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ナスタチウム、元気な色合いが魅力です


ナスタチウムは、つる性種と、
つるが伸びない矮性種のものがあります。

とても育てやすくきれいなので、
花壇や寄せ植えにも最適です。

科名:ノウゼンハレン科
別名:キンレンカ(和名)、ノウゼンハレン
英名:nasturtium
性質:一年草
利用箇所:葉、花

   
arrow46-011.gif栽培ポイント
1.夏は暑さを避け、明るい日陰で管理します
2.窒素分は控えめにします
3.下葉かきをして、風通しよく管理します



花は鮮やかなオレンジ、黄色などで、
エディブルフラワーの代表です。
サラダに入れると彩りも鮮やかで美味です。

花や葉には、ワサビやクレソンに似た
ピリッとした辛味があります。
サンドイッチなどにはさむと、
アクセントになっておいしいです。

花が終わったあとの小さな実も、
ピクルスにしたりすり下ろして薬味に利用できます。

葉はビタミンCや鉄分を多く含み、
抗菌作用があります。


■栽培管理

ナスタチウムは日当たりのよい場所を好みますが、
真夏の直射日光には弱く、生育が衰えるので、
半日陰で栽培するとよいでしょう。

・タネまきと育苗
ナスタチウムの発芽適温は15〜20℃で、
タネまき適期は4月〜5月です。

ナスタチウムのタネは皮が硬いので、
発芽率を良くするために一晩水に浸けてから
タネまきをします。

1つのポットに3粒ずつタネをまきます。
1cmほどの穴を開け、タネをまいたら覆土し、
たっぷり水やりをします。

発芽後、本葉が2〜3枚になったら、
生育の良いものを1株残し、
他はハサミで切って間引きます。

・植え付け
5月中旬〜6月、苗が十分育ったら、
緩効性化成肥料を施した用土に
株間15〜20cmで、
根鉢を崩さないように植え付けます。

・摘芯
本葉が4〜6枚になった頃、頂点の芽を摘み、
摘芯をすると、わき芽が出てきて枝の数が増えて、
花もよく咲きボリュームもでます。

そのまま育てるとわき芽があまり生長せずに、
ひょろひょろしたバランスの悪い株になってしまいます。

・追肥と土寄せ
5月〜9月、暑い時期を除き、1ヶ月に1〜2回
追肥を施します。

1株当たり軽く1握り(約10g)の発酵油かすなどを
株の周囲に施します。
追肥後、土と肥料をよく混ぜ、株元に土を寄せます。

窒素分が多いと茎葉が茂るばかりで
花つきが悪くなるので、施しすぎに注意します。

・下葉かき
6月中旬〜9月上旬、下葉かきを行います。

葉が茂りすぎると株元の風通しが悪くなるので、
下葉や黄色くなった葉を取り除きます。

・水やり
水やりは加湿にならないように、
土が乾いたらたっぷり与えます。

ただし、水をやりすぎるとひょろひょろに育ったり、
葉っぱばかり茂って花が咲きにくくなるので注意します。

若干乾かしぎみに管理します。


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ナスタチウム、花、葉、実も食べられます


■収穫

5月中旬〜10月中旬、必要に応じて葉や、
開花した花を摘み取ります。


■病害虫

ナスタチウムには、ハダニやナメクジの被害が見られます。

ハダニは高温で乾燥する時期によく発生し、
葉に付いて吸汁して植物を弱らせます。
こまめに葉の表裏に水をかけると、
多少発生を予防することができます。
被害が大きい場合は薬剤を散布して駆除します。

高温多湿になると株が蒸れて立ち枯れ病が
発生しやすくなります。
下葉かきなどを行って、株が蒸れないようにしましょう。

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