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タカナ、育てやすく病害虫も出にくいです


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タカナ、大きく育てて収穫期間を長くできます
C)産直かだん屋


タカナ(高菜)は九州地方で多く栽培されている野菜で、
高菜漬でおなじみの独特の辛味が特徴です。

外葉から摘み取り、順次食べられることや、
ツケナ類の中ではとう立ちが最も遅いため、
11月〜5月と長期間収穫できるのも魅力です。

在来種が多く、三池高菜、勝男菜、紫高菜、柳川高菜、
長崎高菜、筑後高菜、山形高菜などがよく栽培されています。


■栽培管理

・容器
タカナは大きな株に育てるので、株間を広く取れる
大きめの容器が向いています。

しかし標準プランターでも、十分よく育ちます。

・用土
標準の用土でよく育ちます。

連作障害が出やすいので、前作がアブラナ科の植物を
栽培した土は使用しないようにします。

・タネまき
9月〜10月上旬がタネまき適期です。

育苗、直まきどちらもできます。

育苗の場合は、プランターに条まきし、
本葉2枚頃に間引き、本葉4〜5枚まで育てて、
株間21cmの千鳥植えで定植します。

※千鳥植え…1列おきに交互に植える植え方

直まきの場合は、2条にすじまきにし、
少しずつ間引いて、本葉4枚までに株間21cmにします。

長期栽培で株が大きくなるので、最終株間は21cmと、
他の葉菜より広めに取ります。

・間引き
混んでいる苗は間引いていきます。
間引き菜も、たいへん美味しいです。

・肥料
肥料あたりを起こすので、元肥は全層施肥せず、
定植後か最終間引きをしてから条溝施肥します。

以後20日ごとに3回、追肥を施します。

春になったら株をもたせるため、
3月〜4月にかけて2回程度追肥します。

標準プランターで20g、
菜園プランターや発泡スチロール箱で40g、
ジャンボプランターで60gを目安にします。

さらに、葉色が悪いと感じたら、その都度
液肥を施します。

・水やり
乾燥すると葉が硬くなるので、成長の遅い冬でも
水やりを忘れないように注意し、柔らかい葉を
収穫できるようにしましょう。


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タカナチャーハンもおいしいです


■収穫

11月下旬頃、株が十分大きくなってきたら、
外側の葉の付け根からかきとって収穫します。
葉の再生を促すため、中心の葉を4〜5枚
残しておきます。

冬の寒さや霜にあわせると、葉の風味がよくなります。

5月中旬まで収穫し続けるには、3月〜4月に
トウ(つぼみ)が伸びてきたら早めに見つけて摘み取り、
葉に栄養がいくようにします。

摘み取ったトウにも辛味があり、ナバナとして
食べることができます。


■病害虫

害虫はほとんどありませんが、生長点を
アブラムシに食べられないように気をつけます。
多く発生したら、できるだけ手やテープで取り除きましょう。