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葉色も美しく立派な樹木です


ゲッケイジュ(月桂樹)、
日本でも、スープやシチュー、肉料理には欠かせない
とても一般的なハーブです。

科名:クスノキ科
別名:ローレル、ローリエ、ベイリーフ、ベイ
英名:laurel
性質:常緑高木
利用箇所:若葉
 
  
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.年に2〜3回、枝を切り戻します
2.冬、夏の2回追肥を施します
3.倒れやすいので注意します



ゲッケイジュは地中海沿岸原産の常緑性の中高木で、
古くから栽培され、利用されてきました。

葉には香りがあり、生の葉はやや苦味がありますが、
乾燥すると苦味がなくなり香りが豊かなため、
一般的に乾燥させてから煮込み料理の香り付けに
利用します。

ゲッケイジュの葉の精油成分は、シネオール、ピネン、
オイゲノール、リナロールなどがあり、芳香性健胃薬や
塗布剤としても利用されますが、
アレルギーを起こすことがあるので注意します。


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ゲッケイジュの花


■栽培管理

樹勢が強いため、年に2〜3回枝を刈り込みます。
刈り込みの適期は、4月か、10月〜11月です。
バランスを見ながら、伸びすぎた部分を切り、
樹高を1〜2mに抑えると、手入れが楽になります。

ゲッケイジュは風に弱く、倒れやすいので、
高さを抑えるのは、倒伏防止の側面からも、重要です。
必要ならば、支柱も立てて支えます。

・植え場所
ゲッケイジュは日当たりを好みますが、やや日陰気味の場所でも
よく育ちます。

枝がまっすぐ上に伸びるため、比較的狭いスペースでも
育てやすい樹木です。

・植え付け
3月〜4月中旬に植え付ける春植えか、
8月中旬〜9月に植え付ける秋植えが適しています。

植え付け前の耕し方が浅いと、生長したときに倒れやすくなるため、
深くまで耕しておきます。

植えつけたら、たっぷりと水やりをします。

・追肥
ゲッケイジュは生育旺盛な樹木のため、追肥が必要となります。
1月〜2月と、8月〜9月の年2回、油粕と化成肥料を
各1握りずつ、株元から少しはなれた場所に施します。

・水やり
庭植えにしたものは、一度根付いてしまえば
特に水やりを行う必要はありません。
苗を植え付けたときだけ、根付くまで水をやればよいでしょう。

・冬越し
ゲッケイジュは、東北南部以南なら、特に防寒は必要ありません。
東北北部の場合は、寒風や雪害を防ぐ囲いなどを施しましょう。

・増やし方
ゲッケイジュは、挿し木や株分けで増やせます。

挿し木の適期は6月〜8月です。
新芽を10〜15cmの長さに切り、1時間ほど水に漬けて
水揚げした後に、赤玉土(小)を入れた鉢に挿します。

日陰で乾かさないように管理し、根が出たら小鉢に移して育て、
翌年の春に定植します。

株分けは、株元から出たひこばえのうち、
根がすでに出ているもので行うと、早く育ちます。

・剪定
葉が茂るようになったら、3月〜4月中旬、
新しい葉が出る前に剪定します。

枝が混みあうと風通しが悪くなり、葉が枯れたり、
害虫が発生しやすくなるため、
樹冠内の日当たりと風通しを良くするように、
やや強めに剪定をします。

萌芽力があるため、強い刈り込みにも耐えます。


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乾燥しておくと便利です


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リースにすると豪華です


■収穫

常緑性の樹木のため、葉は一年中、必要に応じて収穫できます。

ゲッケイジュは生育が旺盛な樹木ですが、
苗が小さいうちは収穫を控えめにしましょう。

収穫する葉は、若い葉ではなく、半年以上たったものが適していて、
前年や前々年の葉でもかまいません。

ドライにして使用するため、剪定や刈り込みの際の葉を
利用しても良いでしょう。

収穫した葉は、水で洗って表面の汚れを落とし、
ザルなどに広げて乾燥させ、密閉容器で保存します。


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良い香りがしてきます


■病害虫

特に病気は心配ありませんが、葉に香りがあるため、
虫がつきやすいです。

カイガラムシやハマキムシ、テッポウムシなどがつきます。
見つけ次第防除しましょう。

特にカイガラムシがつくと、すす病を併発して、
葉に黒い粉をまぶしたようになります。

カイガラムシはこすり落とし、すす病はふき取るか、
枝ごと切り落として処分します。

◎ゲッケイジュは、鉢で小さめに育てられます。
ひと鉢あると、料理に便利です♪ 


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