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ナスの実がかたくなるだけでしたら、
乾燥が考えられます。

ナスは夏の乾燥に弱く、乾燥すると生育が悪くなり、
果実の皮がかたくなります。

これを防ぐには、乾燥させすぎないように、
梅雨が明けたら畝にわらや刈草などを厚く敷き、
株を乾燥から守ってあげましょう。

ポリマルチをしてある場合は、
外してから敷きわらをします。

乾燥は病害虫の発生原因にもつながるため、
特に乾燥が激しいときには、敷きわらをした上で、
地植えであっても、畝間に水をたっぷり与えます。


単為結果たんいけっかとは?

実がかたく、ツヤのない小さなナスになるのは、
単為結果(たんいけっか)によるもので、
このようなナスを「石ナス」といいます。

単為結果とは、受粉や受精が行われずに
子房が大きくなって結実する現象です。
受精が不完全なため、果実の中に種子ができないまま
着果すると、このようにかたく、小さくなります。


単為結果になる原因

単為結果になる原因としては、次のような要因が
考えられます。

1.窒素肥料の過剰により、葉茎が大きくなり過ぎて
  花の育ちが不良になる
2.肥料切れ
3.水切れ
4.開花前後に低温に当たる
5.日照不足
6.ホルモン不足により、養分が実に行き渡らない

石ナスになってしまうと、葉で光合成された炭水化物が
実にうまく移動されないため再び葉や茎に戻り、
葉や茎が茂るばかりでますます実が着かなくなるという
悪循環に陥ってしまいます。


単為結果石ナスへの対策

トマトに使われるホルモン剤である、
「トマトトーン」を散布すると、
着果がよくなり、果実の肥大も促進されて、
石ナスの発生をなくすことができます。

それとともに、花や実に日光が良くあたるように、
適度に整枝・摘葉をしたり、
敷きわらを敷いて過度の乾燥を、
防止したりしましょう。

また、気温が低い時期には、
トンネルやあんどんなどで保温します。
特に、夜間の温度が15℃以下になると、
受粉が不完全になってしまうため、注意します。

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