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トマト、色づきはじめます
トマトは、一般的に苗を購入して植え付けますが、
なぜタネを直接菜園にまかないのでしょうか?
それは、トマトは育苗期間が2ヶ月間もかかる上、
2月〜3月の寒い時期にタネをまく必要があるため、
加温設備が整っていないと育苗が難しいためです。
また、苗から始めるのであれば、値段は高くなりますが、
連作障害の出にくい接木苗で栽培することも可能です。

C)野菜苗専門店 べるミンランド トマトの苗
■トマトの苗選びのコツ
トマトに限らずどの野菜にもいえることですが、
苗のよしあしはその後の生育を大きく左右するので、
じっくりと見極めて、良い苗を選びましょう。
◎トマトの苗選びの6つのポイント
1.節間が詰まってガッチリしている
2.葉の色が濃く、茎が太い
3.子葉(双葉)が残っている
4.1番目の花芽がついているか、花が咲いている
5.根がしっかり回っているのがポットの底から確認できる
6.病害虫に侵されていない
■トマトの植え付けのコツ
トマトの植え付けには、3つのポイントがあります。
@植え付ける時期、A苗の大きさ、B苗の向き、です。
@植え付け時期ですが、トマトは高温を好み、
生育適温は25〜30℃です。
そのため、十分に気温が高くなってから植え付けます。
温暖地なら4月下旬〜5月上旬、
中間地なら5月上旬〜中旬、
寒冷地なら5月中旬〜下旬が良いでしょう。
A苗の大きさですが、苗が小さすぎると、
茎葉だけが茂って実つきが悪くなる「つるボケ」の
状態になりやすくなります。
1番目の花芽がついているか、花が咲いている苗を、
植え付けます。
どうしても小さな苗しか入手できなかった場合は、
一回り大きなポットに一度植え替えて、
花芽がつくまで育ててから植え付けると良いでしょう。
B苗の向きですが、トマトの花芽は茎に対して
一定方向につく性質があります。
このため、花芽を通路側に向けて植え付けると、
管理や収穫作業が楽になります。
トマトの苗は浅植えにし、支柱を立てて固定し、
乾燥防止のため敷きわらで厚く覆います。
春先はまだ気温が低く、風も強いので、
「あんどん」や背の高いビニールトンネルなどで
苗を保護できればベストです。
植え付け前に、ポリマルチをしておいてもよいでしょう。
>>トマトの育て方(地植え)はこちらです
>>トマトのプランター栽培はこちらです
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