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紫の小さな花が愛らしいです


ヘリオトロープの花はバニラに似た甘い香りがあり、
花から抽出した精油が香水の原料になります。

科名:ムラサキ科
別名:キダチルリソウ(和名)、チェリーパイ、コウスイソウ
英名:common heliotrope
性質:常緑低木または多年草
利用箇所:花

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.日当たりと、風通しの良い場所で栽培します
2.水を好むため、水切れに注意します
3.花後に切り戻すと、長期間花を楽しめます



ヘリオトロープはペルー原産で、品種によって常緑低木に
なるものもあれば、多年草のものもあります。

花はバニラに似た甘くすっきりした香りがあり、
乾燥させた花はドライフラワーやポプリなどに利用されます。

香りの強さは季節によって異なり、
猛暑の時期はやや香りが薄れます。


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C)ハーブティー専門店 e-ティザーヌ 白い花も可憐です


■品種

一般に育てられているものは、ニオイムラサキと呼ばれる品種を
園芸用に改良されたもので、花の色は主に紫色ですが、
白色の品種もあります。

コモンヘリオトロープは香りが強いですが、
あまり店頭では見かけません。

ビックヘリオトロープは、香りが弱いかわりに花が美しいので、
こちらの方が主に観賞用に栽培されています。


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C)産直でお花をお届け「イングの森」 鉢植えでも丈夫に育ちます


■栽培管理

日当たりと風通しの良い場所を好みますが、
明るい半日陰でも良く育ちます。

日本の夏の直射日光は強すぎるため、
よしずなどで遮光しましょう。

・タネまきと育苗
3月下旬〜5月の春まきか、9月〜10月の
秋まきにします。

ポットに培養土を入れ、ごく浅いくぼみを3箇所つけて、
それぞれのくぼみに1粒ずつタネをまき、
覆土をして、たっぷりと水やりをします。

発芽まで1ヶ月ほどかかります。

発芽したら間引きながら育苗し、
1ポット1本にします。

・植え場所
日当たりと風通しの良い場所を好みますが、
明るい半日陰でも良く育ちます。

真夏に西日が当たらない場所を選びます。

・植え付け
春まきは5月〜6月、秋まきは10月〜11月に植え付けます。

根鉢を崩さないように植え付け、たっぷりと水やりをします。

ヘリオトロープは酸性土壌を嫌うため、
植え付けの2週間前までに苦土石灰をまいておきます。

1週間前になったら、緩効性化成肥料を元肥として
混ぜ込んでおきます。

株が成長すると、茎が曲がってしまうことがあるので、
ある程度の高さになったら、支柱を立てて支えてあげましょう。

・追肥と土寄せ
春と秋、1ヶ月に1回程度、1株当たり軽く1握り(約10g)の
発酵油かすなどを株の周囲に施し、土と混ぜて土寄せをします。

ヘリオトロープは暑さが苦手で夏は生育が衰えるため、
夏に追肥は必要ありません。

・水やり
ヘリオトロープは乾燥に弱く、水を好むため、
春から秋にかけては、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

水切れをおこすと生育期でも生長が止まり、
葉が黒くシワシワになり、ひどい場合には
下の方の葉っぱが全部落ちてしまいます。

冬はあまり育たないので、水やりの回数を減らして
乾かし気味に管理します。

・冬越し
耐寒性は弱いため、南関東以北では、
屋外での冬越しは難しいでしょう。
鉢に移し、室内で管理します。

また、霜にあたると枯れるため、
南関東以南でも、霜よけが必要です。

・増やし方
ヘリオトロープは実生のほかに、挿し木でも増やすことができます。

5月〜6月、または9月頃、枝の先端を5〜8cmほど切り、
水に挿して1時間ほど水揚げをします。

赤玉土またはバーミキュライトに挿し、
根が出るまでは乾かさないように明るい日陰で管理します。

1ヶ月ほどして根が出たら、小さな鉢に植え替えて、
生育期に枝数を増やすために先端の芽を摘みます。


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剪定を繰り返すと、たくさん花が咲き楽しみです


■収穫

5月中旬〜10月中旬、花が咲いた枝を、
葉茎ごとハサミで切り取り収穫します。

ドライフラワーやポプリに使用する場合には、
花が咲き始めた頃に花茎の下から切り取り、
風通しの良い日陰に束ねて吊し、乾燥させますが、
香りは乾燥させると弱くなってしまいます。

長期間花を咲かせる植物なので、花がら摘みをこまめにして、
株を常にきれいな状態にしておきましょう。

花が一通り咲き終わった後に、枝を半分くらいに切り戻すと、
新芽が伸びて再び花を楽しむことができます。

開花期間中は、花の終わった茎はこまめに切り戻すことが、
花を長く楽しむコツです。


■病害虫

病気は特に心配ありません。

害虫は、ハダニがつくことがあります。
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