
チャノホコリダニの被害にあって葉や花が丸まっています
ナス・ピーマンの葉が縮んだり、
果実もヘタも褐色になってしまった場合は、
チャノホコリダニによる被害が考えられます。
■チャノホコリダニとは?
チャノホコリダニは体長が0.2mmくらいと小さく、
肉眼ではほとんど見ることができません。
作物に異常が現れてから、
その発生に気づくことが多い害虫です。
チャノホコリダニの発生は梅雨明けとともに増え、
8月下旬〜10月に被害が多発します。
チャノホコリダニの被害を受けると、
葉がわい小、奇形となり、細長く丸まったりし、
ひどいときには枯死したり、葉が落ちたりします。
チャノホコリダニは新葉や芯部に多く寄生するため、
ナスやピーマンの生長が止まり、
いわゆる”芯止まり症状”となります。
つぼみに寄生すると、つぼみは開花しなかったり、
奇形花になったりします。
果実に寄生すると、ヘタの部分がさびを吹いたように
褐色になり、果実の表面にもさび症状が現れ、
果実が肥大するとその部分で裂けることもあります。
■チャノホコリダニの防除法
チャノホコリダニの症状が見られたら、
できるだけ早く殺ダニ剤を散布します。
1週間おきに数回、葉の裏に、
ていねいに散布します。
ただし、殺ダニ剤の”ケルセン”は、
ナスに使用すると薬害が発生するため、
使用してはいけません。
■チャノホコリダニの被害を防ぐには?
チャノホコリダニの被害を予防するには、
梅雨明け後に敷きわらをして、
乾燥を防ぐことが大切です。
また、外部からホコリダニ類を持ち込まないことも大切です。
ホコリダニ類の被害の多い植物を入手するときは、
新葉や新芽に異常がないか細かくチェックし、
ホコリダニ類に寄生されていないものを入手しましょう。
下記の植物はホコリダニ類に寄生されやすいため、
ナスやピーマンを栽培しているときには、
以下の植物を入手する際に、気をつけましょう。
ミカン、イチジク、キウイフルーツ、クリ、ナス、
トマト、キュウリ、スイカ、ピーマン、ニンジン、
シクラメン、ガーベラ、デルフィ二ウム、アザレア、
ベゴニア、ゼラニウム、ダリア、キクなど。
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