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マロウの花、きれいです


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ティーがおいしいです


マロウは美しい赤紫色の花を咲かせますが、
この花で淹れたティーは青く、さらに、
レモンなどを入れると色が変わります。

科名:アオイ科
別名:コモンマロウ、ウスベニアオイ(和名)
英名:mallow
性質:二年草または多年草
利用箇所:葉や花


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.移植を嫌うので、一度植え付けたら植え替えはしません
2.葉が混み合ってきたら間引き、風通しよく育てます
3.肥料を与えすぎないようにします



マロウは、古くから薬用・食用として栽培されてきました。
ピンク色〜赤紫色の鮮やかな花を咲かせます。

花は乾燥させてティーに利用されることが多いです。
花を4〜5個入れて熱湯を注ぐと青いティーになり、
レモンを入れるとブルーからピンクに変わり、
やがて消えることから、「夜明けのティー」
「サプライズドティー」などと呼ばれます。

ティーには、粘膜の保護や、去痰、利尿、便通に
効果があるとされています。

乾燥させた花は、ポプリに利用してもよいでしょう。

花は生食することもできるので、エディブルフラワーとして、
サラダなどに入れれば、鮮やかな彩りをプラスできます。

若い葉は、サラダやおひたし、炒め物などに利用できます。


■品種

マロウの仲間には、この項で紹介しているコモンマロウの他に、
マーシュマロウという品種もあります。
マーシュマロウは、「ビロードアオイ」の和名でも親しまれています。

マーシュマロウの花は白色やピンク色で、
花はサラダ、葉はスープ、根は薬用に利用されます。

根を乾燥粉末にしたものから、お菓子のマシュマロが
作られたといわれています。

そのほかにも、ほのかにムスクの香りがある
ムスクマロウもあります。
ムスクマロウは「ジャコウアオイ」とも呼ばれ、
30〜60cmほどにこんもりと育つことから、
花壇やコンテナ栽培で観賞用として人気があります。

地面を這うように伸びる、クリーピングマロウもあります。


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マロウ、堅強でよく育ちます


■栽培管理

マロウは耐寒性が強く、こぼれダネで増えるほど
丈夫なので、栽培も簡単です。

・タネまきと育苗
3月〜5月、ポットに培養土を入れ、
3〜4ヶ所くぼみをつけてタネをまきます。
覆土をしたら軽く押さえ、たっぷりと水やりをします。

本葉3〜5枚になったら、ハサミで間引いて1本にします。

・植え場所
日当りがよい場所を好み、土は特に選びません。

夏の高温には強いほうですが、蒸し暑さで枯れることもあるため、
風通しのよい場所が適しています。

・植え付け
4月〜6月、本葉4〜6枚になったら植え付けます。
株が大きくなるので、株間は80cm以上とります。

マロウは酸性土を嫌うため、植え付け2週間前に
苦土石灰を混ぜ込んで、よく耕しておきます。
一週間前になったら、緩効性化成肥料を混ぜ込みます。

根鉢を崩さないように植え付け、土を株元に寄せ、
土と根が密着するように軽く押さえ、
たっぷりと水やりをします。

花が咲く前のまだ寒い時期に切り戻すと、
わき芽が伸びて花数も増えます。

かなり大きくなるハーブで、2mを越す品種もあります。
草丈が伸びてきたら、支柱を立てましょう。

・追肥と土寄せ
5月〜8月中旬、つぼみがつき始めたら追肥を施します。

葉の広がりに合わせて発酵鶏ふんや発酵油かすなどを
1株当たり軽く1握り(約10g)株の周囲に施し、
土と混ぜて土寄せをします。

肥料が多すぎると、よく育ちますが、大株になりすぎ、
株姿が乱れるため、ほどほどにしておきます。

・水やり
表土が乾いたら、たっぷりと水やりをします。

・冬越し
冬になると地上部は枯れますが、根は生きています。
地際から2〜3芽残して短く切り、
腐葉土やワラを敷いて簡単な防寒を行って冬越しさせます。

二年草・多年草ですが、放置していると株が小さくなるので、
早春に根をスコップで切り、株の若返りを図ります。


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マロウ、午前に収穫すると良い花が採れます


■収穫

花は、5月中旬〜8月、花が咲いたら随時収穫します。
マロウの花は、開花した日の夕方にはしぼんでしまうため、
晴れた日の午前中に摘み取るとよいでしょう。

花は摘み取ったら1〜2週間ほど日陰で乾燥させ、
乾燥剤を入れた密封容器で保存します。

葉は、7月〜9月、次々と出てくる若い葉を収穫します。


■病害虫

アブラムシやハマキムシがつきやすいので、
早めに対策を取ります。

幼苗のうちは、ヨトウムシにも注意します。

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