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家庭菜園のキュウリはみずみずしく最高です!
最近のキュウリはイボが少なくなりましたが、
昔のキュウリは痛いほどイボがありました。
イボは鮮度の目安にもなり、
イボがちくちくするものほど新鮮です。
キュウリはイボのトゲの色から、黒イボ種と
白イボ種に分けられます。
春キュウリとしては華南系黒イボ種が、
夏キュウリとしては華北系白イボ種が、
栽培されていました。
華北系白イボ種は果実全体が緑色できれいな上、
皮が薄くて歯切れがよいため、現在では、
白イボ種が1年を通して栽培されています。
■夏キュウリの育て方
ゴールデンウィーク頃、とキュウリの苗が出回るので、
苗で栽培する春キュウリが主体かと思いがちですが、
実はタネから育てる夏キュウリの方が、
育てやすく、初心者にはおすすめです。
支柱仕立てでは4月下旬〜5月上旬、
地這い作りでは6月頃にタネまきをします。
◎タネまきと育苗
幅90〜100cmの畝を作り、深さ20〜30cmの溝を掘り、
1株あたり堆肥2kgと化成肥料を2握り入れて混ぜ、
掘り上げた土を戻して5〜10cmの高さにします。
30〜40cm間隔で、1ヶ所あたり5〜6粒のタネを、
1〜2cmの深さにまいて、覆土をします。
タネまきをしたら、保温とタネバエの害を防ぐため、
ホットキャップなどをします。
発芽したら、キャップ上部に穴をあけて換気し、
内部が高温になり過ぎないようにします。
成長に合わせて徐々にキャップを破り、
本葉4〜5枚になったらキャップを外し、
1ヶ所1本に間引きます。
間引いたら、追肥をします。
株間に油かすや魚かすを1握りずつ施し、
中耕、土寄せをします。
追肥は3〜4週間ごとに2〜3回施します。
梅雨に入る前に、厚く敷きわらを敷いておきます。
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キュウリは大きめの鉢で育てられます。
◎摘芯から収穫まで
地這い性では、つるが横に広がって伸びます。
つるが40〜50cmになったら、つるの先端を摘み取り、
子づるを3〜4本出させて四方に這わせます。
この子づると、ここから伸びる孫づるに実がつきます。
支柱キュウリの場合は、2mの支柱を立て、
巻きひげが巻きつくようにゆるく誘引しておきます。
実がなったら、やわらかい若いうちに収穫しましょう。
収穫が遅れると味が悪くなる上、株の勢いも
悪くなってしまいます。
夏キュウリは、6月中旬〜9月初旬まで収穫できます。
■キュウリのわかりやすい育て方
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