common bean (3).jpg
インゲン、びっしり実ります


arrow46-011.gif栽培ポイント
1.マメ科の植物の連作を避けます
2.あらかじめ苦土石灰をまいて耕しておきます
3.タネまき後には鳥害対策を立てます


インゲンは中央アメリカ原産で、
日本には隠元禅師が伝えたといわれていて、
名前の由来にもなっています。

インゲンは未熟な状態で収穫し、
さやごと食べる豆です。

初心者は、タネまきから収穫までの期間が短く、
収穫期間も短いつるなし種が育てやすいでしょう。
つるあり種は、夏まきでき、
収穫期間が長いのが特徴です。

関西では三度豆とも言われるとおり、
1年に何度も季節に合った品種をまき収穫できます。


■品種
つるなし種では「耐病モロッコ」、「初みどり2号」が、
つるあり種では「ケンタッキー101」「アーロン」
「ソネット」などがおすすめです。


common bean (1).jpg
インゲンの発芽

common beanx.jpg
採り立てのインゲンの胡麻和え、おいしいです!


■栽培管理
インゲンはマメ科の植物の中でも連作障害が出やすいので、
3〜4年は間をあけます。

・まき場所
インゲンは、温度さえあれば発芽しやすいので、
直まきが楽です。

水はけの良い肥沃な場所を選びます。
酸性土を嫌うので、タネまきの2週間前に、
苦土石灰をまいて耕しておきます。

つるなし種は幅70cmの畝に
株間20〜30cmで2条まき、
つるあり種は畝幅90cmで、
株間30〜40cmの2条まきにします。

1ヶ所につき乾燥鶏ふんか化成肥料を1握り、
元肥として施し、土を埋め戻します。

・タネまき
つるなし種は4月下旬〜7月いっぱいまでまけます。
タネまき後50日くらいで収穫できる品種が多く、
一気に収穫が終わってしまわないよう、
10日ほどずらして2〜3回まいて、
長く収穫できるようにすると良いでしょう。

つるあり種は収穫まで70日前後ですが、
収穫期間も長く続きます。
暑さに強いので、5月か、7〜8月にまきます。

2条がずれるように千鳥にビール瓶などを、
押し付けたまき穴をつけ、3〜4粒ずつまいて、
1cmほど覆土します。

・間引きと追肥
本葉2〜3枚で2本に間引き、化成肥料を施して、
中耕、土寄せをします。
つるあり種は2回行います。

間引き苗は、発芽しなかった場所や、
鳥害にあった箇所に補植します。

・支柱たて
つるあり種は、つるが出てくるのを目安に、支柱を立てます。
特に誘引しなくても、つるが絡んで登っていきます。

つるなし種の場合は、つるは伸びてはいきませんが、
インゲン自体の茎だけでは倒れてしまう恐れもあるので、
短い支柱を立てて支えてあげると良いでしょう。

・水やり
種をまいて最初に水を与えたら、
芽が出るまではあまり水を与えないようにします。
あまり水分が多いと、発芽前に種が腐ってしまいます。

発芽後は、インゲンは乾燥に弱いので、
乾かさないように適度に水を与えます。


■収穫

種袋に記された収穫日数を目安に、
やわらかい実を摘み取ります。
開花後10日くらいから収穫できます。

早取りしていくことで、次々と実っていきますから
たくさん収穫できますし、長く収穫期間を楽しめます。

採り遅れるとかたくなってしまうので、注意します。


■病害虫

病害虫は少ないほうですが、
まいたタネが鳥に食べられやすいので、
本葉が出るまでは鳥よけネットなどを張ります。

成長後はアブラムシとハダニを防除します。

さび病がひどいときはダイゼンを、
褐斑病、菌核病が発生したらトップジンMを散布します。