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夏野菜の苗たち


ナスは、野菜類の中でも特に高温・高湿を好む
夏野菜の代表で、慣れてくると作りやすいです。


■ナスが発芽しない理由は?

タネが発芽するには、温度と水、酸素が必要で、
このうちどれか1つが欠けても発芽できませんね。

発芽適温(発芽に適した温度)は野菜のタネ類によって
異なり、ナスの場合は25〜30℃とかなり高く、
発芽できるぎりぎりの温度も15℃以上です。

これだけの温度がないと、水と酸素があっても、
ほとんど発芽できません。

3月といえば温暖地でもまだ地温が低く、
発芽適温にまで加温した施設が必要です。

露地にまくのではなく、ポットにまき、
室内など、加温して育苗します。

また、発芽に関わるもうひとつの要素として、
光があります。

タネに光が当たると発芽が促進される
『好光性種子』と、反対に光に当たると
発芽が阻害される『嫌光性種子』があります。

ナスは嫌光性種子ですので、タネの直径の
2〜3倍の厚さを目安に土をかけてあげます。


■ナスの苗が枯れる理由は?

ホームセンターなどで売られている苗は、
その地域の植え付け適期よりもかなり前から、
店頭に並んでいる例が多く見られます。

そのため、買った苗をすぐに植えてしまうと、
遅霜や、冷たい風に当たって枯れてしまうことがあります。

したがって、植え付け適期まで待ち、植え付けに適した
大きさの苗を購入して植え付けるのが良いでしょう。

もし、適期より前に小さな苗を購入してしまった場合は、
一回り大きなポットに植え替えて、適期になるまで
育苗してから植え付けると良いでしょう。 


植え付け適期は地域によって異なりますが、
桜の花が散って、新緑が芽吹く頃が目安です。

苗の大きさは、一番花(いちばんか、1番目に咲く花)が
咲いているか、つぼみがついている状態のものが理想的です。

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