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二ゲラの青く美しい花


ニゲラの仲間は、約15種類あり、
ニゲラと呼ばれる植物は、別名クロタネソウの、
ニゲラ・ダマスケナをさします。

花や実が美しいので、切花やドライフラワー、
観賞用として利用されます。

科名:キンポウゲ科
別名:ラブインナミスト、クロタネソウ(和名)
英名:nigella
性質:一年草
利用箇所:花、実(刮ハ)


   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.嫌光性種子のため、覆土はやや厚めにします
2.乾燥気味に管理します
3.実をドライにするときは、収穫時期に注意します


ニゲラの茎は直立して枝分かれし、
高さ30cmほどになります。

葉は細かく羽状複葉で互生します。
茎先に青みがかった色の花をつけ、花後、
丸く膨らんだ球形の果実をつけ、
中にゴマのような黒色のタネが熟します。

ニゲラの花や実は、切花やブーケなどに利用できます。
実の形も独特なので、単体で飾ってもよいでしょう。

ニゲラのタネは、つぶすとフルーツの香りがして、
これから香料をとることがあります。

また、タネにはピリッとした味があり、
ペッパーの代用にされてきました。
また、パンやケーキにふりかけたりして利用します。

ニゲラのタネには、乳の分泌をよくする作用があると
いわれています。


■栽培管理

ニゲラは日当たりを好むため、
日光が十分に当たる、水はけのよい肥沃な場所で育てます。

・タネまきと育苗
9月〜10月がタネまき適期です。

ニゲラの仲間の種は小さいので、
まき過ぎないように注意します。
折った紙の上にタネを乗せると
まきやすいでしょう。

タネが発芽するには光が当たらないことが重要な
”嫌光性種子”のため、ポットにタネをまいたら
やや厚く覆土し、たっぷりと水やりをします。

発芽後2週間ほどして苗が5cmほどに伸びたら、
生育の良い1株を残し、
他をハサミで切って間引きます。

・植え付け
10月中旬〜11月、苗が10cmほどに育ったら
植え付けます。

酸性土を嫌うため、植え付け2週間前に
苦土石灰を施し、酸性を中和しておきます。
1週間前になったら、緩効性化成肥料を施します。

ニゲラの仲間は移植を嫌うため、
根鉢を壊さないように丁寧にポットから苗を抜き、
根を傷めないように植え付けます。

植え付けたらたっぷりと水やりをします。

・追肥と土寄せ
植え付け翌年の3月中旬〜7月中旬、
1〜2ヶ月に1回程度、追肥を施します。

1株につき軽く1握り(約10g)の
発酵油かすなどを株の周囲に施し、
土と肥料を混ぜ、株元に土を寄せます。

・水やり
土の表面が乾いたらたっぷりとみずやりをします。

少し乾燥気味の土壌を好み、
過湿にすると根ぐされなどをおこして枯れてしまうので、
水の与えすぎに注意し、乾燥気味に管理します。

・冬越し
ニゲラの耐寒性は強いので、特に防寒する必要はありませんが、
霜柱で小さな苗が持ち上げられて枯れてしまうことがあるので、
寒冷地では地面に敷きわらなどをするとよいでしょう。
 

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二ゲラの実、切花やブーケにも使えます


■収穫

6月上旬〜9月下旬、花が咲いたら収穫します。

実は、7月中旬以降、果実が袋状に膨らんで
熟してきたら、ハサミで切って収穫します。

実をドライにするときは、収穫時期に注意します。
収穫が遅れると、風船状の実が茶色に変色しやすく、
早すぎると実がしぼんでしまいます。

実が大きくなりきったときに収穫すると、
きれいに仕上がります。


■病害虫

春先からアブラムシが発生しやすくなります。
茎葉、新芽、つぼみなどについて植物の栄養を
吸汁してしまうので、見つけ次第、駆除しましょう。
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