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ウリの雌花

キュウリやスイカの仲間ですが、
作ってみると、漬け物はもちろん、サラダや煮物に活躍します。



arrow46-011.gif栽培ポイント
1.発芽から生育初期にかけては保温を必要とします
2.つるを摘芯して、孫つるに結実させます
3.確実な結実のために、人工授粉をします


ウリ(白瓜)はキュウリより太めで、いぼがなく、
多くの種類は淡緑色をしています。

東南アジア原産で中国から日本に渡来したといわれ、
キュウリよりも古くから作られています。

奈良漬の原料となりますが、生のウリは、
あまり市販されていません。

漬物にすると、シャキシャキした歯ごたえと、
爽快な味わいと香りが楽しめます。
家庭菜園ならではの味が魅力です。


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カラスウリ、食用には向きませんが、花が幻想的です


■品種

果皮がツルツルだったり、スジ模様が入っていたりと、
各地でたくさんの品種が作られています。

大きくシロウリ系、カタウリ系、シマウリ系、
交配種系に分けられ、シロウリ系の「東京大シロウリ」
「東京早生」、交配種系の「はぐらうり」などが
出回っています。


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愛らしいシマウリ


■栽培管理

東南アジア原産のため暑さと乾燥に強い反面、
寒さには弱いので、天候が不安定なときは、
ポットまきしてから植え付けるとうまく行きます。

・まき場所
タネまきの2週間前に、1u当たり2握りの、
苦土石灰をまいて、株間1m、深さ40cm、
直径30cmの穴を掘ります。

元肥として、堆肥バケツ1.5杯、油かす1握りを、
入れて土を埋め戻し、山高に盛り上げます。

ポリマルチで地温を上げておいてもよいでしょう。

・タネまき
4月中旬頃、1ヶ所に4〜6粒ずつタネをまき、
覆土、水やりをしたら、本葉3〜4枚まで、
ホットキャップをかけて育てます。

ポットまきなら、3月下旬頃からまけます。
ビニールをかけて、暖かい場所で管理します。

・植え付け
ぼっとまきした苗や市販のポット苗は、
5月中旬から植え付けられます。

水はけのよい砂質土や火山灰土ではやや浅植えに、
水はけの悪い粘質土ではさらに浅植えにします。

1週間後から2〜3回、硫安を株周りに追肥します。

・摘芯
梅雨に入ったら、親づるを4〜5節で摘芯し、
子づるを出させます。

子づるは生育の良い2〜3本残し、
8〜10節で摘芯し、孫づるを出させます。
孫づるは着果させるため、4節で摘芯します。

敷きわらをして、絡まないように誘引します。
孫づる以外にできた雌花は、早めに摘み取ります。

・人工授粉
雄花が咲いてから雌花が咲くので、確実な結実のために、
雄花の花粉を雌花の柱頭にふれさせ、人工授粉します。
人工授粉は、午前中に行います。

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ウリ、冬瓜


■収穫

開花後、20日ほどたったら、15〜20cmくらいの実を
切り取り収穫します。

緑と白のまだらになっている場合は、
日当たりが悪くて色むらになっているので、
”玉直し”をします。

つるごと持ち上げて無理なく、つるが上になるように
置き直し、白い部分にも日を当てます。


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菜園仲間は、漬け物が一番美味しい! と言っています


■病害虫

病害虫には強いほうですが、多雨で株が蒸れると、
べと病やウドンコ病になりやすいので、敷きわらをして
病気になった葉はすぐに取り除きます。

アブラムシも見つけ次第除去します。

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