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ナス、元気に育ってくれるとうれしいです


せっかくナスの実が実っても、実のようすがおかしいのは、
栽培環境や病気、害虫などに問題があることが多いです。
ここでは、その理由をご紹介します。


■ナスの実の色が薄いのですが?

ナスの黒光りする紫色は、「茄子紺」ともいわれ、
濃い色が良いとされています。

茄子紺の紫色の色素のアントシアニンは、
紫外線を浴びることで発色するため、
紫外線が当たらない=日当たりが悪いと、
考えられます。

葉が茂りすぎて陰になっているようでしたら、
混み合っている部分を間引き剪定したり、
主枝の古い葉を取り除いたりして、
実に光が当たるようにしてあげましょう。


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ホコリダニ


■ナスの実に褐色の傷ができたのですが?

ナスの実にうろこのような褐色の傷ができるのは、
典型的なチャノホコリダニの被害です。

チャノホコリダニは、開花した花やへたの部分、
実について、被害を与えます。

傷の部分は硬くなり、食用には不向きです。

真夏の乾燥が続く時期には必ずといっていいほど
発生するため、天候を見て、薬剤を散布して
防除しましょう。


■ナスのお尻が茶色になったのですが?

ナスの実のお尻のあたりの表面が、
茶色く枯れたようになるのは、
キイロアザミウマの被害か、
風で実が葉や茎に当たってこすれて
ケロイド状になってしまったことが考えられます。

いずれも、皮をむけば安心して食べることができます。


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赤ナス、台木から実ってしまいました


■トマトのような赤い実がなったのですが?

ナスを栽培しているのに、赤い実がなるのは、
接木をした台木のナスが実ってしまったことが考えられます。

普通、接木のナスの台木には、
赤ナスなどの野生種のナスが使われます。

まれに、台木から芽が出て、実ってしまうことがありますが、
赤ナスの実は、食用には向きません。

台木から出る芽は強い芽なので、
放置しておくと養分がナス本体にまわらず、
台木に吸い取られてしまいます。

接木痕の細い筋より下の台木から出た芽は、
早めに摘み取ってしまいましょう。

>>ナスの育て方(地植え)はこちらです
>>ナスのプランター栽培はこちらです
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