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チャノホコリダニの被害にあって葉や花が丸まっています


ナス・ピーマンの葉が縮んだり、
果実もヘタも褐色になってしまった場合は、
チャノホコリダニによる被害が考えられます。


チャノホコリダニとは?

チャノホコリダニは体長が0.2mmくらいと小さく、
肉眼ではほとんど見ることができません。
作物に異常が現れてから、
その発生に気づくことが多い害虫です。

チャノホコリダニの発生は梅雨明けとともに増え、
8月下旬〜10月に被害が多発します。

チャノホコリダニの被害を受けると、
葉がわい小、奇形となり、細長く丸まったりし、
ひどいときには枯死したり、葉が落ちたりします。

チャノホコリダニは新葉や芯部に多く寄生するため、
ナスやピーマンの生長が止まり、
いわゆる”芯止まり症状”となります。

つぼみに寄生すると、つぼみは開花しなかったり、
奇形花になったりします。

果実に寄生すると、ヘタの部分がさびを吹いたように
褐色になり、果実の表面にもさび症状が現れ、
果実が肥大するとその部分で裂けることもあります。


チャノホコリダニ防除法

チャノホコリダニの症状が見られたら、
できるだけ早く殺ダニ剤を散布します。
1週間おきに数回、葉の裏に、
ていねいに散布します。

ただし、殺ダニ剤の”ケルセン”は、
ナスに使用すると薬害が発生するため、
使用してはいけません。


チャノホコリダニ被害防ぐには?

チャノホコリダニの被害を予防するには、
梅雨明け後に敷きわらをして、
乾燥を防ぐことが大切です。

また、外部からホコリダニ類を持ち込まないことも大切です。
ホコリダニ類の被害の多い植物を入手するときは、
新葉や新芽に異常がないか細かくチェックし、
ホコリダニ類に寄生されていないものを入手しましょう。

下記の植物はホコリダニ類に寄生されやすいため、
ナスやピーマンを栽培しているときには、
以下の植物を入手する際に、気をつけましょう。

ミカン、イチジク、キウイフルーツ、クリ、ナス、
トマト、キュウリ、スイカ、ピーマン、ニンジン、
シクラメン、ガーベラ、デルフィ二ウム、アザレア、
ベゴニア、ゼラニウム、ダリア、キクなど。