザのあるシルバー葉で、黄色のボタン様の花が咲きます。
 樹高は50cm程度です。

ランブロックシルバー:
 サントリナの改良種です。
 葉は肉質で、ホワイトシルバー色です。

サントリナ・ビレンス:
 糸のような緑色の葉で、黄色の花が咲きます。
 香りは弱いです。

グリーンサントリナ:
 葉が緑で、花が黄色です。

レモンクイーンサントリナ:
 花が球状で、クリームイエロー色をしています。


■栽培管理

サントリナは葉が密生して株が蒸れると
枯れてしまうことがあるので、
風通しの良い場所で栽培するようにし、
こまめに刈り込みます。

また、花の重みで株の形が乱れるので、
花は早めの収穫をおすすめします。

・植え場所
日当たりの良い場所なら問題なく育ちます。

葉が密生して株が蒸れることがあるため、できるだけ
風通しの良い場所を選びましょう。

・植え付け
サントリナの植え付けは4月中旬〜5月中旬が適期です。

ポットから抜いた苗を水はけのよい土に植え付け、
株元に土を寄せて、たっぷりと水やりをします。

・追肥と土寄せ
追肥はは春〜初夏、秋に化成肥料を適宜与えます。

高温多湿期は、株が弱ることが多いので、肥料は与えません。

・水やり
乾燥気味を好むので、基本的に水やりは必要ありません。

・冬越し
サントリナは耐寒性はありますが、
霜や寒風に当たると株が傷むので、
株元を腐葉土などで覆って防寒し、
強い風が当たるようなら風よけも行います。

霜の心配がない暖地なら、
特に防寒しなくても冬越しできます。

・刈り込み
6月〜7月上旬、葉が茂り始めたら、収穫を兼ねて
枝の内部が蒸れないように枝をすきます。

密になった部分を刈り込みますが、
全体の半分くらいを強めに刈り込んでもかまいません。

秋に株元で切り戻すと、新芽が伸びて
株全体が若返ります。

・増やし方
サントリナは挿し木で増やすことができます。

4月か9月、枝を10cmくらいに切り、1時間ほど水に挿して
水揚げをしたら、赤玉土(小)に挿します。

根が出るまでの約1ヶ月間、日陰で乾かさないように
管理します。

4月に挿し木したものは、根が出たら鉢や庭に定植します。
9月に挿し木したものは、根が出たら鉢に植え替え、
春になってから定植します。


■収穫

葉が茂ったら、通年収穫できます。
必要に応じて適宜枝先を切り取って収穫しましょう。

翌年6月〜7月、花が咲いたら、刈り込みも兼ねて
全体の半分くらいを株元からばっさりと
刈り込んでも良いでしょう。

風通しの良い日陰で逆さに吊してよく乾かしてから
利用します。


■病害虫

茎葉自体に防虫成分が含まれているため、
病虫害は特に心配ありません。
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