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健康なホウレンソウは、美しい緑


ホウレンソウは年間を通して栽培できますが、
冷涼な気候を好むため、家庭菜園では、
育てやすく、とう立ちの心配もない秋まきがよいでしょう。

また、味の点でも、ホウレンソウは冬においしくなります。
農家では、収穫前にビニールハウスを開放し、
冷温にさらす”寒締め(かんじめ)”が行われるほどです。


ホウレンソウ黄色くなる理由

ホウレンソウが発芽後、葉が黄色く変色してしまうのは、
酸性土の影響で根が傷んだのが原因です。

ホウレンソウは野菜の中でも特に酸性土に弱く、
中性〜弱アルカリ性(pH7〜8)の土壌で、
良く育ちます。

酸性土壌では、葉が黄色くなり、
いくら施肥しても成長が止まってしまいます。

pHが5以下の極端な酸性土壌では、
本葉が出るか出ないうちに赤く枯れてしまいます。
このような株を引き抜いてみると、根の伸びが
1〜2cm程度で止まってしまっています。


酸性土壌改良仕方は?

酸性土壌を改良するには、タネまき前に苦土石灰を施して、
中性〜弱アルカリ性に調整する必要があります。

タネまきの2週間前までに、苦土石灰を1u当たり3握り施して、
良く耕しておきます。
このとき、排水性や土のかたさを適正にするため、
腐葉土を一緒にすきこんでもよいでしょう。

タネまきの1週間前になったら、元肥として、
1uあたり堆肥をバケツ1杯、化成肥料を2握り施します。

タネまきの前に苦土石灰や堆肥など施すのは、
これらは土になじむのに時間がかかるためです。

また、堆肥を混ぜ込んでからすぐに植え付けると、
堆肥の二次分解が始まり、タネや苗を傷めてしまう、
恐れがあるため、二次分解が終わるまで、
1週間程度間をあけるのです。

また、苦土石灰を先に施す理由は、苦土石灰は、
肥料と化学反応して分解させてしまったり、
化学反応時に発生するガスや反応熱が、
植物に悪影響を与えるため、苦土石灰と肥料類は、
1週間以上間をあけて別々に施します。


菜園酸性土壌かを知る方法

自分の菜園が酸性土壌かどうかを知る方法で、
一番確実なのは、園芸店などで売っている
土壌酸度を調べる試薬を利用する方法です。

また、雑草の生え具合でも、大まかに分かります。
ハコベ、オオバコ、スギナなどは酸性土壌を好むため、
これらの雑草が生えている場所は、酸性土壌といえます。

なお、酸性の土壌では、リン酸分が不足していることが
多いので、苦土石灰でpHを調整すると共に、
合わせてリン酸を施すと良いでしょう。