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オーデコロンミントとも呼ばれる人気のミント


ミントは爽やかな香りが好まれ、
古くから世界各国で利用されてきたハーブです。

香り成分のメントールには殺菌、抗炎症作用があり、
”ハッカ脳”の原料として、合成品が普及するまで
ミントから抽出されてきました。

科名:シソ科
別名:ハッカ(和名)
英名:mint
性質:多年草
利用箇所:茎葉

   

arrow46-011.gif栽培ポイント
1.地下茎が伸びすぎないよう、枠植えにします
2.鉢植えなら、管理が楽です
3.葉が茂ったら、風通しが良くなるように収穫します



ミントを料理の彩りに利用すると、いつもの料理が
ワンランクアップします。

ミントはメントールを多く含むため古くから薬用としても利用され、
”ハッカ脳”の原料でもあります。

メントールは、現在でもリップクリームや、うがい薬、
筋肉痛や捻挫などの症状を緩和する配合剤などに
使用されています。


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アップルミント


■品種

ミントの仲間は品種が多く、香りも様々です。

ペパーミントは最も代表的な品種で、
爽やかな香りがあり、ミントの中で
最も薬効があるといわれています。

スペアミントは、ペパーミントより優しい香りで、
ティーや料理などによく使われます。

アップルミントは、甘いリンゴの香りと
ハッカの香りがあり、料理の飾りなどに
利用されています。

パイナップルミントは、パイナップルとリンゴを
ミックスしたようなやさしい香りがします。
葉の周囲に白〜クリーム色の斑(ふ)が
入っていて、庭や寄せ植えの彩りとしても
人気があります。

ペニーロイヤルミントは食用にはしませんが、
ペットのノミよけなどに利用されます。


■栽培管理

非常に生育が旺盛で、地下茎を四方に広げ、
他の植物の区画まで侵食してしまうため、
枠植えにしたほうが良いでしょう。

あらかじめミントの生育区画を決めて、
土中に枠を埋め込みます。
大き目の植木鉢ごと植え付けてもよいでしょう。

ミントの場合は地下茎で苦労するので、
鉢植えの方が管理しやすいです。

・タネまきと育苗
3月中旬〜5月下旬、ポットやセルトレイに
1〜2粒ずつタネをまき、薄く覆土し、
軽く押さえて土とタネとを密着させたら、
たっぷりと水を与えます。

挿し木や株分けでも、簡単に増やせます。

・植え場所
日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます。
水はけ、保水性が良く、風通しのよい場所がよいでしょう。

・植え付け
4月上旬〜6月中旬、葉が5枚以上でたら
元肥を施した用土に、根鉢を崩さないよう植え付けます。

植え付けたら、たっぷりと水を与えます。

・追肥と土寄せ
追肥の必要はほとんどありませんが、
生育が悪いようなら、1uあたり1握り(20〜30g)の
発酵油かすなどを株のまわりに施して、
土を軽くほぐしながら良く混ぜ、土寄せをします。

肥料が多すぎると香りが弱くなるので
与えすぎに注意します。

・水やり
表土がやや乾いたら、たっぷりと水を与えます。

・冬越し
ミントは長く育てると、株元が木化して、
株姿も乱れてきます。

晩秋になり枯れ始めたら、思い切って
地表近くまで切り戻してしまいます。

春になると、地下茎や株元から新芽が伸び、
再びこんもりと美しい株姿を楽しめます。

・鉢植え
鉢植えも、地植えと同様に育てられます。

生長が早く根詰まりしやすいので、
早めに株分けや植え替えをしましょう。


■収穫

葉が茂ったら、1年中収穫できます。
葉が茂っている部分を選び、ハサミで切って
収穫します。

葉を数枚残して切ると、わき芽が出てくるので、
繰り返し収穫できます。

花が咲くと葉や茎がかたくなるので、
早めに摘み取ります。


■病害虫

蒸れると、ハダニ、アブラムシ、イモムシ類が
発生しやすくなるため、梅雨前に刈り込んで
風通しを良くします。
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